認知症のある人と向き合うなかで、「どう接すればいいのかわからない」「これでいいのだろうか」と悩む場面は少なくありません。認知症ケアでは、症状への対応だけでなく、その人を1人の人間として尊重する関わり方が大切だとされています。西東京市では、こうした考え方を学ぶ機会として「ユマニチュード(R)講座」を開催します。
この記事でわかること
- ユマニチュードとは何か、その基本的な考え方と4つの柱
- 西東京市が全国初で締結したユマニチュード包括連携協定の概要
- 2026年3月開催のユマニチュード(R)講座の日時・会場・申込み方法
目次
ユマニチュード(R)とは
ユマニチュード(Humanitude)とは、「人間らしさ」を意味する言葉で、フランスの体育学の専門家イヴ・ジネストさんとロゼット・マレスコッティさんの40年以上におよぶ病院、施設や家庭での経験から生まれたケアの技法です。
ユマニチュードが大切にする4つの柱
ユマニチュード(R)は、「見る・話す・触れる・立つ」という4つの柱を通じて、「あなたのことを大切に思っています」というメッセージを、相手が理解できるように伝えることを大切にしたコミュニケーション技術です。
なお、「ユマニチュード」とは「人間らしくある」ことを意味するフランスの造語です(※日本ユマニチュード学会ホームページより引用)。この4つの柱は、認知症のある人を単なる支援の対象としてではなく、1人の人間として向き合う姿勢を表したものといえるでしょう。
西東京市が進めるユマニチュード普及の位置づけ
西東京市では、「認知症のある人と家族が安心できる暮らし」を施策の方向性とし、認知症のある人が希望を持って日常生活を過ごせるまちづくりを目指しています。
その取り組みの一環として、西東京市は令和8年1月28日、全国の自治体で初めて日本ユマニチュード学会と「ユマニチュードの普及啓発に関する包括連携協定」を締結しました。今後は、市民や関係機関向けの講演会・講習会への講師派遣、認知症イベントへの協力、学校での出前講座などが予定されています。
西東京市ユマニチュード(R)講座のご案内
こうした取り組みの一環として、西東京市では「西東京市ユマニチュード(R)講座」を開催します。認知症のある人との関わり方を学びたい方や、ユマニチュードについて基礎から知りたい方に向けた内容です。
こんな方におすすめです
- ユマニチュードって何だろう、と気になっている方
- 認知症のある人のご家族の方
- 看護・介護職として関わっている方
- 認知症のある人と日常的に関わる立場の方
専門職に限らず、地域で暮らす多くの方の参加が想定されています。
開催概要
- 日時:令和8年3月14日(土曜日)午後2時から3時30分
- 場所:田無庁舎502・503会議室(西東京市南町5丁目6番13号)
- 講師:ユマニチュード認定インストラクター
- 対象:西東京市内在住・在勤・在学の方
- 定員:50名(先着順)
申込み方法
電話、または以下の申し込みフォームからお申し込みください。
- 電話番号:042-420-2811(高齢者支援課地域支援係)
- 申し込みフォーム:https://logoform.jp/form/AAZE/1432856
地域で「人として向き合うケア」を広げるために
認知症ケアにおいて大切なのは、症状への対応だけでなく、「どのような姿勢で関わるか」を学ぶことです。西東京市ユマニチュード(R)講座では、ユマニチュードの基本的な考え方を学ぶことができます。
ご家族として、地域の一員として、また専門職として認知症のある人と向き合う方にとって、日々の関わりを見つめ直すきっかけとなる講座です。関心のある方は、この機会に参加を検討してみてはいかがでしょうか。





