2026年1月19日、株式会社LIFULL seniorは「介護施設選び経験者の実態調査2026(探し方編)」を実施し、結果を公表しました。
本調査では、介護施設の探し方や重視点、不安要素などがまとめられており、費用への関心の高まりやAI活用の広がりといった傾向が示されているようです。介護施設選びは、専門職への相談に加え、インターネットやAIなど複数の手段を併用する流れが進んでいると受け止められます。
ケアマネ相談が最多、若年層ではAI活用も進展

調査によると、介護施設探しの手段として最も多かったのは「ケアマネジャーに相談」で、全体の約53%を占めました。一方、「インターネットで調べた」とする回答は、役所や医療機関への相談を上回っています。30〜40代では約2割が「AIに相談した」と回答しており、若年層を中心にデジタルツールを活用した情報収集が浸透しつつある状況がうかがえます。
費用重視の傾向と見学件数の少なさ

施設選びで重視された点では「スタッフの質・雰囲気」が最多でしたが、「金額と立地のみを重視した」とする回答は前回調査の約3倍に増加しました。物価高騰や家計負担の影響を受け、費用条件を優先せざるを得ない世帯が増えている可能性があります。
また、見学件数は「2施設以下」が約7割を占め、「見学をしていない」とする回答も約3割にのぼりました。選択肢の少なさや時間的制約により、十分な比較が難しい実態があると考えられます。
編集部より
本調査では、介護施設選びにおいて「費用の不透明さ」が最大の不安要因となっている点も示されています。月額費用に加え、介護サービス費や生活支援費、将来的な値上げなど、総額の見通しが立てにくいことが心理的負担につながっているようです。介護は長期化するケースも多く、短期的な条件だけでなく、将来的な負担や生活の質まで含めた情報提供の重要性が高まっていると考えられます。
参照元:プレリリース





