江東区では、身近な地域で友人や近所の方々と共に介護予防に取り組む有志を「江東区介護予防リーダー」として養成しています。リーダーは、体操の先生や指導者ではありません。
共に体操を楽しむ「パートナー(相棒)」であり、学んだことを周囲に伝える「伝達者」として、江東区オリジナルの『KOTO活き粋体操』を広める役割を担います。
本記事では、介護予防リーダーの具体的な活動内容や、養成講座の受講方法について紹介します。
目次
この記事でわかること
- 江東区介護予防リーダーの役割と、指導者ではなく「身近な仲間のパートナー(相棒)」として活動する仕組み
- リーダーが広める『KOTO活き粋体操(筋力トレーニング編)』の特徴と、体力に自信がない方でも安心して取り組める理由
- 介護予防リーダーになるための養成講座の内容・対象者・申込方法
介護予防リーダーの主な活動場所
リーダーの活動は、特別な場所ではなく「ご自身の身近な場所」が中心です。
「とことんお元気!サークル」の立ち上げ
65歳以上の区民3名以上で、週1回楽しく体操を継続する自主グループを立ち上げます。登録すると区からの支援が可能です。
町会・自治会での活用
定期的な集まりに体操を取り入れる試みは、健康維持に役立つだけではありません。地域住民同士が顔を合わせることで、自然な「見守り」の輪が広がります。
既存活動へのプラス
すでに活動している老人クラブやふれあいサロンなどのレクリエーションとして、『KOTO活き粋体操』を導入するのもおすすめです。
普及啓発イベントへの参加
区のイベント「KOTO活き粋体操だよ!全員集合!」などで、お手本役のボランティアとして活動することもあります。
江東区独自の「KOTO活き粋体操(筋力トレーニング編)」
いつまでも自分の足で歩き続けるために開発された、江東区オリジナルの体操です。
効果
下半身の筋力アップやバランス向上により、転倒・膝痛・腰痛の予防に効果が期待されます。
安全性
座ったままできる動きも多く、ゆっくり動く「スロートレーニング」方式のため、体力に自信がない方でも安心です。
継続性
難しい動きはなく、区公式YouTubeやパンフレットを活用して、指導者がいなくても自分たちだけで続けられます。
リーダーになるには「養成講座」を受講
活動を始めるためのノウハウを学ぶ「介護予防リーダー養成講座(全8回+実習)」を受講します。
学ぶ内容
体操のポイントや効果、仲間を誘って楽しく続ける方法、自主グループの立ち上げ実務などです。
対象
自主グループを立ち上げる意欲のある方、町会等で定期的に体操を実施したい方となります。
※個人の健康維持のみを目的とした方や、一緒に活動する仲間を探すための講座ではありません。
費用
無料
募集
年2回実施。詳細は「こうとう区報」にて周知されます。
まとめ:役割を持つことが最大の介護予防
週1回以上のグループ活動は、生活に介助が必要になるリスクを半数程度減らすという調査結果(健康長寿新ガイドラインエビデンスブック)も出ています。
単に参加するだけでなく、リーダーという「役割」を持って社会参加することが、ご自身の健康を維持する秘訣です。
身近な仲間の笑顔を守るパートナーとして、一歩踏み出してみませんか。
【お問い合わせ先】
- 江東区 福祉部 地域ケア推進課 地域ケア係
- 電話:03-3647-4398
参照元:江東区 身近な仲間と共に元気で楽しい地域づくり「江東区介護予防リーダー」

執筆者紹介
医療と介護を繋ぐ。20年の看護経験を活かした、命と生活を守る情報発信。
透析看護を中心に、病院・在宅医療の両現場で20年以上のキャリアを持つ現役看護師。医療的ケアが必要な方の生活指導や、患者家族への支援に深く携わる。看護師としての専門知識とケアマネジャーの視点を掛け合わせ、持病を抱えながらの介護や、退院後の生活設計など、医療的な裏付けに基づいた「安心できる介護のあり方」を分かりやすく伝えます。





