2026年3月2日、兵庫県川西市はダイハツ工業株式会社と連携し、福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」を活用したAI共同送迎サービス事業の実証実験を開始しました。
通所介護施設の送迎業務は人手や車両の確保が課題となることも多く、今回の取り組みでは施設間で送迎を共同化し、車両やドライバーの空き時間を活用して効率化を図るとされています。介護人材不足が続く中、送迎業務の負担軽減につながる取り組みとして注目されるでしょう。
川西市で福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」の実証実験を開始
兵庫県川西市は、ダイハツ工業株式会社と連携し、福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」を活用したAI共同送迎サービス事業の実証実験を、2026年3月2日から3月27日まで実施しています。
「ゴイッショ」は、複数の通所介護施設の送迎業務を共同で運行するモビリティサービスです。介護送迎専用のアルゴリズムを搭載したシステムにより、複数車両を一括管理することで、急なキャンセルや遅延が発生した場合でもその情報をスムーズに把握し、送迎時間を調整できるとされています。2022年から自治体向けに提供されており、香川県三豊市や滋賀県野洲市ではすでに正式運行されているサービスです。
今回の実証実験では、1日型デイサービスで昼時間に発生する車両やドライバーの遊休時間を活用し、半日型デイサービスの昼送迎を担う仕組みとされています。市内の半日型デイサービス3法人3施設が参加し、3台の車両で延べ約300人の送迎を行う予定です。
なお、介護事業者同士で遊休車両を活用した共同送迎の事例としては全国初とされています(2026年3月時点、ダイハツ調べ)。
送迎業務の効率化に向けた検証
送迎業務は社会福祉法人正和会が主体となり、雇用ドライバーが送迎を行います。実証実験では、送迎業務の負担軽減や車両コストの削減などの効果が検証される予定です。
編集部より
介護施設の送迎は人材や車両の確保が必要な業務であり、現場の負担の一因ともされています。施設間で送迎を共同化し、遊休車両を活用する今回の取り組みは、地域で介護サービスを支える新たな仕組みとして今後の検証結果が注目されます。
参照元:プレリリース 福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」実証実験をスタート / 兵庫県川西市、兵庫県川西市において福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」の実証実験を実施





