2025年10月10日、高齢者施設向け冷凍食材を手がけるグローバルキッチン株式会社は、新商品『まごの手ソフト食』を2025年11月11日より全国で販売開始することを発表しました。
この商品は「舌でつぶせる」やわらかさと、おかずのみで1日あたりエネルギー740kcal・たんぱく質40.8gという業界最高水準クラスの栄養設計を両立。高齢者の「低栄養」と介護現場の「人手不足」という2つの深刻な課題に対し、食の面から同時にアプローチする画期的な製品であり、施設食の新たな基準となる可能性を秘めています。
介護現場が直面する「食形態」と「栄養」のジレンマ
プレスリリースによると、高齢者施設では、嚥下機能が低下した利用者に対して「安全で食べやすい食事」の提供が不可欠です。しかし、食事をやわらかくすると見た目が損なわれ、かさが増して少量しか食べられなくなるため、十分な栄養確保が困難になるというジレンマがありました。さらに、介護業界の人手不足は深刻で、手間のかかる介護食の調理は現場の大きな負担となっています。
「少量高栄養」と「業務効率化」を両立する新商品
『まごの手ソフト食』は、こうした現場の課題を解決するために開発されました。主な特長は以下の2点です。
1.業界最高水準クラスの栄養設計
おかずだけで1日あたりエネルギー740kcal、たんぱく質40.8gを摂取できる栄養設計により、食事量が限られる高齢者でも、少量で効率よく栄養を補給できます。これはフレイルや低栄養予防に直結し、利用者の健康維持に大きく貢献します。
2.冷蔵解凍のみで提供可能な手軽さ
従来、ソフト食の調理には専門知識と複雑な工程が必要でしたが、この商品は冷蔵解凍のみで提供可能です。前日に盛り付けておくだけで翌日には提供できるため、調理スタッフの作業負担が大幅に軽減されます。専門知識のないスタッフでも安全で質の高い食事を提供でき、人員が手薄になる時間帯でも安定した食事提供が可能となります。
女子栄養大学の蒲池桂子教授も「利用者様と提供者様の両方に大きなメリットとなる」と評価しています。『まごの手ソフト食』は、利用者の「食べる喜び」と健康を守りながら、介護現場の持続可能性を高める、まさに一石二鳥のソリューションと言えるでしょう。
参照元: プレスリリース





