2026年8月27日、株式会社エス・エム・エスは、同社が提供するダイレクトリクルーティング「ウェルミージョブ」が全国の介護従事者555人を対象に実施した「6月の介護報酬改定 実感調査」の結果を公表しました。
2026年6月の介護報酬改定は、2025年11月の総合経済対策に基づき、2027年の次期改定を待たずに介護従事者の賃上げを目的として実施された期中改定です。
しかし、同社の調査では、賃上げが給与に反映された、または反映される予定と回答した人は約3割にとどまっています。
約7割が賃上げを実感できていない

調査では、賃上げについて「実施なし」が29.7%、「わからない」が38.9%となり、合わせて約7割が現時点で賃上げを実感できていない結果となっています。

また、改定について事業所から「十分な説明があった」と回答した人は9.7%にとどまり、「説明はなかった」は半数を超えました。


職場満足度については「変わらない」が67.9%で最多でしたが、基本給が引き上げられた人に限ると「上がった」が62.6%となっています。賞与・一時金で支給された人の35.3%と比べても、大きな差がみられました。
編集部より
今回の調査で注目したいのは、賃上げの有無だけでなく、その方法や職員への説明によって受け止め方に差が出ている点です。
また、職場満足度への影響が大きい一方で満足度が低い項目として、「将来のキャリア展望」「評価の公正さ・基準の明確さ」「業務改善提案のしやすさ」が挙げられています。
介護職の定着を考えるうえでは、給与改善に加え、働き続けた先をイメージできる仕組みや、納得感のある評価、現場の声を反映しやすい環境を整えることも重要な課題といえそうです。
参照元:プレスリリース
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