2026年3月10日、株式会社ミライプロジェクトは、高齢者向け美容を学ぶ専門スクール「介護美容研究所」の申込者データを公表しました。2025年度の申込者のうち56.8%が介護職未経験者だったとされ、異業種から介護分野へ関心を持つ人が一定数いる様子がうかがえます。高齢化が進むなか、介護の仕事に関わるきっかけとして「介護美容」が注目されている可能性もありそうです。
介護美容スクール志望者の半数以上が未経験者 多様な職種から応募

ミライプロジェクトが運営する「介護美容研究所」によると、2025年度の申込者のうち56.8%が介護職未経験者だったとされています。申込者の職業は多様で、事務職(医療事務含む)が22.2%、接客・販売・飲食業が20.6%、専業主婦が16.3%など、異なる業界からの関心が見られる結果となりました。
また、同スクールによると直近2年間で問い合わせ件数は8万件を超えています。需要増加を受け、これまで年2回だった開校体制を四半期ごとへ段階的に移行するとしています。
介護美容は、高齢者施設などでネイルケアやメイク、整容ケアなどを提供する取り組みで、生活の質(QOL)向上につながるケアとして関心が高まっている分野です。美容を通じて高齢者と関わる仕事が、介護分野に関心を持つ人にとって新しい選択肢となっている可能性があります。
編集部より
介護人材不足が続くなか、介護美容のように異なる専門分野から関心を持つ人が現れることは、業界の裾野を広げる動きとして注目されます。ただし、今回の結果は一企業のスクール申込者データによるものであり、介護業界全体の傾向を示すものではありません。美容ケアと介護サービスがどのように現場で役割分担し連携していくのか、今後の動向も注視する必要がありそうです。
参照元:プレスリリース
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