ご家族の介護について、不安や負担を感じていませんか?そんな時、目黒区の「デイサービス」は在宅介護を支える心強い味方です。
デイサービスでは、日中の時間帯に食事や入浴、機能訓練、レクリエーションなどを提供。ご本人の健康維持・社会交流の機会となるだけでなく、ご家族の介護負担軽減や仕事との両立にも役立ちます。
この記事では、目黒区のデイサービスについて、利用方法から費用、事業所の選び方、主な事業所一覧まで詳しく解説します。初めての方にもわかりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
東京都目黒区のデイサービス(通所介護)とは
デイサービス(通所介護)は、要介護・要支援認定を受けた方が、日帰りで事業所に通いながら、食事や入浴、機能訓練などの支援を受けられる介護保険サービスです。目黒区では、心身機能の維持や閉じこもり予防、認知症の進行防止などを目的とし、ご本人が安心して過ごせる場づくりに力を入れています。
また、日中の介護をプロに任せることで、介護をしているご家族の心身の負担を軽減する効果も。事業所によっては、趣味活動やイベント、レクリエーションの時間も充実しており、利用者同士が一緒に楽しむ交流の場にもなっています。
※要支援1・2の方は、介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)の通所型サービスとして利用可能です。
目次
デイサービスの主なサービス内容:受けられるケアやリハビリ

目黒区のデイサービスでは、利用者一人ひとりの心身の状態に合わせて、様々なサービスが提供されています。主なサービス内容は以下のとおりです。
- 健康チェック:看護職員による体温・血圧測定など、体調管理を実施
- 食事の提供:栄養バランスに配慮した昼食やおやつを施設で用意
- 入浴介助:安全に入浴できるよう、職員がサポート
- 機能訓練(リハビリ):日常生活に必要な動作の維持や向上を目的とした軽い運動や訓練
- レクリエーション活動:体操、工作、音楽活動、季節の行事など、楽しみながら参加できるプログラム
- 認知症ケア:認知症の方には、専門的な配慮や対応が行われる施設もあります
これらのサービスを通じて、在宅での生活を継続する力を養い、閉じこもりや孤立を防ぐことも目的の1つ。事業所によって特色が異なるため、利用開始前に見学や体験利用を通して、自分に合った事業所を選ぶことが大切です。
看護師による医療ケアを受けることはできる?
デイサービスにて、看護師による医療ケアは受けることは可能です。しかし、保健師助産師看護師法の第三十七条にあるように、看護師が提供できるのは相対的医行為(医師の指示が必要な医療的ケア)。そのため、医師の指示や監視のもとで提供しなければならないという決まりがあります。
◆看護師が対応できる医療ケアの例
- バイタルチェック(血圧、体温、脈拍、酸素飽和度等の測定)
- 服薬管理・服薬介助
- インスリン注射の実施
- 軽度の傷の処置(褥瘡の処置を含む)
- 胃ろうの管理
- 在宅酸素療法の管理
- 尿管カテーテルの管理
デイサービスの利用を検討されている方は、ご自身に必要な医療ケアに対応できるか、事前に事業所へ確認するようにしましょう。
費用はどれくらいかかる?
目黒区のデイサービスでは、介護保険を利用することで、費用の一部を自己負担する形でサービスを受けられます。原則として、かかった費用の1割(一定以上の所得がある方は2〜3割)を自己負担する仕組みです。
自己負担額は、要介護度や利用する時間帯によって異なりますが、1回あたり数百円〜1,500円程度が目安です。これに加えて、以下の費用が別途かかることがあります。
- 食費(昼食・おやつ): 1食あたり500円〜700円前後が一般的です。
- 日用品費: おしぼり・ティッシュ・レクレーションの材料など、施設によって実費負担が発生する場合があります。
- 送迎費:通常は無料ですが、遠距離や特別な対応が必要な場合は有料になることもあります。
また、所得に応じた「高額介護サービス費制度」や「介護保険負担限度額認定証」による減額制度もあり、経済的な負担の軽減も可能です。詳しくは区の窓口やケアマネジャーにご相談ください。
認知症対応型通所介護とは何が違う?
通常のデイサービスと認知症対応型通所介護の大きな違いは、対象者と提供されるケアの専門性にあります。
認知症対応型通所介護は、認知症の診断を受けた方専門のサービスです。少人数制(定員12名以下)で運営され、認知症ケアの専門研修を受けたスタッフが、一人ひとりの症状や特性に合わせた個別ケアを提供します。静かで落ち着いた環境・空間づくりや、認知症の進行を緩やかにするための専門的なプログラムが特徴です。
一方、通常のデイサービスは、認知症の有無に関わらず要介護・要支援の方が利用でき、定員も比較的多く設定されています。身体機能の維持・向上を目的とした機能訓練や、多様なレクリエーション活動が中心となります。
【地域密着型の介護サービス】小規模多機能型居宅介護との違い
小規模多機能型居宅介護は、デイサービスと同様に「通い」のサービスを提供していますが、加えて「訪問」「宿泊」の3つのサービスを、同じ事業所で一体的に提供する地域密着型サービスです。デイサービスとは違うサービスのため、以下の違いを理解した上でどちらのサービスを利用するか選択するようにしましょう。
| デイサービス | 小規模多機能型居宅介護 | |
| サービスの範囲 | 日中の通所サービスのみ | 通所を中心に、必要に応じて訪問介護や短期宿泊も利用可能 |
| 利用の柔軟性 | 決められた曜日・時間に通所 | 利用者の状態や家族の都合に応じて、サービス内容を柔軟に組み合わせたり変更したりすることが可能 |
| スタッフとの関係性 | 通所時のスタッフが対応 | 通い・訪問・宿泊すべて顔なじみの同じスタッフが対応 |
| 登録定員 | 施設により異なるが比較的多い | 登録定員29名以下の小規模運営(サテライト型の場合は18名以下) |
老人ホームやグループホームなどの介護施設との違い
デイサービスと老人ホームやグループホームなどの介護施設では、生活の拠点と介護の受け方に大きな違いがあります。
| デイサービス | 老人ホームやグループホームなどの介護施設 | |
| 生活の拠点 | 自宅で生活しながら、日中だけ施設に通う | 施設に入居して24時間生活する |
| 介護の範囲 | 日中の食事、入浴、機能訓練、レクリエーション等 | 24時間体制での生活全般の介護・支援 |
| 費用面 | 利用日数に応じた料金(介護保険適用) | 月額の居住費、食費、介護サービス費等 |
| 家族との関わり | 毎日自宅に帰るため、家族との時間を維持できる | 面会時間内での交流が中心 |
| 利用の目的 | 在宅生活の継続支援、家族の介護負担軽減 | 24時間の見守りが必要な方の生活支援 |
デイサービスを利用するにあたって必要な手続き
デイサービスの利用にあたって、以下の手続きが必要です。
1.要介護認定の申請
- 必要書類:申請書、介護保険被保険者証など
- 申請窓口:目黒区内の地域包括支援センター
※郵送で申請する場合は「目黒区役所介護保険課認定審査係」宛てにお送りください。
※マイナンバーカードを利用した電子申請(ぴったりサービス)にて、要介護・要支援認定の申請も可能です。
2.認定調査・審査
- 訪問調査員による心身の状況確認
- 主治医による意見書の作成
- 審査会での判定(原則30日以内に結果通知)
3.ケアプランの作成
- 要介護認定の方:ケアマネジャーと相談してプラン作成
- 要支援認定の方:地域包括支援センターがプラン作成を支援
4.デイサービスの利用開始
- ケアプランに基づき、希望に合った事業所を選択
- 事業所との契約を経て、サービス利用開始
介護認定を受けていない場合でも、まずは地域包括支援センターに相談することで、適切な支援につながることができます。
目黒区内の主なデイサービス事業所一覧

ここでは、目黒区内の主なデイサービス事業所についてご紹介します。
株式会社ケアサービスデイサービスセンター目黒中町
| 所在地 | 東京都目黒区中町1丁目37番14号 |
| 電話番号 | 03-5768-1440 |
デイサービスクローバー学芸大学別邸
| 所在地 | 東京都目黒区中央町1丁目3番2号 ダイアン目黒ビル2階 |
| 電話番号 | 03-3715-2266 |
青葉台さくら苑高齢者在宅サービスセンター
| 所在地 | 東京都目黒区青葉台3丁目21番6号 |
| 電話番号 | 03-3791-3503 |
ソフィアメディデイサービス自由が丘
| 所在地 | 東京都目黒区自由が丘2丁目3番13号 Juima2-1階 |
| 電話番号 | 03-5731-3088 |
デイサービス清水の里
| 所在地 | 東京都目黒区目黒本町2丁目15番4号 |
| 電話番号 | 03-6452-3555 |
デイサービスあかつき目黒本町
| 所在地 | 東京都目黒区目黒本町6丁目16番12号 カーサ・アヤ1階 |
| 電話番号 | 03-6303-3047 |
デイサービス事業所を探す方法:問い合わせ先は?
目黒区内においてデイサービス事業所は複数あり、どの事業所を利用すべきか迷われる方も多いのではないでしょうか。ここでは、デイサービス事業所を探す方法(問い合わせ先)についてご紹介します。
1.地域包括支援センターに相談する
地域包括支援センターとは、区民が住んでいる地域で安心して暮らせるように、福祉・介護・医療・健康などの様々な面からサポートを行う総合窓口です。そのため、地域の介護サービス事業所・事業者情報についても詳しく、デイサービス事業所についても相談することができます。
地域包括支援センターは各担当地域が決まっているため、相談する際はお住まいの地域を担当する地域包括支援センターへご相談ください。
| 地域包括 支援センター | 所在地 | 電話番号 | 担当地域 |
|---|---|---|---|
| 北部包括支援センター | 目黒区大橋1丁目5番1号 クロスエアタワー9階 | 03-5428-6891 | 駒場全域・青葉台全域 東山全域・大橋全域 上目黒1丁目(1番、6番から22番) 上目黒2丁目(46番から49番) 上目黒3丁目(1番から3番、6番から44番) 上目黒5丁目 |
| 東部包括支援センター | 目黒区上目黒2丁目19番15号 区役所総合庁舎1階 | 03-5724-8030 | 上目黒1丁目(2番から5番、23番から26番) 上目黒2丁目(1番から45番) 上目黒3丁目(4番から5番) 三田全域・目黒1丁目から3丁目 中目黒1丁目から3丁目 中目黒6丁目(1番から7番、22番から23番) 下目黒全域・目黒本町1丁目 |
| 中央包括支援センター | 目黒区中央町二丁目2番13号 2階 | 03-5724-8066 | 上目黒4丁目 中目黒5丁目(8番から21番、24番から28番) 目黒4丁目・中町全域・五本木全域 祐天寺全域・中央町全域 碑文谷5丁目から6丁目・鷹番全域 |
| 南部包括支援センター | 目黒区碑文谷1丁目18番14号 碑小学校南西側 | 03-5724-8033 | 目黒本町2丁目から6丁目 原町全域・洗足全域 南1丁目から2丁目 碑文谷1丁目から4丁目 |
| 西部包括支援センター | 目黒区柿の木坂一丁目28番10号 | 03-5701-7244 | 南3丁目 平町全域・大岡山全域・中根全域 緑が丘全域・自由が丘全域 柿の木坂全域・八雲全域・東が丘全域 |
2.ケアマネジャーに相談する
担当のケアマネジャーがすでに決まっている場合は、ケアマネジャーに相談することもおすすめです。デイサービスは介護保険サービスにて利用されることが多く、ケアマネジャーもデイサービスの情報には精通しています。事業所ごとの特色なども把握しており、最適な事業所を紹介してもらうことも可能です。
3.各事業所のホームページを検索し情報を得る
各事業所のホームページ(Webサイト)を検索し情報を得ることも1つの方法です。探す際には「東京都目黒区 デイサービス」と検索することで、各事業所のホームページを見ることができます。他にも、介護サービス事業所を掲載しているWebサイトなどもあるため、併せて活用してみるとよいでしょう。
デイサービスの選び方:事業所選びの5つのポイント
デイサービスは事業所ごとに特色があります。ご本人に合った事業所を選ぶために、以下の5つのポイントを確認しましょう。
1. 通いやすさ
- 自宅からの距離と送迎エリア
- 送迎時間(朝・夕の時間帯)
- 車椅子対応の有無
2. サービス内容
- 入浴サービスの種類
- 機能訓練の充実度
- 認知症ケアへの対応
- レクリエーションの内容
3. 雰囲気と相性
- 事業所の明るさ・清潔感
- 職員の対応・親しみやすさ
- 他の利用者との相性
4. 費用
- 介護保険の自己負担分(1~3割)
- 食費(1食500~700円程度)
- その他の実費(おやつ代、材料費など)
5. 営業情報
- 営業日・時間(土日祝の対応)
- 定員と空き状況
- 緊急時の対応体制
選び方のコツとしては、3か所以上見学して比較し、ご本人の意見を大切にすることです。もし迷った場合は、ケアマネジャーに相談することもおすすめします。
まとめ|在宅での生活を支える第一歩に

目黒区のデイサービスは、高齢者の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるための、心強いサポートです。日中の介護や機能訓練、交流の機会を通じて、ご本人の心身の健康維持を図るとともに、ご家族の介護負担の軽減にもつながります。
「どんな事業所が合うのか」「費用はどれくらいかかるのか」といった不安は、地域包括支援センターやケアマネジャーに相談することで、一歩ずつ解消していくことができます。
初めての方も、まずはお気軽に相談してみることから始めてみてはいかがでしょうか。目黒区には、地域に根ざしたあたたかい支援の場が整っています。
参照元:目黒区 介護保険総合パンフレット「あなたと歩む介護保険」介護保険総合パンフレット(令和6年度版)、区分支給限度額、要介護認定の申請方法、厚生労働省 通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護






