「港区でデイサービスを探しているけれど、情報が多すぎて迷ってしまう」と悩まれている方はいませんか?料金体系、サービス内容、立地条件など、何を基準に選べばいいのか分からず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、港区のデイサービス選びで失敗しないための情報を網羅的に解説。 最適なデイサービスを見つけ、ご本人とご家族が安心して暮らせる未来を築きましょう。
港区のデイサービス(通所介護)とは?
東京都港区におけるデイサービス(通所介護)は、要支援・要介護の認定を受けた高齢者が、日中の一定時間を安全かつ快適に過ごすことができる介護保険サービスの1つです。自宅で暮らしながらも、定期的に介護施設に通うことで、身体機能の維持や社会的なつながりを保ち、健康的な生活を続けられるよう支援する重要な役割を担っています。
目次
港区のデイサービスの種類と特徴|自分に合ったサービスを選ぶために

東京都港区でデイサービスを探す際には、提供されているサービスの種類やそれぞれの特徴を理解することがとても重要です。デイサービスは大きく分けると3つの種類があります。
1.通所介護(一般的なデイサービス)
最も一般的なタイプで、定員19名以上の事業所です。幅広い要介護度の方を受け入れ、食事・入浴・機能訓練・レクリエーションなど総合的なサービスを提供。1日型(6~8時間程度)の利用が基本となります。
2.地域密着型通所介護
定員18名以下の小規模な事業所で、港区民のみが利用可能です。少人数ならではの家庭的な雰囲気の中で、一人ひとりの状態に応じたきめ細やかなケアが受けられます。顔なじみの関係を築きやすいのも特徴です。
3.認知症対応型デイサービス|専門的なケアで穏やかな毎日を
認知症の診断を受けた方を対象とした専門的なサービスです。定員12名以下の少人数制で、認知症ケアの専門研修を修了したスタッフを配置。穏やかで落ち着いた環境の中、個々の症状に応じた専門的なプログラムを実施します。
老人ホームやグループホームなどとの違い
デイサービスと老人ホーム・グループホームの根本的な違いは「通い」か「住まい」かという点にあります。
デイサービスは「通い」のサービス
- 朝、自宅から事業所へ通い、夕方には帰宅
- 週1~5回など、必要に応じて利用回数を調整可能
- 自宅での生活を維持しながら、日中の介護サービスを受けられる
老人ホーム・グループホームは「住まい」のサービス
- 施設に入所・入居して24時間365日生活
- 食事・入浴・排泄など、生活全般のサポートを受ける
- 特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、グループホーム(認知症対応型)などが該当
どちらを選ぶべきか
- デイサービス向き:自宅生活を続けたい、家族と暮らしながら日中のケアを受けたい方
- 施設入所向き:常時介護が必要で、自宅での生活が困難になった方
このように、本人の介護度や家族の状況、希望する生活スタイルに応じて、適切なサービスを選択することが重要です。
デイサービスで提供されるサービスや医療的ケア
デイサービスでは、利用者の状態やニーズに応じて以下のようなサービスを受けることができます。受けられる介護サービスや医療的ケアの一例について、以下のとおりです。
日常生活の支援
- 送迎サービス(自宅と事業所間の送り迎え)
- 食事の提供・食事介助
- 入浴介助(一般浴・機械浴・清拭)
- 排泄介助・トイレ誘導
- 移動・移乗のサポート
健康管理・看護ケア
- バイタルチェック(血圧・体温・脈拍測定)
- 服薬管理・服薬確認
- 看護師による健康相談
- 体調観察・健康状態の把握
機能訓練
- 個別機能訓練(機能訓練指導員等による)
- 自立に向けた生活リハビリテーション
- 歩行訓練・関節可動域訓練
- 日常生活動作の維持・向上訓練
レクリエーション活動
- 体操・軽運動
- 創作活動(手工芸・書道など)
- 脳トレーニング・認知機能訓練
- 季節行事・外出レクリエーション
医療的ケア(事業所により対応可否あり)
- インスリン注射の見守り・管理
- 経管栄養の対応
- 在宅酸素療法の管理
- ストーマケア
- 褥瘡処置
※医療的ケアについては、看護師の配置状況や事業所の体制により対応できる範囲が異なります。利用前に必ず確認が必要です。
港区の主な通所介護事業所一覧

ここでは、港区の主な通所介護事業所をご紹介します。
デイサービスグッドライフケア汐留
| 所在地 | 東京都港区東新橋2丁目18番3号 ルネパルティーレ汐留1階 |
| 電話番号 | 03-3434-7701 |
デイサービスセンター友の里三田
| 所在地 | 東京都港区三田3丁目7番16号 御田八幡ビル1階 |
| 電話番号 | 03-5427-5837 |
通所生活介護事業所洛和デイセンター南麻布
| 所在地 | 東京都港区南麻布4丁目6番1号 北棟 |
| 電話番号 | 03-6408-8677 |
港区立南麻布高齢者在宅サービスセンター
| 所在地 | 東京都港区南麻布1丁目5番26号 |
| 電話番号 | 03-5232-9672 |
ステップリハビリ・高輪
| 所在地 | 東京都港区高輪3丁目6番23号 エステート高輪101号室 |
| 電話番号 | 03-5449-2930 |
港区の通所介護事業所を探す方法
港区のデイサービスセンターを探すには、主に以下の方法が挙げられます。
1.インターネットで検索する
インターネットでの検索も有効な方法です。厚生労働省が運営する「介護サービス情報公表システム」では、事業所の定員、サービス内容、料金などの詳細情報を確認できます。また、各事業所の公式ホームページでもサービス内容、料金、事業所の雰囲気などを確認可能です。
2.ケアマネジャーに紹介してもらう
すでに要介護認定を受けている方は、担当のケアマネジャーに紹介してもらうことも可能です。ケアマネジャーは利用者の状態や希望を把握した上で、適切な事業所を提案し、見学や体験利用の調整も行ってくれます。
3.高齢者相談センター(地域包括支援センター)に相談する
地域包括支援センターは、港区では「高齢者相談センター」とも呼ばれており、高齢者や介護が必要な方、そのご家族向けの総合相談窓口です。主に 主任ケアマネジャー、社会福祉士、保健師 など専門スタッフが配置されており、介護保険制度、介護予防、権利擁護、地域連携など幅広く対応しています。
港区内には5か所の高齢者相談センターがあり、住所によって担当センターが決まっています 。
| 地域エリア | センター名 | 電話番号 |
| 芝地区 | 芝地区高齢者相談センター | 03‑5232‑0840 |
| 麻布地区 | 麻布地区高齢者相談センター | 03‑3453‑8032 |
| 赤坂地区 | 赤坂地区高齢者相談センター | 03‑5410‑3415 |
| 高輪地区 | 高輪地区高齢者相談センター(白金の森) | 03‑3449‑9669 |
| 芝浦・港南地区 | 芝浦港南地区高齢者相談センター(港南の郷) | 03‑3450‑5905 |
港区のデイサービス利用にかかる費用|介護保険適用後の自己負担額とは?

デイサービスを利用する際、気になるのが「実際にいくらかかるのか?」という費用面です。港区のデイサービスも、介護保険が適用されるため自己負担額はかなり抑えられますが、要介護度や利用するサービスの内容によって変動があります。
ここでは、介護保険適用後の自己負担額の目安や、追加で発生する費用、確認時のポイントなどを詳しく解説します。
介護保険が適用されると自己負担は原則1〜3割
介護保険サービスの自己負担は、所得に応じて以下のとおりです。
- 1割負担:原則
- 2割負担:一定以上の所得がある方
- 3割負担:現役並み所得がある方
負担割合は「介護保険負担割合証」に記載されています。手元にある保険証を確認しましょう。
介護保険が適用されるサービスの費用例
以下は、7~8時間利用(通常規模事業所)の1日あたりの自己負担額例です(1割負担の場合)。
基本料金(1日あたり・1割負担の場合)
- 要介護1:658円
- 要介護2:777円
- 要介護3:900円
- 要介護4:1,023円
- 要介護5:1,148円
料金に関する注意事項
- 事業所の規模や利用時間により料金は変動します
- 所得により自己負担割合は1~3割となります
- 地域により料金設定が異なります
- 食費・おむつ代などは別途自己負担
- 各種加算により実際の料金は上記より高くなります
※令和7年7月時点の情報です
費用が心配な方は支援制度もチェックしよう!
経済的に不安のある方のために、条件を満たすことで以下のような支援制度を受けることが可能です。
高額介護(介護予防)サービス費
月々の介護保険サービスの自己負担額が上限を超えた場合、申請により超過分が戻ってくる制度です。世帯の所得状況により、負担上限額が異なります。
高額医療・高額介護合算(介護予防)サービス費
医療費と介護費の両方を利用している世帯の負担を軽減する制度です。1年間の医療保険と介護保険の自己負担額を合算し、限度額を超えた分が支給されます。
利用者負担額の助成(港区独自の制度)
港区では、国の制度に加えて独自の助成制度を設けています。介護サービス利用時の自己負担分について、所得や資産状況に応じて追加の助成を行います。これにより、低所得の方でも必要な介護サービスを受けやすくなっています。
他にも詳しい条件や申請方法については、港区介護保険課や高齢者相談センターにご相談ください。これらの制度を活用することで、経済的な不安を軽減しながら、必要な介護サービスを継続的に利用することができます。
港区のデイサービスを利用するまでの流れと手続き|初めてでも安心のガイド
港区でデイサービスを利用するには、いくつかのステップと公的な手続きが必要です。特に初めて介護サービスを利用する方にとっては、「何から始めればいいの?」「誰に相談すればいいの?」と不安になることもあるでしょう。
ここでは、港区のデイサービスをスムーズに利用開始するための流れと、それぞれのステップで押さえておきたいポイントをわかりやすく解説します。
要介護認定の申請方法(窓口・流れ)
デイサービスを利用するには、「要支援」または「要介護」の認定を受ける必要があります。認定を受けていない方は、まず申請から始めましょう。
- 申請窓口:介護保険課介護認定係、各総合支所区民課保健福祉係、各高齢者相談センター
- 必要書類:介護保険被保険者証、本人確認書類など
- 流れ:申請 → 訪問調査 → 主治医の意見書提出 → 審査判定 → 認定通知(約30日)
認定結果は「非該当」「要支援1・2」「要介護1~5」に区分され、利用できるサービスの種類や回数が決まります。
ケアマネジャーによるプラン作成
認定後、介護サービスを適切に利用するために、ケアプラン(介護サービス計画)を作成します。
- 要支援1・2の方:地域包括支援センターが担当
- 要介護1~5の方:居宅介護支援事業所のケアマネジャーが担当
本人の心身の状況や生活環境、家族の希望を踏まえ、デイサービスの利用回数や他のサービスとの組み合わせを決定します。
利用先事業所の選定と契約手続き
ケアプランが決まったら、実際に通うデイサービス事業所を選びます。希望に合う事業所が見つかれば、見学や体験利用の後、契約という流れです。
契約後は、ケアプランに沿ってサービス利用が開始されます。事業所選びに迷った場合は、担当のケアマネジャーに相談しましょう。複数の事業所を見学・比較検討することで、本人に最も適した事業所を見つけることができます。
港区で後悔しないデイサービス事業所の選び方|チェックすべきポイント5選

港区には、バリエーション豊かなデイサービス事業所が数多く存在します。しかし、数が多いからこそ「どこが良いのか分からない」「何を基準に選べばいいのか迷う」という声も少なくありません。以下では、港区でデイサービス事業所を選ぶ際に、特に注目すべきポイントを5つの観点から詳しく解説します。
1.立地と送迎範囲|通いやすさは継続のカギ
デイサービスは週に何度も通う場所。だからこそ、アクセスの良さが長続きの秘訣です。
◆確認すべきポイント
- 自宅からの距離:片道30分以内が理想。車酔いしやすい方は特に重要
- 送迎サービスの充実度:ドア to ドアの送迎があるか、車椅子対応車両の有無
- 悪天候時の対応:雨の日も安全に乗り降りできる環境か
- 港区特有の地形への配慮:麻布十番や白金など坂道の多いエリアでの送迎ルート
見学時には実際に送迎車に乗ってみて、乗り心地を確認しましょう。
2.プログラム内容|充実した1日が生活の質を高める
どんな活動をして過ごすかは、利用者の満足度に直結します。
◆要チェック項目
- 機能訓練:機能訓練指導員による体操や運動プログラムの内容
- 口腔ケア:食前の口腔体操、歯磨き支援の実施状況
- レクリエーション:カラオケ、園芸、書道など趣味に合った活動
- 曜日別プログラム:通う予定の曜日にどんな活動があるか
月間スケジュール表をもらい、実際の活動風景の写真も見せてもらいましょう。
3.スタッフ体制|プロフェッショナルな支援で安心
質の高いケアは、優秀なスタッフから生まれます。
◆重要な確認事項
- 有資格者の割合:介護福祉士が何名いるか
- 看護師の配置:常勤か非常勤か、医療的ケアへの対応力
- 機能訓練指導員:看護師、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師などが担当(理学療法士や作業療法士が配置されている事業所もあり)
- スタッフの定着率:ベテラン職員が多いかどうか
4.利用者層と雰囲気|居心地の良さが何より大切
事業所の雰囲気が本人に合っているかは、継続利用の大きなポイントです。
◆チェックポイント
- 利用者の特徴:年齢層、要介護度、認知症の方の割合
- 事業所の雰囲気:アットホームか、活発か、落ち着いているか
- グループ分け:同じ趣味や興味を持つ人と過ごせるか
- 個別対応の柔軟性:一人ひとりのペースを尊重してくれるか
必ず体験利用をして、実際の雰囲気を肌で感じることが大切です。
5.家族との連携体制|安心して任せられる関係づくり
家族との密な連携は、利用者の安全と満足度を高めます。
◆確認したい連携体制
- 日々の情報共有:連絡帳、専用アプリ、電話連絡の頻度
- 緊急時の対応:体調急変時の連絡体制、協力医療機関
- 柔軟な利用調整:急な予定変更への対応、振替利用の可否
- ケアマネジャーとの連携:定期的な情報交換の仕組み
相談しやすい雰囲気かどうかも、長期利用には欠かせません。
デイサービス選びは「百聞は一見に如かず」。パンフレットだけでなく、必ず見学・体験をして、本人が「ここなら通いたい」と思える場所を見つけましょう。
在宅生活を続けたい方はデイサービスを活用しよう!
デイサービスは、高齢者が安心して日中を過ごしながら、身体機能の維持や社会交流を促進できる福祉サービスです。多様な種類があり、利用者のニーズに応じたケアが受けられます。
港区のデイサービスは、多様な事業所とサービスが揃っているため、本人の体調や生活スタイル、希望に合わせて慎重に選ぶことが重要です。まずは高齢者相談センターに相談し、複数箇所のデイサービスを見学しながら自分に合った事業所を見つけましょう。
厚生労働省 通所介護及び療養通所介護、通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護、介護事業・生活関連情報検索 どんなサービスがあるの? – 通所介護(デイサービス)、港区 要介護認定、高齢者相談センター(地域包括支援センター)、令和7年度あったかいね!みなと(表紙~P61)






