【7/29追記】最新情報を反映しました。
高齢化が進む中、「住み慣れた地域で最期まで自分らしく暮らしたい」と考える方が増えています。そのためには、医療と介護が切れ目なく連携し、一人ひとりの生活を支える体制が欠かせません。
羽村市では、「いつまでも自分らしく暮らせる住み慣れたまち」を目指し、医療機関や介護事業所などが連携する「在宅医療・介護連携推進事業」を実施しています。
この記事では、羽村市の取り組みや相談窓口、地域での連携体制についてわかりやすく紹介します。
目次
この記事でわかること
- 羽村市の在宅医療・介護連携推進事業の具体的な取り組み内容
- 在宅医療や介護について相談できる窓口と連絡先
- 西多摩8市町村による広域連携の仕組み
在宅医療・介護連携推進事業とは?
在宅医療・介護連携推進事業は、医療と介護の両方が必要な高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるよう、医療機関や介護事業所などが連携して支援体制を整える取り組みです。
羽村市では、厚生労働省の「在宅医療・介護連携推進事業の手引き」に沿って、地域の実情に合わせた事業を進めています。
羽村市の主な取り組み
羽村市では、医療と介護が一体となって高齢者を支えられるよう、地域資源の把握から情報共有、市民への普及啓発まで幅広い取り組みを行っています。
1.医療・介護資源の把握と最新情報の公開【令和7年度版】
切れ目のない在宅医療・介護体制の構築に向け、羽村市では地域の医療・介護資源を整理・公開。
公開されている主な資料は次のとおりです。
- 西多摩8市町村 在宅医療・介護ガイドブック
- 羽村市医療・介護マップ
これらの資料により、医療・介護関係者だけでなく、市民も地域の医療機関や介護サービスを確認しやすい環境が整えられています。
2.課題抽出と対応策の検討
羽村市では、医療・介護関係者が参加する「羽村市在宅医療・介護連携推進協議会」を開催し、地域の課題や連携上の問題点を共有・協議。
その内容を今後の取り組みに反映しています。
現場の意見を踏まえながら、より円滑な在宅医療・介護連携につながる仕組みづくりを進めています。
3.切れ目のない支援体制づくり
地域の医療・介護関係者の協力を得ながら、退院後の生活支援や在宅療養の継続など、切れ目なく在宅医療と介護が一体的に提供される体制の構築を目指しています。
令和7年度版として、以下の資料も公開されています。
- R7年度ケアマネタイム
- R7年度訪問看護ステーションリスト
4.情報共有の仕組みづくり
医療・介護関係者が円滑に情報共有できるよう、羽村市ではさまざまなツールを活用。
主な取り組みは次のとおりです。
- 西多摩地域ICT多職種ネットワーク(西多摩医師会)
- 羽村市医療・介護連携シート
医療・介護連携シートは、ケアマネジャーが主治医や薬剤師などと情報共有を行う際に必要な情報をまとめるための資料として活用されています。
5.相談支援窓口の設置
医療や介護に関する相談は、羽村市在宅医療・介護連携支援センター(地域包括支援センターあゆみ内)で受け付けています。
- 電話番号:042-570-1200
- 所在地:羽村市小作台3-8-4 宮本ハイツ103号室
退院後の生活に不安がある方や、在宅療養について相談したい方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
6.多職種連携研修の実施
医療職・介護職が互いの役割を理解し、円滑に連携できるよう、ワークショップや多職種連携研修を開催しています。なお、以前実施されていた「はむらみんなの情報共有ミーティング」は令和5年度までの開催となり、令和6年度以降は多職種連携研修の中で継続的に実施されています。
地域内で顔の見える関係を築くことが、迅速で質の高い支援につながるといえるでしょう。
7.市民向けの普及啓発活動
市民向けの普及啓発も事業の重要な柱に位置づけられています。市民が在宅医療や介護について理解を深められるよう、次のような取り組みを行っています。
- 市民向け講演会
- 映画上映会
- 出前講座
- パンフレット配布
「まだ元気だから関係ない」と感じている方にとっても、将来に備えて知識を得ておくことは大切です。
8.西多摩地域との広域連携
羽村市では、市内だけでなく、西多摩地域全体でも在宅医療・介護連携を進めています。
連携する自治体は次の8市町村です。
- 羽村市
- 青梅市
- 福生市
- あきる野市
- 瑞穂町
- 日の出町
- 檜原村
- 奥多摩町
これらの自治体は西多摩地域広域行政圏協議会を通じて、介護サービス提供体制の充実や、医療・介護関係者向け研修、市民向け講演会などを共同で実施しています。
広域で連携することで、地域全体の在宅医療・介護サービスの充実を目指しています。
地域で安心して暮らし続けるために
羽村市の在宅医療・介護連携推進事業は、医療と介護をつなぎ、高齢者が住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられるよう支える重要な取り組みです。
令和7年度版のケアマネタイムや訪問看護ステーションリストの公開、西多摩8市町村との広域連携、多職種連携研修など、地域全体で支援体制の充実が図られています。
将来、在宅療養や介護が必要になったときに備え、こうした制度や相談窓口を知っておくことは安心につながります。困ったときは、一人で抱え込まず、地域の相談窓口を活用してみてはいかがでしょうか。
参照元:羽村市 在宅医療・介護連携推進事業

「福祉現場の架け橋」として、20年の経験から心に寄り添うヒントを。
介護福祉士および保育士として、高齢者介護から障がい福祉、保育まで、世代を問わず20年以上福祉の最前線に携わる。現場での豊富な実践経験を活かし、単なる制度解説に留まらない「介護する側・受ける側」双方の気持ちに寄り添った発信が持ち味。複雑な介護保険制度も、家族の視点に立って分かりやすく紐解きます。
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