2025年11月14日、横浜市はフレイル予防イベント「フレー!フレー!フレイル予防!フェスよこはま」を開催し、介護美容研究所 横浜校が美容体験ブースを出展しました。美容体験を通じて来場者同士の会話が生まれた点が、介護予防の新しい切り口として注目されています。
横浜市が進める「美容×介護予防」|笑顔と交流が生まれた一日
横浜市はこれまでも運動や栄養など多角的にフレイル予防に取り組んできましたが、今回のイベントでは“美容”を切り口にした新しい体験の場が設けられました。出展した介護美容研究所 横浜校は、市と2025年に「介護予防事業に関する連携協定」を締結しており、その連携の一環として美容サービスを提供。
当日はネイルケア、ハンドトリートメント、ポイントメイクを受けられるブースに長い列ができ、来場者は施術を受けるだけでなく、仕上がりを見て「きれい!」と声を掛け合うなど、自然と会話が生まれていました。
普段メイクをしない高齢者が明るい色のリップで笑顔を見せる場面もあり、美容が「自尊感情」や「人とのつながり」に作用する様子が見て取れます。また、男性の参加も目立ち、美容体験が性別を問わず“気軽に楽しめるフレイル予防”として広がりつつあることを実感させる内容でした。
こうした変化は、介護予防の領域が「身体機能の維持」だけでなく、「社会参加を促す仕掛けづくり」へシフトしていることを示す動きといえます。美容という身近で前向きなテーマは、参加のハードルを下げ、地域のつながりを生む入り口としても相性の良いアプローチです。
美容を通じて“つながり”を生む取り組みが拡大へ
今回のイベントで中心となったのは、介護美容研究所の受講生と卒業生たち。学びを生かして地域の高齢者に関わる姿は、横浜市がめざす「地域で支える介護予防」の方向性にも合致しています。
今後も横浜市と同校は、介護予防講座や美容体験会などを通じて、孤立を防ぎ、交流を促す場づくりを進める予定です。美容をきっかけに生まれる“会話”や“笑顔”が、地域の健康づくりの重要な要素になる日も近いかもしれません。
参照元:プレスリリース





