瑞穂町では、誰もが最期まで住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられるよう、医療と介護が一体となってサポートする「在宅医療・介護連携推進事業」に注力しています。
日常の健康管理から入退院時の調整、そして看取り期に至るまで、関係機関が切れ目なく連携することで、安心の在宅療養環境を整えることが可能です。本記事では、多職種連携を支える具体的な取り組みと相談窓口についてまとめました。
目次
この記事でわかること
- 瑞穂町が取り組む在宅医療・介護連携推進事業の具体的な内容(検討会・ICT活用・連携マップなど)
- 在宅医療相談窓口の場所・連絡先・サポート内容などの利用方法
- 西多摩8市町村による広域連携や人生会議(ACP)の普及啓発活動の概要
ICTを活用した「多職種ネットワーク」の推進
迅速かつ正確な情報共有のため、一般社団法人西多摩医師会が提供する「西多摩地域ICT多職種ネットワーク」を導入しています。
地域の課題を話し合う「検討会」の開催
医療・介護関係者が参画する「瑞穂町在宅医療・介護連携推進検討会」を開催し、在宅医療・介護連携における現状の課題を洗い出し、対応策を検討しています。
医療・介護の資源把握とマップの活用
地域にある医療機関や介護事業所の住所、機能、特徴を網羅した「介護と医療との連携マップ(令和6年4月現在)」を整備・活用。これにより、利用者さんの心身の状態やニーズに合わせて、最適な医療資源や介護サービスをスムーズに選択し、紹介できる仕組みを整えています。
瑞穂町在宅医療相談窓口(専門職・ご家族向け)
在宅医療と介護の橋渡し役として、専門の相談窓口を運営しています。みずほ病院への委託により、医療的視点を持った実務的なサポートが受けられます。
- サポート内容: 退院時の地域連携調整、医療機関・介護事業者の相互紹介、在宅医療に関する全般的な相談。
- 対象: 地域の医療・介護関係者、高齢者支援センター、および患者・ご家族。
- 窓口名: 瑞穂町在宅医療相談窓口(医療法人社団久遠会みずほ病院内)
- 電話番号: 042-556-2311
- 受付時間: 月曜日〜金曜日(9:00〜17:00)
- 相談料: 無料
西多摩8市町村による広域連携と啓発活動
瑞穂町は、近隣の7市町村(青梅市・福生市・羽村市・あきる野市・日の出町・檜原村・奥多摩町)と連携し、広域での課題解決に取り組んでいます。
- 普及啓発: 「在宅医療・介護ガイドブック」の発行や市民向け講演会の開催。
- 専門職研修: 多職種でのグループワーク研修などを定期実施し、地域全体のケアの質を向上。
自分らしい最期を考える「人生会議(ACP)」
瑞穂町では、アドバンス・ケア・プランニング(ACP、通称:人生会議)の普及にも取り組んでいます。もしもの時に備え、ご自身が望む医療やケアについて、家族や医療・介護関係者と事前に話し合うことが推奨されています。
詳しくは、瑞穂町「アドバンス・ケア・プランニング(ACP 通称:人生会議)をはじめませんか」をご覧ください。
利用・相談を検討されている方へ
在宅での医療的ケアが必要になった時や、退院後の生活に不安を感じた時は、1人で悩まずに相談窓口や担当のケアマネジャー、お近くの高齢者支援センターへご相談ください。地域一丸となって、あなたらしい暮らしを支えます。
【お問い合わせ先】
- 瑞穂町 福祉部 高齢者福祉課 地域包括ケア推進係
- 電話:042-557-7674
参照元:瑞穂町 在宅医療・介護連携推進事業、在宅医療相談チラシ

執筆者紹介
医療と介護を繋ぐ。20年の看護経験を活かした、命と生活を守る情報発信。
透析看護を中心に、病院・在宅医療の両現場で20年以上のキャリアを持つ現役看護師。医療的ケアが必要な方の生活指導や、患者家族への支援に深く携わる。看護師としての専門知識とケアマネジャーの視点を掛け合わせ、持病を抱えながらの介護や、退院後の生活設計など、医療的な裏付けに基づいた「安心できる介護のあり方」を分かりやすく伝えます。





