2026年1月8日、株式会社テクリコは、過去1年以内にリハビリテーションを受けた65歳以上の高齢者を対象に「高齢者のリハビリの継続に関する実態調査」を実施し、その結果を公表しました。
同社の調査では、回答者の約9割がリハビリに前向きに取り組めたと感じている一方で、継続のためには「成果や回復が目に見えて分かること」が重要だと考える人が多い結果となっているようです。リハビリの意欲と実感の関係性について、現場のあり方を考える上で示唆に富む内容といえそうです。
前向きに取り組めた理由と、感じられた不満

調査結果によると、「非常に前向き」「ある程度前向き」と回答した人は91.7%にのぼりました。前向きに取り組めた理由として最も多かったのは、「元の生活に戻りたいという強い目標があったから」とされています。
その一方で、前向きに取り組めた人の中でも約2割が、「自分の回復度合いが数値などで見えにくいこと」に不満やストレスを感じていると回答。意欲の有無にかかわらず“成果の見えにくさ”が課題になっている様子がうかがえます。
継続できなかった人に共通する課題

リハビリを前向きに取り組めなかった人に理由を尋ねたところ、最も多かったのは「成果や回復の実感が湧きにくかったから」でした。また、この層の95%以上が、期待していた効果を実感できていないと回答。
この結果からは、リハビリの内容そのものだけでなく、「どのように変化を伝え、実感してもらうか」が継続の可否に大きく関わっている可能性が示されています。
調査結果から見える今後の課題
今回の調査では、4人に1人以上が「成長や成果が目に見えて分かること」を継続に最も重要な要素として挙げており、専門職の支援とあわせて、利用者自身が変化を実感できる工夫が求められていると受け止められます。
今後は、数値化やフィードバックの仕組みを取り入れるなど、本人の納得感を高めるリハビリ環境づくりが、現場における大きなテーマになっていくのではないでしょうか。
参照元:プレリリース





