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武蔵野市の「ただいまシール」とは?認知症の行方不明対策として注目される見守り支援

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高齢化が進む中、認知症のある高齢者が安心して外出できる環境づくりや見守り体制の整備は、自治体にとって重要な課題の1つとなっています。

武蔵野市では、認知症などにより外出中に道に迷う可能性のある高齢者を支援する制度として「ただいまシール」を配布しています。衣服や持ち物にシールを貼ることで、発見者が家族などの緊急連絡先へ連絡できる仕組みとなっており、個人情報を公開することなく連絡を取り合える点が特徴です。

この記事では、武蔵野市の「ただいまシール」の仕組みや対象者、申込み方法、活用のポイントなどについて詳しく解説します。

この記事でわかること

  • 武蔵野市の「ただいまシール」の仕組みと、プライバシーに配慮した緊急連絡の流れ
  • 制度の対象者や申請方法、シールの活用方法
  • 「みまもりあいアプリ」との併用による見守り体制の強化

武蔵野市の「ただいまシール」とは

「ただいまシール」は、認知症などにより行方不明になる可能性のある高齢者を見守るための支援制度です。

申請して利用が決定すると、対象者に対して「ただいまシール」が48枚郵送されます。衣服や持ち物にシールを貼っておくことで、外出先で道に迷った場合でも、発見者が家族などの緊急連絡先へ連絡できるようになります。

シールにはフリーダイヤルと「緊急連絡転送ID」が記載されており、発見者がフリーダイヤルへ電話してIDを入力すると、登録された緊急連絡先へ自動的に電話が転送される仕組みです。これにより、発見者と家族が直接通話することが可能です。この転送システムでは、発見者と家族の双方が互いの電話番号を知られることなく通話できます。プライバシーに配慮しながら連絡を取れる点も、大きな特徴のつ1つです。

また、この連絡システムは365日24時間対応しており、夜間や休日でも連絡が可能です。

制度の詳細については、「武蔵野ただいまシールのチラシ」のページをご確認ください。

シールの活用方法

「ただいまシール」は、普段から身につけている物や持ち歩く物に貼っておくことで、万が一のときに役立ちます。

例えば、次のような場所に貼ることが想定されています。

  • 衣服の袖口
  • 下着や帽子
  • 財布や鍵
  • 携帯電話
  • かばん

衣服などの場合は、剥がれにくいよう縫い付けて使用することも可能です。普段から使用する物に貼っておくことで、万が一外出先で保護された場合でも、発見者が連絡を取りやすくなります。

利用できる対象者

この制度を利用できるのは、武蔵野市に住んでいる65歳以上の方で、次のいずれかに該当する場合です。

  • 認知症などにより行方不明になる可能性がある方
  • 1人での外出に不安がある方

認知症の診断を受けている方だけでなく、外出時の安全面に不安がある高齢者も対象となるため、早めの見守り対策として利用することができます。

なお、利用料金は無料です。

緊急連絡先は2か所まで登録可能

ただいまシールを利用する際には、緊急連絡先の登録が必要です。

登録できる緊急連絡先は最大2か所までで、家族や親族などを設定できます。複数の連絡先を登録しておくことで、万が一の際にも連絡がつきやすくなり、家族にとっても安心につながるでしょう。

なお、申請書に緊急連絡先を記入する際は、あらかじめ本人の同意を得たうえで記入する必要があります。

シールは申請後に郵送で届く

ただいまシールを利用するためには申請手続きが必要です。申請書に必要事項を記入し、以下の窓口へ提出します。

  • 武蔵野市高齢者支援課(市役所1階)
  • 市内の在宅介護・地域包括支援センター

申請書は窓口で配布されているほか、「ただいまシール(高齢者等見守りシール)」のページからダウンロードすることも可能です。

なお、シールは窓口で即日受け取るものではなく、申請後に利用決定された方へ郵送で送付されます。シールが届いたら、同封のチラシの案内に従って緊急連絡先の登録を行うことが必要です。

「みまもりあいアプリ」との併用で早期発見をサポート

武蔵野市では、見守り体制をさらに強化する取り組みとして「みまもりあいアプリ」の活用も案内されています。

このアプリでは、家族などが捜索依頼を出すと、近隣のアプリ利用者へ通知が届く仕組みです。地域の協力者が情報を共有することで、早期発見につながる可能性も高まるとされています。

また、無事に保護された後、依頼者がアプリ上で「発見ボタン」を押すと、協力者に送信された捜索情報は自動的に消去されます。行方不明になった方のプライバシーにも配慮された仕組みといえるでしょう。

なお、「みまもりあいアプリ」は、ただいまシールを利用していない方でも使用できます。

地域全体で高齢者を見守る取り組み

認知症のある高齢者が安心して暮らし続けるためには、家族だけでなく地域社会全体での見守りが重要です。

武蔵野市の「ただいまシール」は、発見者がフリーダイヤルへ電話し、IDを入力することで登録された緊急連絡先へ自動転送される仕組みを採用しています。転送システムを利用することで、発見者と家族が互いの電話番号を知られることなく通話できる点も特徴です。さらに、この連絡体制は365日24時間対応しており、申請後に48枚のシールが無料で配布されます。

こうした仕組みにより、外出中に道に迷った場合でも早期の発見や保護につながる可能性が高まります。外出に不安のある高齢者やその家族にとって、万が一の備えとして活用できる見守り支援制度の1つといえるでしょう。自治体が提供する見守りサービスを上手に利用することで、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる環境づくりにつながります。

参照元:武蔵野市 ただいまシール(高齢者等見守りシール)武蔵野ただいまシールのチラシ

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