八王子市のグループホームは全31か所。 費用は月額12〜20万円程度が目安で、入居には認知症の診断と要支援2以上の介護認定が必要です。八王子市には家賃・食材料費を軽減する独自制度もあり、所得に応じて月額最大約7万円の負担軽減を受けられる場合があります。
「費用はいくらかかる?」「認知症の親でも入居できる?」「どんな生活を送れる?」——グループホームを探し始めると、こうした疑問が次々と出てくるものです。
この記事では、八王子市のグループホームについて、費用・入居条件・医療連携・施設選びのポイントまで網羅的に解説します。
グループホーム(認知症対応型共同生活介護)とは?

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)とは、認知症のある高齢者が1ユニット9人以下の少人数で共同生活を送りながら、介護スタッフの支援を受けられる住まいです。
特別養護老人ホームや有料老人ホームとは異なり、家庭的な環境の中で本人のペースに合わせたケアを受けられます。調理や掃除などをスタッフと一緒に行いながら、「できること」を活かした暮らしを続けることを目的としています。
目次
グループホーム(認知症対応型共同生活介護)の特徴
入居される方は、原則として個室で生活します。居室には自分の好きな家具を持ち込めるため、自宅に近い雰囲気で過ごせる点が大きな魅力です。
また、グループホームは「地域密着型サービス」に位置づけられているため、利用できるのは原則としてグループホームの所在地に住民票がある方のみです。住み慣れた地域で暮らし続けたいと考える高齢者やご家族にとって、生活の継続性を保ちやすい仕組みになっています。
障害者向けのグループホームとの違い
名称が似ているため誤解されやすいのが、障害者グループホーム(共同生活援助)との違いです。名前は似ていますが、目的も対象者もまったく異なるサービスです。
| 高齢者向けグループホーム(認知症対応型共同生活介護) | 障害者グループホーム(共同生活援助) | |
|---|---|---|
| 対象者 | 認知症のある高齢者 | 知的・精神・身体障害のある方 |
| 根拠法 | 介護保険法 | 障害者総合支援法 |
| 目的 | 認知症ケア・日常生活の支援 | 自立支援・共同生活の練習 |
| 介護度 | 要支援2・要介護1〜5 | 障害支援区分で判定(介護保険の介護度とは別) |
| 職員体制 | 介護職員が常時配置 | 職員は必要時間帯に配置(夜間は宿直・巡回など) |
| 医療連携 | 必要に応じて訪問看護・医療連携 | 自立支援が中心で医療連携は施設による |
入居条件|東京都八王子市でグループホームを利用するための基準
八王子市のグループホームに入居するには、いくつかの条件があります。これは、認知症の方が安心して暮らせる環境を整えるために設けられているものです。特別に難しい条件ではありませんが、あらかじめ知っておくと、施設選びがぐっと進めやすくなります。
1.認知症の診断があること
グループホームは、その名称どおり「認知症対応型共同生活介護」というサービスで、認知症の方を対象にしています。入居するには、医療機関で認知症の診断を受けていることが前提です。
2.要支援2・要介護1以上であること
介護度は、市の認定によって決まります。グループホームを利用できるのは要支援2または要介護1〜5のいずれかに該当している方です。身体の状態や認知症の進行度は人それぞれですが、日常生活の中で何らかの介助が必要な方を対象としたサービスです。
3.八王子市に住民票があること
グループホームは「地域密着型サービス」の1つとして運営されているため、住民票が八王子市にある方のみ利用できます。引っ越しを予定している場合や、家族の住民票が異なる場合は、事前に相談しておくと安心です。
医療的ケアが必要な場合は事前確認も忘れずに!
在宅酸素やインスリン注射、胃ろうなど、医療的ケアが必要な方でも、施設によって対応できる範囲が異なります。八王子市のグループホームでは、必要に応じて医療機関との連携を図る施設もありますが、対応内容や体制は施設によって異なりますので、あらかじめ確認することが大切です。
グループホーム(認知症対応型共同生活介護)と他の高齢者向け介護施設の違い
グループホームは地域密着型サービスの「認知症対応型共同生活介護」に該当し、認知症の診断を受けた方だけが入居できます。特別養護老人ホームや有料老人ホームとは、入居条件・生活スタイル・費用面でそれぞれ違いがあります。
特別養護老人ホームとの比較
特別養護老人ホームは要介護3以上の方が対象で、認知症の有無にかかわらず入所可能な施設です。入居定員は数十名から100名を超える大規模施設が多く、少人数で家庭的な暮らしを重視するグループホームとは施設の雰囲気が異なります。
費用面では特別養護老人ホームの方が抑えられる傾向にあり、収入に応じた負担軽減制度も利用可能です。ただし入所希望者が多く、数か月から数年の待機が発生するケースも珍しくありません。
グループホームは介護度が軽い段階から入居でき、認知症ケアに特化した環境で個別対応を受けやすい点が強みです。
| グループホーム | 特別養護老人ホーム | |
|---|---|---|
| 対象 | 認知症のある方(要支援2〜) | 要介護3以上 |
| 規模 | 1ユニット9人以下 | 数十名〜100名以上 |
| 費用 | 月額12〜20万円程度 | 月額8〜15万円程度 |
| 待機 | 比較的少ない | 長期化しやすい |
有料老人ホームとの比較
有料老人ホームには介護付・住宅型などの種類があり、サービス内容や料金設定は施設ごとに大きく異なります。入居時に数百万円の一時金がかかる施設もあれば、月額費用のみで入居できる施設もあり、選択肢が多い分、比較検討に時間がかかりやすいのが特徴です。
グループホームは料金体系がシンプルで、入居一時金が不要、または少額で済む施設が多い傾向にあります。
また、有料老人ホームの中には認知症の方の受け入れに制限を設けている施設もあるため、認知症ケアを重視したい場合はグループホームの方が見つけやすいでしょう。
介護老人保健施設(老健)との比較
介護老人保健施設は、退院後に自宅復帰を目指してリハビリに取り組むための中間的な施設です。医師・看護師・理学療法士などの専門職が常駐し、医療面でのサポートが充実している一方、入所期間は原則3〜6か月程度に限られています。
グループホームは在宅復帰を前提としておらず、長期にわたって生活の場として暮らし続けることが可能です。本格的なリハビリ体制はありませんが、日常の中で役割を持ちながら穏やかに過ごしたい方に適しています。
グループホームで受けられるサポート・ケア内容

グループホームでは、認知症のある方が安心して暮らせるよう、生活支援・認知症ケア・健康管理などが一体的に提供されています。少人数の家庭的な環境で、一人ひとりの状態に合わせたケアを受けられるのが特徴です。
1.食事・入浴・排せつなど日常生活の支援
食事・入浴・排せつ・着替えといった日常生活の場面では、職員が本人の様子を見ながら必要な部分をサポートします。すべてを代わりにやるのではなく、できることは本人に任せる「自立支援」の考え方が基本です。 食事は家庭的な献立が中心で、噛む力や飲み込みに不安がある方には個別対応も可能です。配膳を手伝うなど、日常の中で役割を持てる工夫もされています。
2.認知症ケアと見守り
少人数制のため、職員が一人ひとりの変化に気づきやすく、その人に合った対応がしやすい環境です。夜間も職員が常駐しており、夜中に不安になりやすい方や落ち着かなくなる方にも対応できます。
3.職員体制
日中は入居者3人に対して職員1人以上、夜間はユニットごとに1人以上が配置されています(厚生労働省の基準)。同じ職員が継続して関わることが多いため、顔なじみの関係を築きやすいのもポイントです。
4.医療機関との連携
グループホームは医療施設ではありませんが、協力医療機関との連携により、日々の健康管理や体調急変時の対応が可能です。訪問看護を導入している施設もあり、持病のある方でも生活を続けやすい体制が整っています。
5.居室と共用スペース
グループホームは原則として個室で、自分のペースで休める部屋が確保されています。使い慣れた家具や小物を持ち込むことも可能です。リビングやダイニングは共用になっており、他の入居者や職員と自然に顔を合わせる機会もあります。季節の行事や軽い体操、散歩など、日常にメリハリをつける活動も行われています。
八王子エリアのグループホーム一覧情報
八王子エリアには31か所のグループホームがあることをご存知でしょうか。以下では、市内のグループホーム一覧を一部ご紹介します。(2026年1月現在の情報です)
愛の家グループホーム八王子上壱分方町
| 所在地 | 東京都八王子市上壱分方町227番地1 |
| 電話番号 | 042-659-0790 |
グループホームゆらり並木
| 所在地 | 東京都八王子市並木町17番11号 |
| 電話番号 | 042-669-0137 |
くらら南大沢
| 所在地 | 東京都八王子市南大沢3丁目6番地2 |
| 電話番号 | 042-677-4062 |
グループホーム風のアルバム
| 所在地 | 東京都八王子市西寺方町25番2号 |
| 電話番号 | 042-652-3315 |
グループホーム初音の杜
| 所在地 | 東京都八王子市宮下町988番地 |
| 電話番号 | 042-691-8289 |
※その他のグループホームについては、こちらより確認ができます。
グループホームの費用|八王子市で安心して暮らすための料金の目安
グループホームへの入居を検討する際、最も気になるのは「毎月いくらかかるのか」という点ではないでしょうか。費用は大きく分けて、介護保険が適用される自己負担分と、家賃・食費などの実費の2つで構成されています。
介護保険サービス費の自己負担額(1日あたり)
グループホームで提供される介護サービスには、要介護度に応じた利用者負担が生じます。下記は2ユニット以上の施設で1割負担の場合の1日あたりの目安です。
| 要介護度 | 1日あたりの目安(1割負担) |
|---|---|
| 要支援2 | 800円 |
| 要介護1 | 805円 |
| 要介護2 | 842円 |
| 要介護3 | 868円 |
| 要介護4 | 885円 |
| 要介護5 | 903円 |
※2割・3割負担の方は上記の2倍・3倍の金額になります。
※基本料金の目安であり、介護職員処遇改善加算などにより実際の請求額は変わります。
※要支援1の方はグループホームを利用できません。
1か月あたりの介護サービス費はどれくらい?
月々の介護保険サービス費は「1日あたりの金額×利用日数」で算出します。仮に要介護3・1割負担の方が30日利用した場合、要介護3なら868円×30日=約26,040円が目安となります。ただしこれはサービス費のみの金額で、家賃や食費は含まれていません。
家賃・食費・光熱費などの生活費
介護保険サービス費に加え、以下の費用が自己負担となります。
- 家賃(居住費)
- 食費
- 光熱水費
- 日用品費(おむつ・衛生用品など)
- 管理費・共益費
金額は施設によって異なるため、見学時や問い合わせの際に確認しておくことをおすすめします。
その他の自己負担
以下のような費用が別途かかる場合があります。
- 通院時の医療費や薬代(医療保険で1〜3割負担)
- 理美容サービスの利用料
- レクリエーションの材料費、外出時の交通費など
費用を把握するためのチェックポイント
グループホームは施設ごとに料金設定が異なります。入居後の負担を把握するために、以下の点を事前にチェックしておくと安心です。
- 家賃・食費・管理費などの月額料金
- 介護サービス費に含まれる加算の内容
- 医療費や日用品費としてどの程度見込んでおくべきか
見学時には「月々のトータル費用の目安」を確認しておくと、資金計画を立てやすくなります。
八王子市の「認知症高齢者グループホーム利用者負担軽減制度」をやさしく解説

八王子市では、認知症により在宅生活が難しくなった方が、経済的な理由でグループホームの利用を諦めることがないよう、家賃と食材料費の負担を軽減する独自制度を実施しています。
グループホーム(認知症対応型共同生活介護)は、地域密着型サービスとして、認知症の方が共同生活を通じて、その人らしい暮らしを続けられるよう支える仕組みです。この制度は、低所得の方がより安心して利用できるように設けられたものです。
対象となる方
この制度は、次の条件を満たした方が対象となります。
- 世帯全員が市民税非課税であること(※夫婦で世帯が別でも、配偶者が非課税であれば対象)
- 預貯金などの合計が、各区分の基準額以下であること
- 生活保護・中国残留邦人支援を受けていないこと
- 「介護保険負担限度額認定証」の交付を受けていること
「介護保険負担限度額認定証」は、もともと介護保険施設で食費・居住費の軽減を受けるための制度ですが、八王子市の独自軽減制度でも要件となっています。混同しやすい部分のため注意が必要です。
軽減される金額
区分別の家賃・食材料費の軽減上限額です。
| 区分 | 預貯金基準額(単身) | 預貯金基準額(夫婦) | 家賃 | 食材料費 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1段階(老齢福祉年金受給+世帯全員非課税) | 1,000万円以下 | 2,000万円以下 | 35,500円 | 34,300円 | 69,800円 |
| 第2段階(世帯全員非課税+収入80.9万円以下) | 650万円以下 | 1,650万円以下 | 35,500円 | 31,600円 | 67,100円 |
| 第3段階①(収入80.9万円超〜120万円以下) | 550万円以下 | 1,550万円以下 | 20,800円 | 23,800円 | 44,600円 |
| 第3段階②(収入120万円超) | 500万円以下 | 1,500万円以下 | 20,800円 | 2,500円 | 23,300円 |
※実際の利用料が上限額未満の場合は、その利用料が軽減額となります。
軽減を受けるための手続き
- 八王子市へ「介護保険負担限度額認定」を申請し、認定証の交付を受ける(毎年更新が必要)
- 認定証の写しをグループホームへ提出する
申請時期によっては軽減が過去分に反映されないこともあるため、早めの手続きをおすすめします。
国の「負担限度額認定制度」との違い
重要なポイントとして、この軽減制度は国が実施している「介護保険負担限度額認定制度」とは別の仕組みになります。
通常の負担限度額認定制度は、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護医療院などの「介護保険施設」が対象であり、グループホームは本来、適用の対象外です。しかし八王子市では、独自に「グループホーム利用者の家賃・食材料費を軽減する制度」を設けており、利用者にとって非常に手厚い支援内容となっています。
八王子市での手続きと申請方法|グループホーム入居までの流れ
グループホームは「入りたい」と思ってすぐに入居できるわけではなく、介護認定の取得や施設見学、面談などの手順を経て進めていく流れです。以下では、八王子市でグループホームを利用するまでの流れを順を追って説明します。
1.介護認定を受ける
グループホームを利用するには、要支援2または要介護1〜5の認定を受けていることが前提です。また、医師による認知症の診断も必要になります。
認定をまだ受けていない方は、高齢者あんしん相談センター(地域包括支援センター)や市役所の窓口で申請可能です。申請後は調査員が自宅を訪問し、心身の状態を確認。主治医意見書とあわせて審査され、おおむね1か月ほどで結果が届きます。
2.施設に空室状況などを問い合わせする
認定結果を受け取ったら、候補となるグループホームに連絡を入れましょう。グループホームは地域密着型サービスに分類されるため、八王子市内の施設を利用できるのは八王子市に住民票がある方に限られます。空室状況や費用の目安、待機期間の有無などを早めに確認しておくとよいでしょう。
3.施設を見学する
資料やウェブサイトだけでは分からないことも多いため、実際に足を運んで施設の雰囲気を確かめることが大切です。チェックしておきたいのは、居室の広さや清潔感、職員の接し方、他の入居者の様子、食事のメニュー、医療機関との連携体制などです。
見学時に、本人の状況について簡単に聞かれることもあります。可能であれば、ご家族みんなで見学に行くと、それぞれの視点で気づくことも増えておすすめです。
4.申込み・必要書類の準備
入居したい施設が決まったら、申込書を提出します。必要な書類は施設ごとに異なりますが、一般的には以下のようなものが求められることが多いです。
- 介護保険被保険者証
- 認知症の診断書(または主治医意見書)
- 施設指定の申込書
5.面談・入居審査
書類をもとに、施設が受け入れ可能かどうかを判断します。本人や家族との面談が行われることが多く、普段の生活で必要な支援や、医療的な注意点などが確認されます。他の入居者との共同生活に支障がないか、施設側の体制で対応できるかが審査のポイントです。
6.契約・入居
入居が認められたら、契約手続きに進みます。重要事項説明書や契約書の内容をしっかり確認し、不明点があれば事前に質問しておきましょう。契約後は入居日を決め、必要な生活用品を準備して新たな暮らしが始まります。
7.ケアプランの作成
入居後は、施設のケアマネジャーが本人に合ったケアプランを作成。認知症の状態や身体機能、生活習慣、本人・家族の希望などをもとに、日々の支援内容が決められていきます。
入居前に確認したい|八王子市でのグループホーム選びのポイント

八王子市内には数多くのグループホームがあり、施設ごとにケアの方針や雰囲気が異なります。ウェブサイトやパンフレットだけでは見えない部分も多いため、見学で「本人に合う環境かどうか」を見極めることが大切です。
1.費用は月額の総額で比べる
家賃・食費・光熱水費などの実費と、介護保険の自己負担分を合わせた金額が毎月かかります。施設ごとに料金の内訳や表記の仕方が違うため、「月々トータルでいくらになりますか?」と直接聞くのが確実です。複数の施設を比較するときも、総額ベースで揃えると判断しやすくなります。
2.医療サポートの範囲を確認する
グループホームには看護師の常駐義務がなく、医療対応の幅は施設ごとに大きく異なります。訪問看護との連携体制、インスリン注射や褥瘡ケアへの対応可否、夜間の急変時にどう動くかなど、持病や医療ニーズがある方は細かく確認しておきましょう。
3.夜間の体制を把握する
夜間は1ユニットに1名以上の職員配置が基準とされていますが、実際の手厚さは施設によって差があります。夜中に不安を感じやすい方や、落ち着かなくなることがある方にとって、夜間体制は暮らしの安心感に直結します。見学時に具体的な人数や対応の流れを聞いておくと安心です。
4.スタッフの様子を観察する
見学では、職員が入居者にどう接しているかをよく見てください。声かけの仕方、表情、ちょっとした気配り。少人数で暮らすグループホームでは、スタッフとの関係性が日々の居心地を大きく左右するものです。「この人たちに任せたい」と思えるかどうかが、施設選びの重要な判断材料になります。
5.居室と共用スペースの雰囲気を見る
入居者は原則として個室で生活し、基準では7.43㎡以上(約4.5畳)の広さが確保されています。ただし実際の間取りや日当たり、収納スペースは施設によってさまざまです。自宅から家具を持ち込みたい場合は、置けるかどうかも確認を。リビングの雰囲気や、入居者同士の交流の様子も現地でしかわかりません。
6.認知症ケアの方針を聞く
施設によってケアの考え方は異なります。日常の中で役割を持ってもらうことを重視するところ、静かにゆったり過ごすことを大切にするところなど、スタイルはさまざまです。「日中はどんなふうに過ごしていますか?」「落ち着かないときはどう対応しますか?」と質問すると、施設の姿勢が見えてきます。
7.家族への情報共有の方法を確認する
面会のルール、外出・外泊の可否、日々の様子をどう伝えてくれるかは施設によって異なります。アプリで写真付きの報告があるところもあれば、電話連絡が中心のところも。入居前に体験利用(ショートステイ)ができる施設もあるため、本人が環境に馴染めるか試したい場合は相談してみてください。
8.退去条件と看取り対応を確認する
グループホームは医療施設ではないため、身体状態の変化によっては退去が必要になる場合があります。どのような状況で退去となるのか、契約前に確認しておくことが大切です。また、最期まで同じ場所で過ごせるか(看取り対応の有無)も、長い目で考えるなら押さえておきたいポイントです。
八王子市で安心して暮らせる“その人らしい場所”を選ぶために
グループホームは、認知症のある方が少人数の家庭的な環境で、自分のペースを大切にしながら暮らせる住まいです。八王子市内には31か所のグループホームがあり、ケアの方針や雰囲気、医療連携の体制はそれぞれ異なります。
費用面では、市独自の負担軽減制度を活用できる場合もあります。まずは気になる施設に問い合わせ、見学を通じて「ここなら安心して任せられる」と感じられる場所を探してみてください。
大切なご家族が穏やかに過ごせるグループホーム選びの参考になれば幸いです。
参照元:厚生労働省 認知症対応型共同生活介護(認知症グループホーム)、グループホームの概要、八王子市 認知症対応型共同生活介護 介護予防認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、ともにささえる介護保険、認知症高齢者グループホーム利用者負担軽減制度、要介護認定申請から認定結果通知まで、介護保険関連の申請書





