2025年3月26日、MAMORIO株式会社は、「介護施設における離設の実態調査」を行い、その結果を公表しました。現在、介護現場で離設問題が重要な課題の1つとなっており、安全対策の検討や強化が強く求められている状況となっています。
過去1年間において約3分の1の施設で離設が発生

調査によると、約3分の1の回答者が「過去1年間に勤務施設で1回以上の離設が発生した」と回答した一方、約半数は離設発生が0回と回答しました。この結果の背景には、介護現場における施設の規模、入所者の認知症の程度、スタッフ配置の状況、見守り体制の充実度など、様々な要因によって差が生じているためと考えられます。
4割超が10分以上かかる離設発見の実態

次に、施設からの離設に気づくまでの時間も明らかに。利用者の離設に気づくまでの時間は、5分未満が17.4%、5分~10分未満が25%、10分以上がかかるケースが43.9%、わからないという回答が13.8%でした。
特に注目すべきは、利用者の離設に気づくまでに10分以上かかるケースが全体の約4割を占めている点です。この結果からは、多くの施設で離設の発生を早期に察知できる環境が整っておらず、迅速な対応が難しい状況にあることがうかがえます。

さらに、離設発見までに求められる理想的な時間として、1~10分未満と回答した方が全体の47.1%でした。これは、多くの現場で利用者の安全確保のために迅速な対応が重要視されていることを示しています。
現場スタッフが直面する見守り体制の課題

そして、現場の見守り体制において離設防止に対する課題を感じている方は、全体の32.6%に上りました。多くの職員が利用者の安全を最優先に考えながらも、現状の体制では十分な対応ができていないという現場の実情が反映されていると考えられます。
調査結果が示す介護施設の課題:離設問題と見守り体制の再構築へ
今回の調査から、介護現場における離設問題の深刻さが浮き彫りになりました。様々な要因が影響している可能性があるものの、離設対策の強化と見守り体制の改善が急務であることを示しています。
参照元:プレスリリース





