2025年6月5日、エスビー食品株式会社は、愛媛大学との共同研究において、カレーおよび6種類のスパイス・ハーブの摂取頻度とロコモティブシンドローム(ロコモ)との関連を評価し、第83回日本公衆衛生学会総会にて発表したことを公表しました。今回の研究成果は、手軽に摂取できるにんにくに着目することで、より効果的なロコモ予防対策の普及につながる可能性が考えられます。
にんにく習慣でロコモリスク減?月1回でも効果の可能性

ロコモは骨や関節、筋肉の衰えによって要介護リスクが高まる状態。国民の約4割が該当すると言われ、高齢化が進む日本にとって深刻な問題です。

今回の研究では、2,524人(平均年齢57.8歳)を対象に、カレーや6種類のスパイス・ハーブの摂取頻度を8段階で調査し、その中でもにんにくとロコモ該当者との関連性を分析しました。

調査の結果、にんにくを「全く・ほとんど食べなかった」人のロコモ該当率が50.7%だったのに対し、「1か月に1回」摂取する人では39.9%、「1か月に2~3回」では39.6%、「1週間に1回以上」では41.8%と、摂取習慣がある人の方が該当率が低い傾向が確認されました。統計解析でも、にんにくの摂取習慣がある人は、全く食べない人と比較してロコモ該当リスクが低いことが示されています。
介護現場の視点から見ると、にんにくは安価で入手しやすく、少量でも料理の味にアクセントを加えられる食材です。香味野菜として食事の楽しみを増やしながら、ロコモ予防にもつながる可能性があることは朗報と言えるでしょう。
それでも注目、手軽に始められる一歩
今回の研究は横断研究であり、因果関係を断定するものではありません。にんにくを食べればロコモが予防できるという単純な話ではなく、バランスの取れた食生活と適度な運動が基本です。それでも、手軽に取り入れられる食材で介護予防につながる可能性があることは、注目に値すると言えるでしょう。
参照元:プレスリリース





