家族の介護や障害のある方への支援、福祉サービス事業所での業務など、誰かを支える立場にある「ケアラー」は、自身の疲労や悩みを後回しにしがちです。
東京都豊島区では、ケアを担う方が安心して日頃の思いを共有し、自身の心身を整える機会として、「ケアする人が、ケアされる時間」を開催。
経験豊富なカウンセラーによるセルフケアアドバイスに加え、参加者同士が交流できる「語りの場」が設けられています。
目次
この記事でわかること
- 豊島区が開催するケアラー向け「語りの場」の内容と開催日程
- 参加対象者や申し込み方法、参加費などの詳細
- イベント参加に必要な保険外サービス費用の助成制度について
カウンセラーのアドバイスと参加者同士の交流を実施
本イベントでは、東京メンタルヘルス所属の上級プロフェッショナル心理カウンセラー・植村和子氏を講師に迎え、セルフケアに関するアドバイスを受けることができます。
また、参加者同士がグループに分かれ、自身の状況や悩みを語り合う「語りの場」も実施。日常的な介護や支援の中で感じている不安や負担を共有することで、孤立感の軽減や気持ちの整理につながる機会となります。
会場ではタニタ食堂のコーヒーまたはハーブティーとケーキも提供され、リラックスした雰囲気の中で参加できます。各回で提供されるケーキの種類やアレルギー物質の詳細は、豊島区公式ページをご確認ください。
開催概要と対象者
開催概要は以下のとおりです。
開催日
令和8年7月7日(火)、9月16日(水)、11月24日(火)、令和9年1月26日(火)の全4回
時間
いずれも15時30分から17時まで(受付は15時15分から)
会場
としまエコミューゼタウン(区役所本庁舎)2階タニタ食堂
対象者
豊島区民であって、在宅で日常的に以下に該当される方のケアを行っている方
- 要介護1~5の方
- 身体障害者手帳4~1級、愛の手帳4~1度または精神保健福祉手帳3~1級をお持ちの方等
または、区内の介護・障害福祉サービス事業所で働いている方
定員
30人
参加費
コーヒーとケーキ代として300円。当日はお釣りのないよう現金でご用意ください。飲み物やケーキのお持ち帰りはできません。
ただし、アレルギー等でお召し上がりになれない場合は参加費はいただきません。その際はお申し込み時に選択してください。ご自身で水筒等をご用意いただくか、会場の給水機をご利用いただけます。
申し込み
各回ごとに専用フォームから受け付けており、定員に達するか開催日の5日前で締め切りとなります。
※お申し込み後、キャンセルされる場合は速やかに福祉総務課計画・施策推進グループ(03-4566-2422)までご連絡ください。キャンセル料はいただきません。
介護や支援を続けるために大切な“自分のケア”
介護や支援を継続していくためには、支える側が心身の健康を保つことも重要です。本イベントでは、ケアラー同士の交流や専門家からの助言を通じて、日頃の負担を軽減し、自分自身を見つめ直す時間を持つことができます。
さらに、イベント参加のために保険外(自費)の介護サービスや障害福祉サービスなどの利用が必要な場合には、費用の一部助成制度も用意されています。
ただし、介護保険サービスの利用範囲内のものや、障害福祉サービスの利用決定を受けているものは対象外です。詳細は区(電話:03-4566-2422)にお問い合わせください。
介護や支援に携わる方は、この機会に「ケアする人が、ケアされる時間」に参加し、自身のリフレッシュや新たなつながりづくりに活用してみてはいかがでしょうか。
参照元:豊島区 ケアする人が、ケアされる時間

執筆者紹介
介護現場の「伴走者」。豊富な相談実績から、最適な選択肢を提案します。
介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)での相談援助職を経て、現在は多角的な視点から介護支援を行う。社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャーの3つの資格を保持し、制度の裏側から現場のリアルまでを熟知。これまで数多くの家族の悩みに向き合ってきた経験から、読者の「今、どうすればいい?」に対する的確な解決策を提示します。





