東京都江東区では、平成30年4月から介護予防・日常生活支援総合事業のうち、介護予防・生活支援サービス事業の一環として、住民主体による「通所型サービスB」を実施しています。
区ではこの取り組みを「ご近所ミニデイ」の愛称で展開し、高齢者の介護予防や社会参加の促進を図っています。
ご近所ミニデイは、地域住民が主体となって運営し、要支援者相当の方を対象に介護予防に資する活動を行うサービスです。
地域の身近な場所で交流しながら活動することで、心身の活性化や仲間づくり、社会参加につなげることを目的としています。
目次
この記事でわかること
- 江東区の「ご近所ミニデイ」の活動内容や利用方法、自己負担額
- 利用対象者の条件と長寿サポートセンターを通じた申し込み方法
- 活動団体の募集要件と区からの補助金の仕組み
ご近所ミニデイの内容と利用方法
活動は原則として週1回、3時間程度実施されています。
内容
軽い体操やレクリエーション、散歩、季節のイベントのほか、食事を通じた交流など
活動場所
集会所や民家、事務所などの地域の拠点
利用対象者
- 要支援1・2の認定を受けている方
- 基本チェックリストの結果により対象者と判定された方
利用方法
区内21か所の長寿サポートセンターを通じて申し込み
自己負担額
食事代などの実費のみで、500〜600円程度
活動団体の募集と区の支援
江東区では、区内21か所の長寿サポートセンターごとに1か所のご近所ミニデイを配置することを目標としており、活動団体や担い手を募集しています。
対象町会・自治会、NPO法人、ボランティア団体などの地域住民団体です。資格や経験は不要で、食事提供を通した心身活性化の活動を原則として週1回・3時間程度行い、スタッフを2名以上配置することが求められます。
要件を満たした団体には、長寿サポートセンターから紹介された対象者(要支援者相当の方)の利用人数に応じて区から補助が行われます。
対象者が1人から10人の場合は1回あたり9,000円、11人以上の場合は1回あたり13,000円が交付される仕組みです。
地域で支える介護予防と交流の場
ご近所ミニデイは、高齢者の介護予防だけでなく、地域の支え合いの仕組みづくりにもつながる取り組みです。住み慣れた地域で安心して暮らし続けるための身近な居場所として、今後もその役割が期待されています。
参照元:江東区 ご近所ミニデイ(通所型サービスB)について、各長寿サポートセンター及び担当地区一覧

執筆者紹介
介護現場の「伴走者」。豊富な相談実績から、最適な選択肢を提案します。
介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)での相談援助職を経て、現在は多角的な視点から介護支援を行う。社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャーの3つの資格を保持し、制度の裏側から現場のリアルまでを熟知。これまで数多くの家族の悩みに向き合ってきた経験から、読者の「今、どうすればいい?」に対する的確な解決策を提示します。
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