「まだ若いのに物忘れが増えてきた気がする」
「認知症かもしれないけど、どこに相談すればいいのかわからない」
このような不安を感じている方に向けて、西東京市では若年性認知症に関する相談窓口や支援体制が整えられています。早期発見・早期対応のためにも、まずは相談先を知っておくことが大切です。
本記事では、若年性認知症の基礎知識から、西東京市で利用できる相談先、家族会・当事者会、関連する支援までを、初めての方にもわかりやすく解説します。
目次
この記事でわかること
- 若年性認知症とは何か、なぜ早めの相談が大切なのか
- 西東京市で利用できる相談窓口(地域包括支援センター・東京都多摩若年性認知症総合支援センター)
- 同じ立場の方とつながれる家族会「かえるの会」や本人ミーティングの概要
若年性認知症とは?|65歳未満で発症する認知症
認知症は高齢者に多い病気ですが、65歳未満で発症した場合は「若年性認知症」と呼ばれます。
働き盛りの世代で発症することが多く、次のような影響が生じやすいのが特徴です。
- 仕事の継続が難しくなる
- 収入や家計への影響が大きくなる
- 子育てや家庭生活との両立が難しくなる
そのため、早期発見・早期対応が重要とされています。「少し気になる」と感じた段階で相談することが、今後の生活を守る第1歩です。
若年性認知症の相談先|西東京市で利用できる窓口
西東京市では、身近な相談窓口から専門機関まで、状況に応じて相談できる体制が整っています。
地域包括支援センター|まず相談したい身近な窓口
西東京市内には、地域ごとに担当が分かれた地域包括支援センターが8か所設置されています。
主な特徴は以下のとおりです。
- 相談は無料で利用できる
- 日常生活の困りごとや不安を幅広く相談できる
- 本人だけでなく家族からの相談にも対応
- 電話・窓口・訪問など柔軟に対応
また、西東京市にお住まいのご本人だけでなく、遠方にお住まいのご家族からの相談も受け付けています。離れて暮らすご家族にとっても、状況を共有しながら支援につなげられる点が安心です。
訪問対応も可能ですが、職員が不在の場合もあるため、来所前に連絡しておくとスムーズです。
お住まいの地域を担当する地域包括支援センターは、「地域包括支援センター」のページをご確認ください。
東京都多摩若年性認知症総合支援センター|専門的な相談が可能
より専門的な相談を希望する場合は、東京都が設置した若年性認知症専門のワンストップ相談窓口「東京都多摩若年性認知症総合支援センター」の利用がおすすめです。
このセンターでは、若年性認知症コーディネーターに相談することができ、さまざまな支援や助言を受けることができます。
- 所在地:日野市多摩平二丁目2番4号 ニコール豊田ビル4F
- 電話:042-843-2198(午前9時〜午後5時)
- メール:jakunen@moth.or.jp
- ホームページ
家族会・当事者会|同じ立場の人とつながる場
若年性認知症では、ご本人だけでなく家族の負担や不安も大きくなりがちです。西東京市では、同じ立場の方同士が交流できる場も用意されています。
若年性認知症家族会・当事者会「かえるの会」
若年性認知症家族会・当事者会「かえるの会」は、当事者やご家族が気軽に集まり、日々の悩みや経験を共有できる交流の場です。
若年性認知症ならではの不安や困りごとについて話し合いながら、情報交換や支え合いができるのが特徴で、初めての方でも安心して参加できます。
詳細は、「若年性認知症家族会・当事者会「かえるの会」」のページをご確認ください。
わくわく本人ミーティング|本人同士の交流の場
本人ミーティングは、年齢を問わず認知症のある方同士がつながり、思いや日常のことを気軽に語り合える場です。
好きなことややりたいことについて話しながら交流を深められるのが特徴で、安心して参加できる居場所となっています。
詳細は、「本人ミーティング」のページをご確認ください。
早めの相談がこれからの安心につながる
若年性認知症は、働き盛りの世代で発症するケースが多く、日常生活への影響が大きい傾向があります。その一方で、早期に気づき適切な支援につながることで、その後の生活の幅を広げることが可能です。
西東京市では、身近な地域包括支援センターをはじめ、専門的な相談ができる支援センターや、同じ立場の方とつながれる家族会・本人ミーティングなど、さまざまな支援体制が整えられています。
少しでも不安を感じたときは、1人で抱え込まず、まずは相談してみることが大切です。早めの1歩が、安心して暮らし続けるための大きな支えになります。
参照元:西東京市 若年性認知症について、地域包括支援センター、若年性認知症家族会・当事者会「かえるの会」、本人ミーティング

執筆者紹介
「福祉現場の架け橋」として、20年の経験から心に寄り添うヒントを。
介護福祉士および保育士として、高齢者介護から障がい福祉、保育まで、世代を問わず20年以上福祉の最前線に携わる。現場での豊富な実践経験を活かし、単なる制度解説に留まらない「介護する側・受ける側」双方の気持ちに寄り添った発信が持ち味。複雑な介護保険制度も、家族の視点に立って分かりやすく紐解きます。





