夏場に高齢者の熱中症リスクが高まるなか、東京都三鷹市では高齢者の見守りと予防啓発を目的に、「熱中症予防グッズ」の配付を行います。対象者や配付内容、注意点を整理します。
目次
この記事でわかること
- 三鷹市の熱中症予防グッズ配付の対象者と配付方法(訪問・郵送の違い)
- 配付される熱中症予防グッズの具体的な内容
- 配付時の不審行為への注意点と、対象外の方が希望する場合の問い合わせ先
配付の概要|単身世帯は訪問、複数世帯は郵送
今回の取り組みは、高齢者の熱中症予防に関する啓発を目的として実施。対象世帯には、世帯状況に応じて訪問または郵送で熱中症予防グッズが配付されます。
配付方法
- 75歳以上の単身世帯(2026年12月31日時点)民生・児童委員がお宅を訪問し、熱中症予防グッズを届けます。
- 75歳以上のみの2人以上の世帯(同日時点)三鷹市から熱中症予防グッズを郵送。
※特別養護老人ホームに住民票のある人は対象外です。
配付期間(予定)
2026年5月7日から2026年7月10日までを予定しています。5月から7月にかけて配付予定となっており、暑さが本格化する時期に備えた取り組みといえそうです。
配付される熱中症予防グッズの内容
市が案内している配付物は、日常生活の中で活用しやすい内容です。
- 熱中症予防シート(B5サイズの液晶温度計)
- 熱中症予防啓発扇子(プラスチック製)
- チラシ「高齢者のための熱中症対策」
- リーフレット「高齢者なんでも相談センター(地域包括支援センター)」
- 市からの案内
熱中症予防シートは、液晶温度計により視覚で暑さを認識できる仕様で、卓上に置いたり壁に貼ったりして使えます。室温への気づきを促す実用的なグッズです。
不審な訪問に注意|代金請求や契約勧誘はなし
市では注意事項として、民生・児童委員がグッズの代金を要求したり、同意なく家に上がったり、契約を求めたりすることはないと案内しています。
不審な行為を受けた場合や見かけた場合は、三鷹警察署(0422-49-0110)へ通報してください。
地域で熱中症対策を進めるきっかけに
高齢者は暑さを感じにくい、のどの渇きを自覚しにくいなどの理由から、熱中症リスクが高まりやすいとされています。今回の配付は、予防意識を高めるとともに、地域で高齢者を見守る機会にもつながる取り組みです。
また、対象者に限らず高齢者なんでも相談センター(地域包括支援センター)の講座や自主グループ活動などで配付される場合があります。希望する場合は、三鷹市健康福祉部高齢者支援課(0422-29-9271)へ相談するとよいでしょう。
参照元:三鷹市 高齢者に熱中症予防グッズを配付します

執筆者紹介
介護現場の「伴走者」。豊富な相談実績から、最適な選択肢を提案します。
介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)での相談援助職を経て、現在は多角的な視点から介護支援を行う。社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャーの3つの資格を保持し、制度の裏側から現場のリアルまでを熟知。これまで数多くの家族の悩みに向き合ってきた経験から、読者の「今、どうすればいい?」に対する的確な解決策を提示します。





