「日常生活の中で少しでも自立してほしい」「いつまでも元気に自宅で暮らしてほしい」などと悩まれている方はいませんか?
昭島市では、介護保険を利用して「デイサービス(通所介護)」を受けることができ、自宅で介護を続けながらも専門的な支援を受けることが可能です。
デイサービスでは、事業所へ日中通い、食事・入浴・機能訓練・レクリエーションなどを通じて心や身体の健康を保つことができるほか、ご家族の負担を軽減する役割も果たしています。
この記事では、昭島市で初めてデイサービスを利用する方やそのご家族に向けて、サービスの内容、費用、申請手続き、事業所一覧、相談先までをわかりやすく解説します。デイサービスのご利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
東京都昭島市のデイサービス(通所介護)の基本情報一覧
昭島市では、要介護認定を受けた高齢者が自宅での生活を継続できるよう、介護保険を利用したデイサービス(通所介護)が市内各地で提供されています。各事業所では、利用者一人ひとりの心身の状態やニーズに合わせて、食事・入浴・機能訓練・レクリエーションなど、日中の時間帯に必要な介護サービスを受けることが可能です。
目次
デイサービス(通所介護)で提供される基本のケア内容

デイサービスは、要介護認定を受けた高齢者が日帰りで利用できる介護保険サービスです。朝の送迎から始まり、事業所では専門スタッフによる食事・入浴・排せつの介助を中心に、一人ひとりの状態に合わせたケアが提供されます。
日中のプログラムには、レクリエーション活動や集団体操、個別の機能訓練などが組み込まれており、楽しみながら心身の機能を維持できるよう工夫されているのも特徴の1つ。また、看護職員による健康チェックや服薬管理も行われ、安心して過ごせる環境が整っています。
デイサービスは利用者本人だけでなく、介護するご家族にとっても重要な役割を果たすサービスです。日中の介護負担が軽減されることで、仕事や用事、休息の時間を確保でき、在宅介護を長く続けるための支えとなっています。
東京都昭島市で提供されている主なデイサービスの種類
昭島市内のデイサービスには、利用者のニーズに応じた以下のような種類があります。
一般型のデイサービス
最も一般的な通所介護事業所で、朝から夕方まで(6~8時間程度)の利用が基本です。食事・入浴・排せつの介助をはじめ、レクリエーション活動や機能訓練など、総合的な介護サービスを提供しています。多くの事業所がこのタイプに該当し、幅広い要介護度の方が利用できます。
認知症対応型通所介護
認知症の診断を受けた方を対象とした地域密着型サービスです。定員12名以下の少人数制で、家庭的な雰囲気の中、認知症の症状に配慮したケアを受けられます。専門研修を修了したスタッフが、個々の症状に合わせた対応を行うのが特徴です。
短時間型デイサービス
3~4時間程度の短時間利用に特化した事業所です。入浴サービスを省略し、機能訓練やレクリエーションを中心に提供します。体力的に長時間の利用が難しい方や、他のサービスと組み合わせて利用したい方におすすめです。
リハビリ特化型デイサービス
専門の機能訓練指導員による個別プログラムを中心に、マシントレーニングや歩行訓練など、身体機能の維持・向上に特化したサービスを提供する事業所です。食事や入浴サービスを省略し、短時間で集中的に運動プログラムを行うのが特徴です。
リハビリをメインで行うデイケアとの違い
デイサービスでも機能訓練は受けられますが、リハビリを専門的に行いたい場合は「デイケア(通所リハビリテーション)」という選択肢もあります。両者の違いを理解して、目的に合ったサービスを選ぶことが大切です。
医療的リハビリか、生活支援かの違い
デイケア(通所リハビリテーション)は、病院や診療所、介護老人保健施設などの医療機関が運営し、医師の指示のもとで理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの専門職が医学的なリハビリテーションを提供します。脳梗塞後の機能回復や骨折後のリハビリなど、医療的な管理が必要な方におすすめです。
一方、デイサービス(通所介護)は、介護事業所が運営し、機能訓練指導員による日常生活に必要な動作の訓練が中心。日常生活動作の維持・向上を目的とし、レクリエーションや入浴・食事などの生活支援と組み合わせてサービスを提供します。
利用時間とプログラムの違い
デイケアは1~2時間の短時間集中型から6~8時間まで選択でき、個別リハビリを中心としたプログラムが組まれます。デイサービスは3~4時間の短時間型もありますが、多くは6~8時間の利用で、機能訓練以外にも食事や入浴、レクリエーションなど1日を通した総合的なケアを受けられます。
どちらを選ぶべきか
- 退院直後で集中的なリハビリが必要 → デイケア
- 日常生活の支援を受けながら機能訓練もしたい → デイサービス
- 医師の医学的管理が必要 → デイケア
- 入浴や食事の支援、社会交流も重要 → デイサービス
昭島市にはデイサービス事業所が多数ありますが、デイケアを提供する医療機関は限られています。また、デイケアの利用には医師の指示書が必要です。どちらが適しているかは、担当のケアマネジャーや地域包括支援センターに相談して決めることをおすすめします。
特別養護老人ホームなどの介護施設やグループホームとの違い
デイサービスと介護施設の最も大きな違いは、「通い」か「入所(入居)」かという点です。それぞれの特徴を理解することで、ご本人やご家族の状況に合った選択ができます。
生活の拠点の違い
デイサービスは、自宅で生活しながら日中だけ事業所に通うサービスです。朝は送迎車でお迎えに来てもらい、夕方には自宅に戻ります。住み慣れた自宅での生活を継続しながら、必要な介護サービスを受けられるのが特徴です。
一方、特別養護老人ホーム(特養)やグループホームは、施設に入所・入居して24時間365日の介護を受ける「住まい」です。自宅での生活が困難になった方が、新たな生活の場として利用します。
対象者と介護度の違い
- デイサービス:要介護1~5の方が利用可能。比較的軽度から重度まで幅広く対応。
- 特別養護老人ホーム:原則要介護3以上の方が対象。常時介護が必要な方向け。
- グループホーム:要支援2以上の認知症の診断を受けた方が対象。少人数の入居所が一緒に共同生活。
費用負担の違い
デイサービスは利用した日数分だけの料金で、週1回から利用可能です。一方、施設入所の場合は、介護保険の自己負担分に加えて、居住費(部屋代)や食費、日用品費などが毎月かかります。特養は比較的費用を抑えられますが、グループホームや有料老人ホームは施設により大きく異なるため注意が必要です。
家族との関わり方の違い
デイサービスでは、夜間や休日は家族が介護を担当するため、家族との時間を保ちながら介護負担を軽減可能です。施設入所の場合は、介護の負担からは解放されますが、面会という形での関わりが中心となります。
どのような時に施設入所を検討すべきか
- 認知症の症状が進行し、夜間の見守りが必要
- 医療的ケアが常時必要で、家族での対応が困難
- 介護者の体調不良や仕事の都合で、在宅介護の継続が難しい
- 1人暮らしで、日常生活全般に支援が必要
昭島市では、まずはデイサービスやショートステイ(短期入所生活介護)などの在宅サービスを組み合わせて利用し、それでも在宅生活の継続が困難になった場合に施設入所を検討するケースが一般的です。段階的にサービスを利用することで、ご本人もご家族も無理なく最適な選択ができます。
昭島市でデイサービスを利用するには?申請から利用開始までの流れ

昭島市でデイサービスを利用するには、まず介護保険制度に基づいた申請が必要です。利用開始までにはいくつかの手順がありますが、ケアマネジャーや地域包括支援センターのサポートを受けながら進めることができます。
要介護認定の申請方法(窓口・流れ)
デイサービスを利用するには、「要支援」または「要介護」の認定を受ける必要があります。認定を受けていない方は、まず申請から始めましょう。
※要支援1・2の方は、介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)の通所型サービスとして利用可能です。
- 申請窓口:昭島市役所 介護福祉課または最寄りの地域包括支援センター
- 必要書類:介護保険被保険者証、本人確認書類など
- 流れ:申請 → 訪問調査 → 主治医の意見書提出 → 審査判定 → 認定通知(約30日)
認定結果は「非該当」「要支援1・2」「要介護1~5」に区分され、利用できるサービスの種類や回数が決まります。
⇒昭島市の要介護認定の申請方法についてはこちらもご確認ください。
ケアマネジャーによるプラン作成
認定後、介護サービスを適切に利用するための「ケアプラン(介護サービス計画)」を作成します。
- 要支援1・2の方:地域包括支援センターが担当
- 要介護1~5の方:居宅介護支援事業所のケアマネジャーが担当
本人の心身の状況や生活環境、家族の希望を踏まえ、デイサービスの利用回数や他のサービスとの組み合わせを決定します。
利用先事業所の選定と契約手続き
ケアプランが決まったら、実際に通うデイサービス事業所を選びます。希望に合う事業所が見つかれば、見学や体験利用の後、契約という流れです。
契約後は、ケアプランに沿ってサービス利用が開始されます。事業所選びに迷った場合は、担当のケアマネジャーに相談しましょう。複数の事業所を見学・比較検討することで、本人に最も適した事業所を見つけることができます。
昭島市のデイサービス利用料金|介護保険と自己負担額について
デイサービスの利用にかかる費用は、介護保険制度に基づき、サービス内容や利用時間、要介護度によって異なります。
介護保険が適用されるサービスの料金例
以下は、7~8時間利用(通常規模事業所)の1日あたりの自己負担額例です(1割負担の場合)。
基本料金(1日あたり・1割負担の場合)
- 要介護1:658円
- 要介護2:777円
- 要介護3:900円
- 要介護4:1,023円
- 要介護5:1,148円
料金に関する注意事項
- 事業所の規模や利用時間により料金は変動します
- 所得により自己負担割合は1~3割となります
- 地域により料金設定が異なります
- 食費・おむつ代などは別途自己負担
- 各種加算により実際の料金は上記より高くなります
※2025年7月時点の情報です
自己負担割合と減額制度
自己負担割合は、前年の所得に応じて以下のように決まります。
- 一般的な世帯:1割負担
- 一定以上の所得がある場合:2割または3割負担
また、昭島市では低所得者向けに「高額介護サービス費」などの制度も活用できます。詳細については、市役所の介護福祉課介護保険係までお問い合わせください。
⇒昭島市の介護サービス利用料等の減額制度についてはこちら
食費・おむつ代などの別途費用
介護保険の適用外となる実費負担もあります。主なものは以下の通りです。
- 食費(昼食代):500~700円程度/食
- おむつ代・パッド代:使用した場合のみ実費
- レクリエーション材料費:100~200円程度/回(実施時のみ)
- その他日用品費:ティッシュ、歯ブラシなど
これらの項目も、利用前に必ず確認するようにしましょう。
昭島市内の主なデイサービスセンター
ここでは、昭島市内の主なデイサービスセンターをご紹介します。
デイサービス「いでしたの虹」
| 所在地 | 東京都昭島市拝島町2丁目5番16号 ハイツ中宿 |
| 電話番号 | 042-519-1608 |
宮沢の太陽
| 所在地 | 東京都昭島市宮沢町497番3号 |
| 電話番号 | 042-513-7349 |
デイサービスセンターハピネス昭和の森
| 所在地 | 東京都昭島市代官山1丁目2番1号 |
| 電話番号 | 042-519-6965 |
昭島市高齢者在宅サービスセンター愛全園
| 所在地 | 東京都昭島市田中町2丁目25番3号 |
| 電話番号 | 042-545-8011 |
リハビリデイサービスこはる2号館
| 所在地 | 東京都昭島市美堀町2丁目1番3号 |
| 電話番号 | 042-519-8266 |
デイサービスを選ぶ時のポイント

昭島市には多様なデイサービス事業所があります。利用者本人の心身の状態やニーズに合った事業所を選ぶことが、充実したサービス利用への第一歩です。ここでは、デイサービスを選ぶ時のポイントを具体的にご紹介します。
利用目的を明確にする
デイサービス選びは、まず「何を重視するか」を決めることから始まります。
- 機能訓練を重視する場合:リハビリ特化型デイサービス(機能訓練指導員による個別プログラムやマシントレーニングが充実)
- 認知症ケアが必要な場合:認知症対応型通所介護(少人数制で家庭的な雰囲気)
- 生活支援を中心にしたい場合:一般的な通所介護事業所(入浴・食事・社会交流の機会が豊富)
利用者本人の身体状況や性格、ご家族の介護負担状況なども踏まえて検討すると良いでしょう。
事前に確認すべき重要事項
契約前に確認すべき主なポイントは以下のとおりです。
- 送迎サービス:対応エリア、時間の融通性、車椅子対応
- スタッフ体制:看護職員の配置、緊急時の対応
- サービス内容:利用可能日時、入浴・食事対応、機能訓練の有無
これらの情報を事前に確認し、本人とご家族のニーズに合った事業所を選びましょう。
見学・体験利用を活用する
昭島市内の多くの事業所では、見学や体験利用を受け付けています。実際に訪問することで、施設の清潔感や明るさ、バリアフリー対応などの環境面を確認可能です。
また、他の利用者の表情やスタッフの接し方から事業所の雰囲気を感じ取ることができ、レクリエーションの種類や機能訓練の実施方法など、実際のプログラム内容も体験できます。パンフレットだけでは分からない「相性」を確認し、本人が「ここなら通いたい」と思える事業所を、焦らず選ぶことが大切です。
昭島市のデイサービスセンターを探す方法
昭島市でデイサービスを利用したいと思っても、「どこから探せばいいのか分からない」という方は多いのではないでしょうか。ここでは、ご本人やご家族の状況に合ったデイサービスセンターを見つけるための具体的な方法をご紹介します。
1.地域包括支援センターに相談する
最も確実な方法は、お住まいの地域を担当する地域包括支援センターへの相談です。昭島市には複数の地域包括支援センターがあり、介護の専門家が無料で相談に応じてくれます。
センターでは、ご本人の状態や希望を聞いた上で、適切なデイサービスセンターを紹介してもらえます。また、介護保険の申請がまだの方には、申請手続きのサポートも行っています。
2.ケアマネジャーに相談する
すでに要介護認定を受けている方は、担当のケアマネジャーに相談するのが1番スムーズです。ケアマネジャーは地域のデイサービスセンターの特徴を把握しており、以下の点を考慮して最適な事業所を提案してくれます。
- 送迎範囲とルート
- サービスの特色(リハビリ重視、認知症対応など)
- 利用可能な曜日と時間
- 費用の目安
3.介護サービス情報公表システムで検索する
昭島市や東京都の公式サイト、介護サービス情報公表システムなどで、デイサービスセンターの一覧を確認できます。各事業所の基本情報や特徴、空き状況なども掲載されているため、比較検討に便利です。
「昭島市 デイサービス」「昭島市 通所介護」などのキーワードで検索すると、市内の事業所情報が見つかります。
デイサービスに関する相談窓口|昭島市の問い合わせ先一覧
昭島市でデイサービスの利用を検討している方は、まず市の相談窓口に問い合わせることで、必要な手続きや支援制度について具体的な案内を受けることができます。専門の職員が丁寧に対応してくれるので、「何から始めていいかわからない」という方も安心です。
1.地域包括支援センター
デイサービスを含む介護サービスの相談は、お住まいの地域の地域包括支援センターでも受け付けています。地域包括支援センターは、介護予防や地域の高齢者支援に関する総合的な相談窓口として機能している機関です。ご自身の住所をもとに、最寄りのセンターを利用してください。
| センター名 | 住所 | 電話番号 | 担当地域 |
| 東部地域包括支援センター 竹口病院 | 昭島市玉川町2-4-8-103 | 042-545-9204 | 築地町 福島町 郷地町 玉川町 東町 もくせいの杜 |
| 西部地域包括支援センター 愛全園 | 昭島市拝島町3-10-4(拝島町高齢者福祉センター内) | 042-519-5830 | 拝島町 緑町 松原町 |
| 中部地域包括支援センター あいぽっく | 昭島市昭和町4-7-1(昭島市保健福祉センター内) | 042-505-7681 | 朝日町 昭和町 中神町(丁目外) |
| 南部地域包括支援センター 愛全園 | 昭島市田中町2-25-3 | 042-513-7651 | 田中町 大神町 上川原町 中神町 宮沢町 |
| 北部地域包括支援センター ハピネス昭和の森 | 昭島市代官山1-2-1 | 042-519-6967 | 美堀町 つつじが丘 武蔵野 大神町(丁目外) 宮沢町(丁目外) 代官山 |
昭島市 介護福祉課
昭島市介護福祉課でも、デイサービス(通所介護)を含む介護保険サービス全般の相談窓口として、市民の皆様の介護に関する様々な相談に対応しています。
| 所在地 | 東京都昭島市田中町1-17-1(市役所1階14番窓口) |
| 電話番号 | 042-544-5111(代表) |
デイサービスに関する相談内容
- デイサービスの利用方法や手続きについて
- 市内のデイサービス事業所一覧の提供
- 介護保険を利用したデイサービスの費用について
- 要介護認定の申請手続き
- ケアマネジャー(居宅介護支援事業所)の紹介
デイサービスに関する制度や施設選びで迷った際は、1人で抱え込まず、まずはこれらの窓口に相談することが第一歩です。
まとめ|昭島市で自分に合ったデイサービスを見つけるために

昭島市には、一般的な通所介護からリハビリ特化型、認知症対応型まで、多様なデイサービスが揃っています。自宅での生活を支えながら、心身の健康維持や社会とのつながりを保つために、デイサービスはとても有効な手段です。
利用するためには、まずは介護保険の申請からスタートし、ケアマネジャーと相談しながら、自分に合った事業所を選ぶことが大切になります。費用面では介護保険が適用され、必要に応じた助成制度も利用可能です。
加えて、事業所ごとに特色や雰囲気が異なるため、見学や体験利用を通して、本人が安心して過ごせる場所を見つけることが何よりも重要となります。不安な時は、1人で抱えずに、誰かに頼ってみることから始めてみてくださいね。
参照元:参照元:厚生労働省 通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護、どんなサービスがあるの? – 通所介護(デイサービス)、東京都福祉局 介護給付費単位数等サービスコード表(介護サービス)(R6.6.1)、昭島市 介護サービス利用料等の減額制度、介護保険、地域包括支援センター






