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通所介護・地域密着型通所介護デイサービスの違いと料金を解説

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「自宅で安心して暮らしたいけど、少し不安…」そんな方におすすめなのが通所介護(デイサービス)です。食事や入浴のサポートだけでなく、他の利用者との交流も楽しめます。

この記事では、通所介護・地域密着型通所介護(デイサービス)のメリットや注意点、利用を検討する際のポイントを解説します。

通所介護・地域密着型通所介護(デイサービス)とは?

通所介護とは、要介護状態の高齢者や障害者が日中の居場所としてに通う場所です。事業所で必要な介護や支援を受け、在宅における自分で生活を管理する能力を維持しています。

地域密着型通所介護(デイサービス)は、通所介護よりも地域のニーズに合わせて少人数で形成されています。利用できる条件がはっきりしているため地域の高齢者が住み慣れた環境で安心して生活できるよう支援します。

このようなサービスでは、食事や入浴、リハビリテーションなどが提供され、利用者は社会的な交流を持つ機会も得られます。デイサービスは単なる介護の場にとどまりません。利用者の方々が社会とのつながりをもちながら、豊かな生活を送るための基盤となる場所ともいえるでしょう。

通所介護を利用したりサービスの内容を理解したりすることは、高齢者の生活を考える上で大切なことなのです。

通所介護とは

通所介護とは、要介護者に対して適切な看護やリハビリテーションを提供し、生活の質を向上させることが目的です。基本的な生活の場所を自宅と定めているため、活動場所までは送迎サービスが行われます。

利用者は通常、1日のうちに3時間から10時間の時間を過ごします。回数は利用者の状況や状況に合わせてケアマネージャーと相談して決めていきます。

平成28年度(2016年)からは、介護報酬の改定に伴い、通所介護サービス提供の体制が見直され、利用者にとっての居心地の良さを追求しています。利用定員は18人以下の小規模なグループでの支援が奨励されています。どの事業所を選ぶかで、利用者の過ごし方が変わってきます。

地域密着型通介護とは

地域密着型通介護デイサービスとは、事業者のある市区町村に住民票がある方が利用できます。地域の高齢者や障害者に対して、必要な福祉サービスを提供することを目的としたシステムです。

地域密着型であるため、顔見知りがいたり職員との話題も弾んだりしやすい特徴があります。地域密着型デイサービスでも、基本的な日常生活に必要な支援を行っています。

例えば、食事や入浴、リハビリテーションなど。利用者や家族にとってサービスを提供しています。

地域のニーズに応じた柔軟な福祉サービスを展開し、高齢者や障害者が自立した生活を送るための重要な支援となっています。

通所介護と地域密着型通所介護(デイサービス)の違い

通所介護と地域密着型通所介護(デイサービス)の違いは、利用対象者の地域や運営の形態の違いが大きいです。通所型デイサービスは大規模な施設で多くの利用者が利用しています。サービスの種類も幅広く、専門的なリハビリや医療処置を受けることも可能です。

地域密着型は小規模で利用条件が限定されています。

以下一覧にまとめているので、参考にしてください。

通所介護地域密着型通所介護
利用地域どこに住んでいても利用可能 利用は事業所の空き状況次第です。場合によっては少々離れた地域に通う場合もあり。原則として事業所のある地域に住民票がある人に限られる
サービス内容食事、入浴、排せつの介助、機能訓練、レクリエーションなどの一般的な介護サービスを提供よりきめ細やかな個別ニーズに沿ったサービスを提供(レクリエーションで遊びながら体力維持や筋力アップに努めるなど特色はさまざま)
おすすめの利用者・安定したサービスを提供する施設を希望する人 ・家族だけでの介護に限界を感じている人
・多くの利用者と交流を持ちたい人 ・介護者と離れて暮らす人
・「昔からここに住んでいたから」「この地域が好き」と語る利用者
・少人数でアットホームな環境を求める人 ・遊びながら体力を維持したい利用者
定員数19名~
比較的大規模な施設
~18名
小規模施設で家庭的な事業所
運営管理都道府県市区町村
費用安価やや高め

地域密着型通所介護デイサービスへ移行する理由

地域密着型通所介護デイサービスへ移行する理由は、地域のニーズに応じたサービスを提供することが重要だからです。高齢者や障害者が住み慣れた市区町村で生活を続けられるよう、専門家がサポートします。地域密着型のサービスは、利用者との距離が近く、個別のニーズに応じた対応が可能です。

また、地域の特性や文化に基づいた解説や活動を行うことで、利用者の生活の質を向上させることができます。地域住民が共に支え合うことで、より良い環境を作り出すことが期待されます。これにより、利用者は安心して通所介護デイサービスを利用できるようになり、地域全体が活性化することが目指されます。

通所介護・地域密着型通所介護(デイサービス)に通うメリット

通所介護や地域密着型通所介護デイサービスに通うことは、高齢者にとって多くのメリットがあります。まず、専門のスタッフによるサポートを受けることで、安心して生活を続けることができる点が挙げられます。

昔からの居住地域では仲間との交流がしやすく、孤独感を軽減する効果も期待。

日常的なリハビリやレクリエーション活動も行われています。意識的な運動動作や遊びを通じての筋力維持、身体機能の維持や向上が図れることも重要です。これにより、健康状態が改善され、生活の質も向上することが期待できます。加えて、家族にとっても、介護の負担を軽減し、安心して日常生活を送る手助けとなるため、双方にとってのメリットがあると言えるでしょう。

①身体機能の維持・向上

通所介護では、日中身体機能を維持できるトレーニングを行います。通所介護で過ごすことで、日常生活動作の自立性が高められるのです。

体操などを行い、意識的に関節の可動域を広げてます。機能訓練を通して筋肉の衰えを防ぐ他、体幹を意識。身体の感覚やバランスを意識した動きは、自宅での転倒予防となり大きいなケガを防げます。

②認知機能の維持・向上

デイサービスで行うレクリエーションやグループワークなどは、脳を活性化させます。さまざまな活動を通して記憶力や判断力、思考力などの認知機能の低下を予防するのです。

認知症の発症リスクを低減させる効果も期待できます。

③精神的な安定

通所介護事業所に通うことが、精神的な安定になります。多くの人とのコミュニケーションは、孤独感を解消。デイサービスで会う利用者との交流やスタッフとの会話が刺激となり、心の安定を図ります。

会いたい人ができると、通所介護に通う目的ができます。達成感や自己肯定感を育むことで、生きがいを見つけることにもなるでしょう。

④家族の介護負担を軽減

デイサービスを利用することで日中の利用者の居場所が確保できます。昼間の時間間隔を持ちながら食事や機能訓練を行えます。利用者にとっての生活の一部とすることで夜間にしっかりとした睡眠が確保できるでしょう。

また見守りがあるため、心配な場合も安心です。日中の様子や変化などは適宜デイサービスから報告があります。

利用者にとって最初は慣れない場所に抵抗を示す人もいるでしょう。こうした不安にもスタッフが寄り添います。デイサービスで過ごす時間があれば、家族にとっての介護負担が軽減されるのです。

地域密着型通介護所のサービス内容

地域密着型デイサービスでは、食事や入浴、機能訓練などの基本的なサービスに加え、各事業所ごとに特徴をもったサービスの提供も行っている場合があります。一例をご紹介します。

サービス内容取り組み
食事・栄養バランスの取れた食事提供
・食事介助
・季節の食材を使った行事食
・利用者の嗜好に合わせたメニュー提供
入浴・入浴介助
・浴槽移乗や清拭
・アロマテラピーや音楽療法を取り入れたリラクゼーション効果の高い入浴サービス
機能訓練・体力や柔軟性を維持・向上させるための運動
・日常生活動作の練習
・認知機能訓練
・オーダーメイドによる身体プログラム
レクリエーション・ゲームや歌、創作活動などのレクリエーション・季節のイベント
・地域との交流イベント
送迎・自宅から施設までの送迎(利用しないケースもあり)

通所介護・地域密着型通所介護(デイサービス)の利用料金

通所介護や地域密着型通所介護サービスの利用料金は、介護度や利用回数によって決められています。最終的な料金決定は、利用するサービスの質や量によって変動します。

厚生労働省資料を参考に、利用料金を一覧表にまとめています。こちらの表記では送迎に係る費用も含んでいます。日常生活費(食費・おむつ代など)などは、別途負担です。

契約時に提供するサービスの幅を確認しておくと安心です。

サービス費用の設定利用者負担(1割)
(1回につき)
通常規模の事業所の場合
(7時間以上8時間未満)
※通常規模とは1ヵ月の平均利用延べ人数750人以内を指します。
要介護1658円
要介護2777円
要介護3900円
要介護41,023円
要介護51,148円

※厚生労働省:利用者負担 

通所介護・地域密着型(デイサービス)に通うメリット

通所介護や地域密着型デイサービスでは地域の高齢者が集まることで、コミュニケーションの機会が増え、孤独感を軽減することができます。こうしたサービスは、町村の特性に合わせたプログラムを提供しており、利用者一人ひとりのニーズに応じた支援が行われます。

通所介護や地域密着型デイサービスは、高齢者にとって心身の健康を支える重要な役割を果たしており、地域社会との連携を深める絶好の機会とも言えるでしょう。

利用者と家族、それぞれの視点でメリットを説明します。

利用者にとってのメリット

利用者にとってのメリットは以下の5つです。

  1. 食事の栄養バランスが改善
  2. 安全で快適な環境で過ごせる
  3. 認知機能の維持・向上
  4. 身体機能の維持・向上
  5. 社会との繋がりを維持できる

通所介護に通うこと自体が、利用者にとっては外出の目的になります。一週間の生活リズムを作り、日中と夜間の身体のリズムにメリハリが生まれます。他の利用者との交流を通して、社会とのつながりを維持。

デイサービスに行くことで新しい生きがいを見つけることも期待できるでしょう。

家族にとってのメリット

家族にとってのメリットは、以下の5つです。

  1. 利用者の定期的な健康管理
  2. 専門的なケアの提供
  3. 家族の安心感の獲得
  4. 介護負担の軽減
  5. 介護に関する情報収集

家族にとってのメリットは、利用者が長く生きられるためのケアをしてもらえるということです。家にいるだけでは認知や運動機能は衰えるばかりです。本人のできることを維持しつつ、新しい目標に向かって張り切る姿に元気をもらえるでしょう。

また、デイサービスを利用することで、自宅での過ごし方や介護方法についても相談したり助言してもらえるようになります。介護を支える側も精神的にも気持ちが軽くなり安心感を得られるでしょう。

通所介護・地域密着型通所介護デイサービスに通う際の注意点

通所介護や地域密着型通所介護デイサービスを利用する際には、集団での場所であることを忘れてはいけません。そのための注意点は事業者との関係のために守れるようにしましょう。

5つの注意点を知ることで、長くデイサービスを利用できるようになります。理由を合わせて、解説します。

注意点①貴重品は持っていかない

貴重品はトラブルのもとになりやすいので、もっていかないようにしましょう。利用者の中には、現金を持っていると安心する方もいらっしゃいます。ですが、万が一紛失したり盗まれ足りした場合、大きなトラブルになる可能性もあります。

また、通帳やキャッシュカード、宝石や高級時計などの貴重品も持参を控えましょう。デイサービス利用中は、現金は一切必要ないので持参しないようにしましょう。

注意点②利用者の健康状態を整えておく

デイサービスを利用する際は、健康である必要があります。事前に自分の健康状態を把握し持病がある場合は担当の医師に相談しておきましょう。

デイサービスのスタッフには、家族からできるだけ利用者の健康状態について詳しく伝えるようにしましょう。事前の情報を共有しておくことで、体調変化の兆候をを見逃しにくくなります。

当日の体温が37度を超えている場合、利用をお断りされる場合があります。家族と同居している場合に家族にインフルエンザなどの感染症が出たときなども、利用に関して相談してください。

注意点③他の利用者や職員に物を渡さない

他の利用者や職員に、お菓子やお金などは渡さないでください。好意で行った場合でも後々トラブルとなる場合があるからです。

たとえば、お菓子などを利用者同士が職員に見えないところで渡していたとします。そのお菓子が原因でアレルギーや食中毒になったり喉に詰まらせたりしたら、大変な事態になりかねません。

物の受け渡しは禁止している事業所がほとんどです。万が一のトラブルの原因となる可能性がある行動は控えておきましょう。

注意点④介護保険で提供できるサービスの範囲を利用者・家族ともに理解しておく

デイサービスで提供されるサービスは、あくまでも介護保険の利用範囲内と決められています。この利用の幅については、利用者とその家族がしっかりと理解しておくことが重要です。

たとえば、デイサービスで入浴を希望した場合、その着替えは利用者本人または家族が用意します。自分で準備をすることが難しい場合は、訪問介護で別途「デイサービスの準備」といったケアプランを含めてもらう対処が必要です。

ケアプランは、利用者の状況によって都度変更が可能です。利用者が長く通えるように、事業所、家族、各所で連携を図っていきましょう。

注意点⑤事業所との連絡はこまめに行う

通所介護事業所との連絡はこまめに行いましょう。利用者本人を囲む家族、ケアマネージャー、医療機関、介護事業所の情報を共有することで、何かあった場合迅速に対応できます。

連絡を怠ると、利用者を取り巻く環境が悪化します。健康状態が悪化したり必要なサービスを受けられなかったりします。たとえば、足腰の筋力が低下し、リハビリを必要すると医師から言われた場合。デイサービスに機能訓練を追加したり、内容によってはデイサービス自体を変更したりする必要があります。

連絡をこまめに行うことは、利用者の生活を守り通所介護・地域密着型を利用するうえで大切です。

通所介護・地域密着型通所介護(デイサービス)の選ぶポイント4つ

通所介護や地域密着型通所介護(デイサービス)は、サービス内容・雰囲気・立地・費用の4つに着目して選びましょう。それぞれの理由を解説します。

①サービス内容

通所介護は、一律のサービスを提供しています。食事、入浴、リハビリテーションなどです。

それに対し地域密着型デイサービスでは、事業者ごとに提供している内容が異なります。例えば、地域のボランティアを招いてレクリエーションをしたり、幼稚園や保育園と交流し地域の顔見知りを増やしたりなど。

➁雰囲気

実際に施設を見学し、雰囲気やサービスを体験してみてください。事前に体験することで、そこにいる他の利用者と話が合うか、日中に過ごしやすいかなどを確認できます。

この時にスタッフと利用者のやり取りも見ておくとよいでしょう。地域密着型ではこうした場合に方言で話したり、地元ならではの独特の言い回しなども聞くことができます。

利用者が通うにあたりどのように過ごせるかを判断しましょう。

➂立地

自宅からデイサービスまでの距離も重要なポイントです。送迎時に移動距離が長い場合、車に乗っている時間が利用者の負担になったり、精神的に不安定になったりする場合があるので注意が必要です。

すぐに迎えに行ける距離であれば利用中に具合が悪くなったり緊急時の際も、安心です。

④費用

デイサービスの費用は、施設によって異なります。介護保険の給付額と自己負担額を合わせ、自分が負担できる範囲内の費用で利用できる施設を選びましょう。

通所介護・地域密着型通所介護(デイサービス)の利用手順

通所介護・地域密着型通所介護(デイサービス)を利用するには、以下の手順で行います。

  1. 介護認定申請
  2. ケアプランの作成
  3. デイサービスの見学・体験
  4. 申し込み手続き
  5. 利用開始

まずは、市区町村の窓口で介護認定の申請を行います。その後、認定の結果に基づいてケアマネージャーがケアプランを作成していきます。デイサービスの見学は数カ所をピックアップし、より合っている事業所はどこなのか検討するのがおすすめです。

見学や体験は、利用者本人に判断してもらうのが一番ですが家族で行うこともできます。利用者にとっては日中のほとんどを過ごす場所です。よく相談しながら利用を決めてください。

まとめ

通所介護・地域密着型通所介護(デイサービス)は、自宅で長く生活してもらうために入浴やリハビリを行う場所です。デイサービスを利用することで、利用者はより自宅で長く生活をすることができるのです。通所介護デイサービスは、全国どこでも選ぶことができるため、遠方からの介護支援でも十分可能です。

地域密着型介護デイサービスは、市区町村に住民票が必要です。利用者の条件を限りなく限定していることで、同じ地域の人で交流を楽しみながら過ごしてもらえるのです。

通所介護・地域密着型通所介護(デイサービス)どちらを選ぶかは、利用者本人またはご家族です。ぜひご検討ください。

参考元:厚生労働省:「通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護」厚生労働省:介護事業所・生活関連情報検索「どんなサービスがあるの?通所介護」厚生労働省:「地域密着型サービスの概要」厚生労働省:介護事業所・生活関連情報検索

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