2025年12月12日、株式会社小学館の介護マーケティング研究所は、介護ベッドの導入における「購入」と「レンタル」の選択意識に関する大規模調査の結果を公開しました。介護ベッドの利用はレンタルが主流であり、購入の約2.7倍を占めることが明らかになっています。
「費用」と「先行き」が選択の分かれ道に
調査結果から、購入派とレンタル派では、選択要因に明確な違いが見られました。
【レンタル派が重視する点】
- 1位:介護保険が適用される(55%)
- 2位:費用を抑えたかった(51%)
レンタル利用者は、費用面での負担軽減と介護保険制度の活用を最優先しており、先が見えにくい介護状況に対して柔軟に対応できる点を重視しています。納得できる価格は「月額800~1,200円未満」と考えている人が多数でした。
【購入派が重視する点】
- 1位:長期介護を見据えて経済的だった(40%)
- 2位:傷や汚れを気にせず利用できる(39%)
購入者は、長期介護を見据えたコストパフォーマンスや、衛生面への意識が強く表れました。長く使うことを前提に、心理的な納得感も重視していることがわかります。

高い満足度と「生活環境」の課題
購入・レンタルを問わず、介護ベッドの満足度は非常に高く、介護される人も介護する人も75%以上が満足していると回答しました。これは、介護ベッドの機能水準が高く、「補助がやりやすくなった」というメリットが享受されているためです。
一方で、不満点としては、「ベッド下の掃除がしにくい」「病院のような見た目で気分が沈む」といった、生活面・空間面に関する意見が目立ちました。

介護ベッド選びでは、介護の期間や状況、費用感、そして本人や家族の考え方に合った選択をすることが、より良い介護生活に不可欠と言えるでしょう。
参照元:プレスリリース





