東京都青梅市では、在宅認知症高齢者がひとりで外出し、帰り方が分からなくなった場合に備え、「青梅市在宅認知症高齢者位置探索機器取付加工費等助成金」を開始しました。
介護する家族等がGPSで位置探索を行えるよう、本人の所持品等へ機器を取り付ける際の加工費用を助成します。
目次
この記事でわかること
- 青梅市の「GPS機器取付加工費等助成金」の対象者と申請要件
- 助成される費用の内容と上限額(最大5,000円)
- 申請から助成金交付までの手続きの流れ
対象は在宅認知症高齢者を介護する家族等
助成の対象となる「在宅認知症高齢者」は、以下に該当する方です。
【在宅認知症高齢者】
- 自宅または有料老人ホームで生活している
- 青梅市内に住所を有する満65歳以上
- 認知症の症状または認知症を疑う症状がある
- ひとりで外出し、帰り方が分からなくなる恐れがある
また、助成金を申請できるのは、青梅市民で在宅認知症高齢者を介護する家族等のうち、申請日時点で以下の要件をすべて満たす方です。
【申請者の主な要件】
- 在宅認知症高齢者の所持品等へのGPS機器の取り付け加工費用を負担している
- 位置探索を目的として機器を利用している、または利用開始のために機器を取得している
- 本助成金の交付申請がされていない在宅認知症高齢者を介護している
- 市町村民税(特別区民税を含む)を滞納していない
対象となる高齢者だけでなく、申請する家族等にも要件が設けられているため、申請前に確認しておくことが必要となります。
GPS機器の取り付け加工費を最大5,000円助成
助成対象となるのは、靴など在宅認知症高齢者の所持品等へGPS機器を取り付けるために負担した材料費および加工費です。助成金の交付額は5,000円が上限となります。
申請は青梅市役所の高齢者支援課窓口で受付
申請する場合は、助成金交付申請書に必要事項を記入し、青梅市役所1階の高齢者支援課窓口へ提出が必要です。申請書は市のホームページからダウンロード、または窓口でも用意されています。
申請後、市による審査を経て交付・却下が決定。交付決定後にGPS機器の取り付け加工と費用の支払いを行い、交付決定日の属する年度の3月31日までに完了する必要があります。
※交付決定前に加工を行った場合は助成の対象外となるため、必ず交付決定後に加工を実施してください。
加工後は実績報告と助成金の請求が必要
加工完了後は、実績報告書に加工費用を支払ったことが分かる領収証等と、加工前・加工後の写真を添付して市へ提出。その後、市が交付額を確定し、申請者が助成金交付請求書を提出すると、指定した口座へ助成金が振り込まれます。
まとめ:申請前に対象要件と手続きの流れを確認しよう
認知症の症状等により、ひとりでの外出時に帰り方が分からなくなる恐れがある方を介護している家族等は、対象要件や手続きの流れを確認したうえで活用を検討するとよいでしょう。
参照元:青梅市 在宅認知症高齢者の所持品等へのGPS機器取り付け費用を助成する事業を開始します

介護現場の「伴走者」。豊富な相談実績から、最適な選択肢を提案します。
介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)での相談援助職を経て、現在は多角的な視点から介護支援を行う。社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャーの3つの資格を保持し、制度の裏側から現場のリアルまでを熟知。これまで数多くの家族の悩みに向き合ってきた経験から、読者の「今、どうすればいい?」に対する的確な解決策を提示します。
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