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世田谷区で「外出」が地域通貨に変わる取り組み、高齢者の行動変容を後押し

世田谷区で「外出」が地域通貨に変わる取り組み、高齢者の行動変容を後押しを表す画像

2025年12月23日、ジョージ・アンド・ショーン株式会社は、世田谷区の委託を受けて実施している「めざせ元気シニア せたがやデジタルポイントラリー」が、2026年3月まで継続実施中であることを発表しました。

日常の「ちょこっと外出」がポイントとなり、地域店舗で利用できる本事業は、フレイル予防と地域活性を同時に狙う点が特徴です。高齢者の外出を“努力”ではなく“楽しみ”に変える設計は、今後の介護予防施策の一つの方向性を示しているように感じられます。

外出を促すインセンティブ設計、官民連携で進化

本事業は、専用アプリを使って地域の商店街や施設にチェックインすることでポイントを獲得できる仕組みです。2025年度はセブン-イレブンの一部店舗も参加し、区内307スポットにまで拡大しました。単なる歩数管理にとどまらず、「立ち寄り先」が明確に設定されている点は、外出の目的づくりにおいて重要です。

また、操作説明会や個別相談会を継続的に行っている点からも、デジタルに不慣れな高齢者を取り残さない姿勢が読み取れます。

参加者の変化が示す、介護予防の新しい形

令和6年度の実績では、参加者は2,400人超、満足度は99%とされています。外出頻度が増えた人が7割を超え、健康状態の改善を実感した人も6割以上にのぼったとのことです。こうした結果は、ポイントという“軽い動機づけ”が、行動変容につながる可能性を示しています。

介護予防は「やらねばならないこと」になりがちですが、日常生活の延長線上に自然に組み込む発想こそが、継続の鍵といえるでしょう。外出・交流・消費を同時に生み出す本取り組みは、自治体にとっても再現性のあるモデルとして、今後さらに注目されそうです。

参照元:プレスリリース

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