2025年10月20日、雪印メグミルク株式会社は「骨折に関する実態調査」の結果を公表しました。調査によると、骨折を経験した人の約4人に1人が「骨粗しょう症」または「骨密度の低下」と診断され、骨折が身体的ダメージにとどまらず、精神的・経済的な負担を引き起こしていることがわかったようです。同社は人生100年時代を見据え、「元気なうちから骨の健康に投資する=骨投資」の大切さを呼びかけています。
骨折後に支援を受けた人は9割超 家族にも負担が
骨折後、家族やパートナーから何らかのサポートを受けた人は9割を超え、支える側・支えられる側の双方に精神的なつらさが生じていることが確認されました。矢吹有里医師(ゆりクリニック院長)は「骨折は単なるけがではなく、生活の自立や心の健康にも影響を及ぼす」と指摘しています。
骨折による介護費用は平均2,000万円超に
骨折をきっかけに介護施設へ入所した場合、平均入所期間は約4年3か月、総費用は2,025万円にのぼると試算されています。介護費用のほか、家族の収入減少などの間接的損失も大きく、家計への影響は深刻です。ファイナンシャル・プランナーの飯田道子氏は「日々の運動や栄養管理を通じた“骨投資”こそが将来のリスクを減らす最善策」とコメントしています。
骨の健康が介護予防につながる時代へ
骨折は誰にでも起こり得る身近なリスクです。カルシウムやビタミンDの摂取、軽い運動、定期的な骨密度検査など、日常の小さな習慣が“寝たきり予防”や“介護リスクの軽減”につながります。
介護予防の柱として、「骨を守る意識」を社会全体で共有していくことが、これからの健康長寿社会に欠かせない視点といえるでしょう。
参照元:プレリリース





