【4/13追記】定期接種への移行に伴う最新情報を反映しました。
この記事では、令和7年度から新たに予防接種法に基づく「定期接種」となった豊島区の帯状疱疹ワクチンについて解説します。
これに伴い、豊島区では対象となる方へ予診票を送付しています。定期接種としての機会は生涯に一度のみです。対象年度を過ぎると定期接種としては受けられませんので、期間内の接種をご検討ください。
なお、定期接種ではありますが、法律上の接種義務はありません。
目次
この記事でわかること
- 令和7年度から帯状疱疹ワクチンが定期接種となり、豊島区での対象年齢(65歳になる方および特例対象の70〜100歳の5歳刻み)と自己負担額(生ワクチン4,000円/不活化ワクチン11,000円×2回)
- 生ワクチン(ビケン)と不活化ワクチン(シングリックス)の予防効果・持続期間・接種回数の違いと選び方
- 予診票の届く時期や、紛失・転入時の再発行手続き(電子申請・電話・窓口)など、接種までの具体的な流れ
帯状疱疹と2種類のワクチン
帯状疱疹は、過去の水ぼうそうウイルスが再活性化して起こる病気です。予防には以下の2種類のワクチンがあり、医師と相談の上、どちらか一方を選んで接種します。
| 生ワクチン(ビケン) | 不活化ワクチン(シングリックス | |
|---|---|---|
| 接種回数 | 1回 | 2回(通常2か月の間隔) |
| 予防効果 | 50%程度 | 90%以上 |
| 持続期間 | 5年程度 | 10年以上 |
| 自己負担 | 4,000円 × 1回 | 11,000円 × 2回 |
| 備考 | 免疫低下の方は接種不可 | 免疫低下の方も接種可 |
※生活保護受給者、中国残留邦人の方は無料です。
令和8年度の定期接種対象者
豊島区に住民登録があり、以下のいずれかに該当する方が対象です。
- 令和8年度中に65歳になる方
- 特例対象者: 令和7年度から令和11年度までの5年間に限り、各年度中に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方
- 60〜64歳の方: ヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に重い障がいを有する方(要申請)
※対象者(1・2)には、令和8年3月26日に予診票を発送済みです。
過去に帯状疱疹ワクチンの接種を完了したことがある方は、医師が認める場合を除き、定期接種の対象外となります。
接種期間とスケジュール
区の助成が適用され、以下の自己負担額で接種可能です。
- 期間: 令和8年4月1日 〜 令和9年3月31日
- 注意: 不活化ワクチン(2回接種)を選択する場合、期間内に完了できるよう1月末までに1回目を接種してください。
接種の手続き
4月にお手元に届いた「豊島区発行の定期接種予診票」を持参し、区内の指定医療機関で接種してください。
予診票がない場合
豊島区の予診票がないと全額自己負担となります。紛失や転入等でお持ちでない方は、以下の方法で事前にご申請ください。
- 電子申請(郵送): 2週間程度で届きます。
- 電話申請(郵送): 03-4566-4115(平日8時半〜17時)。届くまで1か月程度かかります。
- 窓口: 本人確認書類を持参すれば原則当日発行。池袋保健所、区役所本庁舎4階保健所出張窓口、長崎健康相談所で受け付けています(平日8時半〜17時)。
まとめ
帯状疱疹は70代での発症が最も多く、後遺症として痛みが残る場合もあります。自分に合ったワクチンを選び、公的助成があるこの機会に予防に取り組みましょう。
【お問い合わせ先】
- 豊島区 保健予防課 予防接種グループ
- 電話:03-4566-4115
参照元:豊島区 帯状疱疹ワクチンの定期接種について

執筆者紹介
医療と介護を繋ぐ。20年の看護経験を活かした、命と生活を守る情報発信。
透析看護を中心に、病院・在宅医療の両現場で20年以上のキャリアを持つ現役看護師。医療的ケアが必要な方の生活指導や、患者家族への支援に深く携わる。看護師としての専門知識とケアマネジャーの視点を掛け合わせ、持病を抱えながらの介護や、退院後の生活設計など、医療的な裏付けに基づいた「安心できる介護のあり方」を分かりやすく伝えます。





