「事業所内での意思疎通が難しい」と感じることが多いとされる外国人介護職員。文化の壁や孤立感は大きな課題です。日本の介護現場を支える外国人スタッフが増える一方で、文化の壁や孤立感は大きな課題です。
こうした現状に対し、練馬区は、区内の介護・障害福祉サービス事業所や病院で働く外国人介護職員を対象とした交流会を初めて開催しました。地域で安心して働き続けられる環境をつくり、介護人材の「確保・育成・定着」を多角的に支援する練馬区の新たな取り組みをご紹介します。
この記事でわかること
- 練馬区が外国人介護職員向け交流会を初開催した背景と当日の内容
- 国家試験対策・宿舎補助・マッチング支援など、介護人材の確保・育成・定着に向けた練馬区の多角的な取り組み
- 光が丘福祉専門学校と連携した外国人介護職員のキャリアアップ支援体制
目次
交流会の目的と当日の様子
本交流会は、外国人職員が職場以外でのネットワークを築き、地域で孤立することなく活躍し続けられるよう親睦を深めることを目的に実施されました。
当日は外国人職員17名に加え、日本人職員や未来の介護を担う光が丘福祉専門学校の学生など、計44名が参加。グループごとに「介護トークすごろく」を楽しみながら、介護職に就いた理由や母国の介護事情について語り合い、会場は熱気と笑顔に包まれました。
介護人材の「確保・育成・定着」に向けた多角的な支援
練馬区では交流会の開催にとどまらず、外国人職員や学生が安心してステップアップできる体制を整えています。
国家試験対策の実施
光が丘福祉専門学校と連携し、区内で働く外国人介護職員向けに介護福祉士国家試験対策講座を開講。16名が受講しました。資格取得を通じたキャリアアップを後押ししています。
居住支援(宿舎借り上げ)
光が丘福祉専門学校の入学者確保のため、運営法人が借り上げる宿舎の家賃の8分の7(月額上限5万円)を区が補助する制度を実施しています。
マッチング支援
学生と区内の事業所を繋ぐ面接会を開催し、卒業後の就職と定着をサポートしています。参加事業所の募集は令和8年2月10日から開始されています。
開催概要
- 開催日:令和8年2月1日(日曜日)
- 場所:区民・産業プラザ3階 ココネリホール
- 主催:練馬区 高齢社会対策課
詳細は、練馬区が公開しているこちらのプレスリリース資料からもご確認いただけます。
関連情報のご案内
介護現場でのさらなるスキルアップや、地域での支援制度についてはこちらもあわせてご覧ください。
多様な背景を持つ人材が、その専門性を活かして長く健やかに働ける街・練馬。区はこれからも、現場を支えるすべての人への支援を続けていきます。





