2025年4月22日、シックスワン株式会社が運営するケアワークスは、全国の20〜70代の男女240名を対象に「夫婦間の介護に関する意識調査」を実施し、その結果を発表しました。この調査結果からは、高齢化が進む日本社会において、介護に対する準備や行動が進んでいない実態が浮き彫りになっています。
将来起こり得る介護:不安内容に男女差

調査結果によると、将来的な配偶者の介護に不安を感じている割合は男女ともに約4割近くであり、男女差はありませんでした。しかし、「介護への不安の内容」や「不安に関する行動」には、明確な違いがみられています。

男女ともに費用に関しての不安が1番多い回答でしたが、女性は「自分自身の健康状態への影響」「介護による孤独感や精神的負担」といった精神面の不安を強く感じる傾向。一方、男性は「介護サービスや利用可能な支援が分からない」「将来の介護制度の改正に対する懸念」といった介護保険制度の仕組みそのものへの不安を強く感じる傾向でした。この結果から、夫婦間でも不安内容に違いがあるため、それぞれの視点で理解し合うことが重要であると考えられます。

そして、不安への対応行動も顕著な差があり、男性は28.3%が「情報収集している」と回答したのに対し、女性は6.7%。一方で「何も行動していない」と答えた女性は73.3%で、男性の45.7%を大きく上回りました。男性の方が「介護保険制度の仕組みそのものへの不安を強く感じる傾向」があることから、不安に対し行動しているのは男性が多かったと考えられます。
夫婦で始める介護への備え:対話と情報収集が将来の安心を支える
今後は夫婦間での介護に関する率直な対話や早期からの情報収集が求められるでしょう。地域包括支援センターでの相談や介護保険制度の勉強会への参加など、夫婦で共に情報を得る機会を設けることも効果的です。高齢化社会では、個人の備えと社会的支援の両輪があってこそ、安心して介護に向き合える環境が整うため、今から備えを始めることをおすすめします。
参照元:プレスリリース





