2025年12月18日、介護講座・相談事業を行うBuon tesoro(ボン・テゾーロ)は、介護の専門家が地域へ直接出向く新たな取り組み「動く介護(かご)屋」の第一弾として、鹿児島県姶良市で『介護のお茶会』を開催すると発表しました。介護を「もっと気軽に話せるもの」にしたいという考えのもと、お茶を飲みながら少人数で対話する場を設ける点が特徴です。
介護を「必要になる前」に話せる場をつくる試み
介護は、必要性が生じるまで具体的な相談が行われにくい分野です。同団体の発表内容からは、制度やサービスを伝えること以上に、「話し始めるきっかけ」を地域に届けたいという意図が読み取れます。専門家がこちらから地域へ足を運ぶ形式は、介護を特別な出来事として構えず、日常の延長で捉えてもらう工夫といえそうです。
『介護のお茶会』の概要と特徴
『介護のお茶会』は、2025年12月19日に姶良市内のギャラリーで開催されます。
介護が始まるきっかけや、もしもの時の初動、家庭でできる介助の工夫、介護制度の基本などをテーマに、参加者同士の対話を重視した内容とされています。参加費を抑え、お茶を囲む形式とすることで、介護に距離を感じている層にも配慮した企画です。
相談のハードルを下げる地域型アプローチ
介護分野では、相談窓口の存在を知っていても「行くほどではない」「何を聞けばよいかわからない」と感じる人が少なくありません。
今回のように、日常の延長線上で専門家と接点を持てる取り組みは、相談行動の第一歩を後押しする可能性があります。制度があっても利用につながらなければ支援は機能しにくいため、こうした場づくりの意義は小さくないでしょう。
今後に向けて
介護を「特別な出来事」として切り離すのではなく、暮らしの一部として共有する試みが、地域にどのような変化をもたらすのか。「動く介護(かご)屋」の今後の展開にも注目が集まりそうです。
参照元:プレリリース





