高槻市、ごみ出し困難世帯を支援 戸別収集を開始へ

高槻市、ごみ出し困難世帯を支援 戸別収集を開始へを表す画像

2026年3月27日、高槻市は、ごみ出しが困難な世帯を対象に、職員が自宅前まで訪問して家庭ごみを回収する「高齢者等ごみ出し支援」を開始すると発表しました。

日常生活の中でも負担となりやすいごみ出しを公的に支援する取り組みであり、在宅生活の継続を支える具体的な施策です。

制度の内容と対象者(申請前に必ず確認)

本制度は、家庭ごみを集積場所まで持ち出すことが難しい世帯に対し、職員が週1回自宅前まで訪問し、あらかじめ出されたごみを回収する仕組みとなっています。利用料は無料です。

対象となる世帯は、以下すべてに該当する必要があります

  • 高槻市内に居住していること
  • 世帯員全員が次のいずれかに該当し、ごみを集積場所まで出すことが困難であること
  1. 要介護2以上の認定を受けている
  2. 身体障がい者手帳1級または2級を所持している
  3. 精神障がい者保健福祉手帳1級を所持している
  4. 療育手帳Aを所持している
  5. 妊産婦である

※重度の傷病などにより歩行困難で、一時的にごみ出しが困難な場合は、清掃業務課へ事前にご相談ください。

注意点(対象外となるケース)

  • 同居家族にごみ出しが可能な人がいる場合
  • 施設に入所している場合
  • 収集車が自宅付近まで進入できない場合

回収できるごみは、可燃ごみ・リサイクルごみ・不燃ごみ(45リットルのごみ袋に入る程度のもの)です。利用者は回収日に合わせて自宅前にごみを出しておく必要があります。

また、玄関先・門扉先に蓋つきのごみ箱を各自用意が必要です。※ごみの排出がない場合は、ごみ箱にその旨を記入した貼紙の貼付をしてください。

なお、大型可燃ごみや大きな不燃ごみなど、片付けや引っ越しで一時的に多量に排出される場合は、臨時ごみ(有料)として収集します。

申請方法と問い合わせ先

申請受付は2026年4月15日から開始。利用を希望する場合は、以下の各担当課窓口及び簡易電子申込サービスにて受付しています。

  • 要介護認定が該当する方:長寿介護課(072-674-7166)
  • 障がいが該当する方:障がい福祉課(072-674-7164)
  • 妊産婦が該当する方:子ども保健課(072-648-3272)
  • 重度の傷病者等に該当する方:清掃業務課(072-669-1153)

※重度の傷病によりごみ出しが困難な世帯は、電話にて事前にご相談ください。

申請後は要件審査を行ったのち、職員が現地訪問を実施し、支援の可否を決定する流れです。

在宅生活を支える具体的な支援策としての意義

ごみ出しは日常的な動作である一方、身体状況によっては大きな負担となります。本制度は、その負担を直接的に軽減する支援であり、在宅生活の継続に直結する取り組みといえます。

編集部より

対象者の条件が明確に定められている一方で、「世帯全員がごみ出し困難であること」が重要なポイントです。条件に当てはまるか判断が難しい場合でも、まずは担当窓口へ相談することが申請への第一歩となります。

こうした生活に密着した支援は、介護や育児、障がいのある人を支える家族の負担軽減にもつながるものであり、今後さらに必要性が高まっていくと考えられます。

参照元:プレリリース、高槻市 高齢者等のごみ出しを支援します

ススメちゃん右

執筆者紹介

介護の不安を「安心」に変える情報サイト 介護のススメ編集部
ケアマネジャーや社会福祉士など、介護現場の最前線を知る専門家チームが監修・執筆しています。40代から始まる親の介護や、仕事との両立、介護保険制度の複雑な仕組みを、どこよりも分かりやすく、正確に解説。介護に携わるすべての方の「今、知りたい」に寄り添った解決策をお届けします。

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