
暖かな春の日差しが心地よい4月。
新年度が始まり、施設でも新しい利用者様を迎えたり、担当が変わったりと変化の多い時期ですね。
「朝の会のネタがマンネリ化してきた…」
「レクの合間のちょっとした時間に何て話そう?」
と悩んでいませんか?
今回は、4月の行事や旬の食材、昭和の懐かしい思い出をテーマにしたクイズをたっぷり30問用意しました。
正解を当てるだけでなく、そこから広がる思い出話(回想法)のきっかけとして、ぜひご活用ください!
クイズ一覧
【第1部】4月の行事・季節クイズ(5問)
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4月の入学式でよく歌われる「♪さくら さくら」。この曲はもともと何の練習曲だった?
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琴(こと)の練習曲

江戸時代に琴の入門者向けに作られた曲で、明治以降に歌詞がつけられて広く歌われるようになりました。
声かけ:「入学といえばこの曲ですよね。琴を弾いたことがある方はいらっしゃいますか?」
- 4月に届く「辞令」や「転勤」。日本で4月始まりが定着したのは、ある制度がきっかけです。何の制度?
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国の会計年度(明治19年に4月始まりに統一)

それまでは1月や7月始まりの時代もありました。イギリスの会計年度に倣ったとも言われています。
声かけ: 「4月は異動や引っ越しの季節でしたね。転勤で大変だった思い出はありますか?」
- 桜の花びらは何枚?(一般的なソメイヨシノの場合)
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5枚

八重桜は花びらが20枚以上あるものもあります。ソメイヨシノは江戸時代に染井村(現在の東京都豊島区)で生まれた品種です。
声かけ: 「八重桜はぽってりしていて可愛いですよね。お花見で思い出の場所はありますか?」
- 「春の嵐」ともいわれる、春に吹く強い南風を何という?
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春一番(はるいちばん)

立春から春分の間に吹く、その年最初の強い南風のことです。元々は漁師の間で使われていた言葉だそうです。
声かけ: 「春一番が吹くと、一気に暖かくなりますよね。洗濯物が飛ばされた思い出はありませんか?」
- 4月頃に夜空で見える、しし座の一等星の名前は?
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レグルス

「小さな王」という意味のラテン語です。春の大三角(デネボラ・スピカ・アルクトゥルス)も見られる季節ですね。
声かけ: 「昔は街の明かりが少なくて、たくさんの星が見えましたよね」
【第2部】春の「食」と暮らしクイズ(7問)
- 春の山菜「ふきのとう」。食べるとほろ苦いですが、この苦味にはどんな効果がある?
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新陳代謝を活発にする(冬の身体を目覚めさせる)

「春の皿には苦味を盛れ」ということわざがあるほど、春の苦味は身体に良いとされてきました。
声かけ: 「ふきのとうの天ぷらやふき味噌、春の味ですよね。お好きな山菜料理はありますか?」
- お花見に欠かせない「三色団子」。ピンク・白・緑はそれぞれ何を表している?
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ピンクは桜(春)、白は雪(冬の名残)、緑は新緑(夏の始まり)

三色団子は豊臣秀吉の「醍醐の花見」が発祥とも言われています。
声かけ: 「三色団子、どの色から食べますか? 好きな色はありますか?」
- 春に旬を迎える「初鰹(はつがつお)」。江戸っ子が珍重した理由は?
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「初物を食べると75日寿命が延びる」と信じられていたから

「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」という有名な俳句もありますね。とても高値で取引されました。
声かけ: 「鰹はたたきが定番ですね。にんにくとしょうがと薬味たっぷりで食べると美味しいですよね」
- 春キャベツと冬キャベツ、巻きがゆるくてふんわりしているのはどっち?
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春キャベツ

春キャベツは葉が柔らかくて生食向き。冬キャベツはぎゅっと詰まっていて煮込み料理に向いています。
声かけ: 「春キャベツの千切りはふわふわで美味しいですよね。何をつけて食べるのがお好きですか?」
- 「桜餅」には2種類あります。関東風は小麦粉の薄い皮で巻くタイプ。関西風は何で作る?
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道明寺粉(もち米を蒸して乾燥させ砕いたもの)

関東風は「長命寺」、関西風は「道明寺」と呼ばれます。どちらも塩漬けの桜の葉で包むのが特徴です。
声かけ: 「桜餅の葉っぱ、食べる派ですか? 剥がす派ですか? これ、永遠の論争ですよね」
- 「新茶」は何月頃に摘まれるお茶?
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4月下旬〜5月上旬(八十八夜の頃)

「夏も近づく八十八夜♪」の歌でも有名ですね。立春から数えて88日目が八十八夜で、新茶の季節です。
声かけ: 「新茶の香りは格別ですよね。急須でゆっくり淹れたお茶が一番美味しいですね」
- 春の和菓子「うぐいす餅」。緑のきな粉をまぶしたお餅ですが、名前の由来は?
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形がうぐいす(鳥)に似ているから

豊臣秀長が茶会で出したのが始まりとされています。うぐいすの美しい黄緑色を「うぐいす色」と呼びますね。
声かけ: 「春になると『ホーホケキョ』の声が聞こえてきますね。最近うぐいすの声を聞きましたか?」
【第3部】昭和レトロ・懐かしのクイズ(7問)
- 昭和33年に開業した、東京のシンボルといえば?
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東京タワー

高さ333メートル。朝鮮戦争で使われたアメリカ軍の戦車の鉄くずも材料に使われたと言われています。
声かけ: 「初めて東京タワーに登った時のこと、覚えていますか? 展望台からの景色は感動でしたよね」
- 昭和の子どもたちが夢中になった「めんこ」遊び。相手のめんこをひっくり返すと何ができた?
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そのめんこをもらえた(自分のものになった)

強いめんこは厚くて重いものでした。泥めんこ、紙めんこなど、素材も様々でしたね。
声かけ: 「めんこは叩きつけるのにコツがいりましたよね。得意でしたか?」
- 昭和の時代、電話をかけるときに使った「赤い箱」は何?
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赤電話(公衆電話)

10円玉を入れて使いました。その後、黄色やグリーンの公衆電話に変わっていきましたね。
声かけ: 「電話ボックスの前で順番待ちをした思い出はありますか? 長電話で怒られたりしませんでしたか?」
- 昭和の学校給食で出た「脱脂粉乳」。これは何から作られていた?
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牛乳(脂肪分を取り除いた牛乳を粉末にしたもの)

アメリカからの支援物資でした。独特の味が苦手な子どもも多かったですが、栄養補給に大きく貢献しました。
声かけ: 「脱脂粉乳の味、覚えていますか? 好きでしたか? 苦手でしたか?」
- 昭和の娯楽。「紙芝居屋さん」が来ると子どもたちが買ったお菓子は?
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水飴(みずあめ)やソースせんべいなど

紙芝居屋さんはお菓子を売って生計を立てていました。買わないと後ろで見ることになったそうです。
声かけ: 「紙芝居屋さんの『黄金バット』や『少年タイガー』、覚えていますか? ワクワクしましたよね」
- 昭和40年代に大ブームとなった、手のひらサイズの育成おもちゃ…ではなく、インベーダーより前に喫茶店に置かれた遊びといえば?
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ジュークボックス

10円や100円を入れると好きな曲が聴けました。お気に入りの曲を何度もリクエストして楽しみましたね。
声かけ: 「喫茶店でジュークボックスから流れるお気に入りの曲、何でしたか?」
- 昭和の台所道具。ご飯を炊く前に使っていた「かまど」に代わって普及した便利な家電は?
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電気炊飯器

東芝が昭和30年に発売した自動式電気釜が大ヒット。「始めちょろちょろ中ぱっぱ」の火加減から解放されました。
声かけ: 「かまどや薪でご飯を炊いていた時代から、スイッチひとつで炊けるようになった時は感動でしたね」
【第4部】ことわざ・漢字・雑学クイズ(11問)
- 「三日( )」。物事が長続きしないことのたとえ。
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坊主(ぼうず)

修行に耐えられず三日で寺を出てしまうお坊さんのことから生まれた言葉です。
声かけ: 「何か三日坊主で終わってしまった経験はありますか? 私はたくさんあります(笑)」
- 魚へんに「雪」と書くと何という魚?
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鱈(タラ)

雪が降る冬の時期に獲れることからこの漢字がつきました。お鍋に欠かせない魚ですね。
声かけ: 「タラのちり鍋やフライ、美味しいですよね。お好きな魚料理は何ですか?」
- 「急がば( )」。急いでいるときこそ安全な道を選べという教え。
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回れ(まわれ)

もとは琵琶湖を渡る船よりも、遠回りでも陸路(瀬田の長橋)を通る方が確実だという意味です。
声かけ: 「このことわざ、歳を重ねるほど本当だなと思いますよね」
- 日本で1番長い川はどこ?
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信濃川(しなのがわ)

長さは367キロメートル。新潟県と長野県を流れています。長野県内では「千曲川」と呼ばれます。
声かけ: 「川遊びの思い出はありますか? 魚釣りや水泳をした方もいらっしゃるのでは?」
- 「石の上にも( )年」。辛抱強く続ければ報われるという意味。
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三(さん)年

冷たい石の上でも三年座り続ければ温まるという意味から、忍耐の大切さを説いています。
声かけ: 「長く続けてきたことで『やって良かった』と思えることはありますか?」
- 【なぞなぞ】頭の上にお皿がある生き物は?
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カッパ(河童)

河童は日本各地に伝説があり、地方によって「ガタロ」「ひょうすべ」など様々な呼び名があります。 ちなみに、カッパはお辞儀をすると頭のお皿の水がこぼれて力が出なくなってしまうそうです。
声かけ: 「カッパの好物はきゅうりですね。巻き寿司の『かっぱ巻き』もそこから来ていますよ」
- 「春」という漢字を「三」「人」「日」に分解できます。では「花」という漢字を分解すると、植物の一部が出てきます。何?
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草(草かんむり)

草かんむりに「化」と書きますね。草が変化して花になる、と覚えると楽しいですよ。春は色々な花が咲いて気持ちが明るくなります。
声かけ: 「漢字って分解すると面白いですよね。名前の漢字にはどんな意味がありますか?」
- 【なぞなぞ】パンはパンでも食べられないパンは?
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フライパン

豆知識: 他にも「ジーパン」「ジャパン」など、たくさん答えが出てきますね。
声かけ: 「他にも食べられないパン、思いつきますか? 皆さんで出し合ってみましょう」
- 47都道府県の中で、面積が1番大きいのは北海道。では1番小さいのは?
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香川県

面積は小さいですが、うどん県として有名ですね。人口あたりのうどん店の数は日本一です。
声かけ: 「香川県に行かれたことはありますか? 讃岐うどん、美味しいですよね」
- 日本の硬貨で、穴が開いているのは何円玉と何円玉?
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5円玉と50円玉

穴が開いている理由は、他の硬貨と手触りで区別するため、そして材料費の節約のためだそうです。
声かけ: 「5円玉はご縁がありますね。お賽銭に使われる方も多いのでは?」
- 「継続は( )なり」。コツコツ続けることが大事という教え。
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力(ちから)

もとは英語の「Practice makes perfect(練習が完璧を作る)」の和訳とも言われています。
声かけ: 「毎日コツコツ続けていること、何かありますか? 散歩や体操を続けている方は素晴らしいですね!」