在宅で重い障がいのあるお子さんやご家族を支える方にとって、「ひとときの休息」はとても大切です。
小平市では、医療的ケアが必要な重症心身障害児(者)を対象に、訪問看護師が自宅で代替ケアを行う「在宅レスパイト事業」を実施しています。
この記事では、事業の目的や対象者、利用条件、申請の流れまでをわかりやすく解説します。
ご家族の負担軽減や就労支援にもつながるこの制度、ぜひご活用ください。
在宅レスパイト事業とは?
「在宅レスパイト事業」とは、重症心身障害児(者)を自宅で介護するご家族の一時的な休息(レスパイト)を支援する福祉サービスです。
市が認定した訪問看護師(または准看護師)がご自宅を訪問し、一定時間にわたり医療的ケアを含む必要な支援を行います。
目的
- 医療的ケアを必要とする障がい児(者)の健康管理と安定した生活の支援
- 日々介護を担う家族の心身の負担軽減
- 就労や外出などの社会参加支援
外出を伴う医療的ケアには対応していませんが、自宅での安心できる時間をサポートするサービスです。
目次
対象となる方(すべての条件を満たす必要あり)
以下の①②に該当し、さらに③または④のどちらかに該当する方が対象です。
①市内在住で在宅介護を受けている65歳未満の方
②主治医の指示で、すでに訪問看護サービスを利用している方
③ 医療的ケアを必要とし、18歳に達するまでに以下の両方の障害が認められている方
・身体障害者手帳1級または2級程度(自力で歩行できない肢体不自由に限る)
・愛の手帳1度または2度程度の知的障がい
④ 医療的ケアが必要な18歳未満の障がい児
利用できる時間と回数
- 年間最大利用時間:96時間(4月~翌年3月)
- 1回の利用時間:2時間~4時間(30分単位)
※利用料金や該当する医療的ケアの内容などは公式リーフレットをご確認ください。
利用の流れ(申請からサービス提供まで)
- 対象条件に該当するか確認
- 現在利用中の訪問看護ステーションが、本事業に対応しているか確認
- 主治医・訪問看護ステーションから事前に承諾を得る
- 申請書類を準備し、小平市障がい者支援課へ提出
- 市から「利用決定通知書」が送付される
- 市が訪問看護事業者へ医師指示書内容などの情報提供
- 利用者が訪問看護事業者に連絡し、希望日時を予約
- 当日、利用者負担金と実費分を支払い、サービス利用
- 翌年度以降も利用する場合は、更新書類の提出が必要
必要書類と助成について
以下2つの書類を準備し、障がい者支援課へ提出してください。
提出書類
- 利用申請書兼医師指示書作成料助成申請書(様式第1号)
→ PDF(89.8KB) - 医師指示書(様式第2号)
→ PDF(157.2KB)
※指示書の作成料については、実費(※領収書が必要)を支払った後、課税状況に応じて最大3,000円まで助成されます。
※すでに主治医が訪問看護に関する文書を発行しており、その中に本事業用の医療的ケア指示が明記されている場合は、その文書でも代替可能です。
お問い合わせ・申請窓口
小平市 障がい者支援課 事業推進担当
〒187-8701 小平市小川町2-1333(健康福祉事務センター1階)
- 電話:042-346-9540
- FAX:042-346-9541
よくあるご質問(Q&A)
Q. 利用回数に制限はありますか?
→ 年間96時間の範囲内であれば、何回でもご利用可能です。1回の利用は最大4時間までです。
Q. 他のサービスと併用できますか?
→ はい、訪問看護などの他の福祉サービスと併用可能です。ただし、本事業は独自の利用手順と申請が必要です。
Q. 登録できる訪問看護事業所に制限はありますか?
→ 小平市と連携し、本事業に対応可能な事業所である必要があります。事前に確認をお願いします。
ひとときの休息を、安心の訪問看護で
重症心身障がい児(者)の介護を担うご家庭にとって、安心して休める時間の確保は、心身の健康を守るうえで欠かせません。
小平市の「在宅レスパイト事業」は、自宅での医療的ケアの代替支援を通じて、日常に少しの余裕と安心を届けてくれる制度です。
対象となる方やご家族の方は、ぜひこの制度の活用をご検討ください。
参照元:小平市 小平市重症心身障害児(者)等在宅レスパイト事業のご案内





