2025年12月11日、出張理美容サービスを提供する有限会社ベラミステーションは、全国の医療・介護施設職員500名を対象に行った「出張理美容に関するアンケート調査」の結果を公表しました。調査では、現場で重視されているのは仕上がりの美しさよりも「安全に対応できるかどうか」である傾向が強く示されています。この結果から、出張理美容が医療・介護の一部として捉えられつつある現状が浮かび上がってきます。
技術よりも「安全性」を求める現場の視点

調査では、出張理美容サービスに求めるポイントとして、「車椅子・寝たきりの方への対応」が約6割で最多となりました。次いで「適正な価格」「認知症への理解」が続いており、いずれも医療・介護現場ならではの視点が反映された結果といえます。一方で、「仕上がりが利用者に似合うこと」や「スタッフの雰囲気」も一定数選ばれており、単なるケア作業ではなく、生活の質を高めるサービスとしての役割も期待されているようです。
この調査結果を見る限り、医療介護職が出張理美容に求めているのは、サロン品質の追求よりも、利用者の身体状況や認知機能を理解したうえで、安全に施術できる専門性だと読み取れます。
介護現場における理美容の役割はどう変わるか
高齢者や要介護者にとって、身だしなみを整えることは尊厳や意欲の維持につながります。その一方で、転倒リスクや体調変化への配慮が不可欠なため、現場では外部サービスの選定に慎重にならざるを得ません。今回の調査結果は、出張理美容が「付加的なサービス」ではなく、医療・介護と連携する生活支援の一要素として位置づけられ始めていることを示しているようです。
今後は、理美容技術に加えて、認知症理解や医療的配慮を含めた人材育成が、業界全体の課題となっていく可能性があります。出張理美容が現場に根付くためには、安全性と美容としての価値、その両立が問われ続けることになりそうです。
参照元:プレスリリース





