2026年2月27日、Colibri合同会社は「介護現場における業務効率化とAI活用の実態」に関する調査を実施し、結果を公表しました。調査では、介護現場で属人化しやすい業務の1位が「シフト作成・調整(39.1%)」となったようです。
AIツールを導入している事業所は4割を超える一方、未導入の事業所ではコストや操作性への不安が導入の壁となっている結果となりました。人手不足が続く介護業界において、AIやDXの活用が業務改善につながるのか注目されます。
介護現場の非効率業務と属人化の実態
今回の調査は、介護事業所で働く職員1,004人を対象に実施されました。
まず「非効率だと感じる業務」を尋ねたところ、「利用者情報の記録・管理・共有(44.8%)」が最多で、「シフト作成・調整(43.8%)」「ケアプランの作成・見直し(31.1%)」が続きました。
また、「特定の人に頼りがちだと感じる業務」では「シフト作成・調整(39.1%)」が1位となり、「ケアプランの作成・見直し(32.9%)」「勤怠管理・給与計算(28.6%)」が上位に挙がっています。勤務希望や人員配置など多くの条件を調整する必要があるため、経験のある職員に業務が集中しやすい状況があるようです。
AI導入の壁と今後のDX

AIツールの導入状況については、回答者が勤める現場で「導入している」が41.7%でした。導入事業所ではシフト作成支援や記録管理などで活用され、業務改善を感じているケースもあるようです。一方、未導入の理由では「導入コストが高い(34.5%)」が最多で、既存システムとの連携や操作面への不安も課題として挙げられました。
編集部より
介護現場では記録業務やシフト作成などの事務作業が大きな負担になっています。AIやICTの導入は業務効率化の可能性を持つ一方、現場の使いやすさやコスト面への配慮が普及の鍵になりそうです。また、人手不足が続くなか、現場に合った形でDXを進めることが重要になるでしょう。
参照元:プレリリース





