令和8年10月から、東京都シルバーパスが交通系ICカード「PASMO」へ移行するのにあわせて、葛飾区ではシルバーパス購入費の一部を助成する制度を開始します。
対象となる方は、通常12,000円で購入するシルバーパスに対して11,000円の助成を受けられるため、シルバーパスの自己負担は実質1,000円となります。
一方で、記名PASMOを持っていない方は、新たにPASMOを発行する費用も必要になるため、事前に内容を確認しておくことが大切です。
本記事では、葛飾区のシルバーパス購入費助成の対象者や申請方法、令和8年10月から始まるPASMOへの移行、更新手続きの流れについて分かりやすく解説します。
目次
この記事でわかること
- 葛飾区のシルバーパス購入費助成の対象者・助成額・申請方法
- 令和8年10月から始まるシルバーパスのPASMOへの移行と更新手続きの流れ
- 記名PASMOの有無による自己負担額の違い
葛飾区がシルバーパス購入費を11,000円助成
葛飾区では、高齢者の外出や社会参加を促進し、健康寿命の延伸と高齢者福祉の増進を目的として、令和8年10月から東京都シルバーパス購入費の助成制度を開始します。
助成額は11,000円で、シルバーパスの有効期間内につき1回限りの助成です。
助成対象者
助成を受けるには、次のすべての条件を満たす必要があります。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 年齢・住所 | 葛飾区に住所を有する満70歳以上の方 |
| 所得要件 | 本年度の住民税が課税で前年の合計所得金額が135万円を超える方 |
| 対象となるシルバーパス | 令和8年10月1日以降に有効となる12,000円の東京都シルバーパスを購入した方 |
次の方は助成の対象外です。
- 有効期限が令和8年9月30日までのシルバーパス
- 東京都シルバーパスを1,000円で購入できる方
- 東京都シルバーパスの払い戻しを受けた方
助成の申請方法
助成は、シルバーパスを購入した後に申請します。
申請方法は、所定の申請書または電子申請を予定しており、12,000円で購入したことを証明する書類を添付する必要があります。
申請には、購入時の「払込受領書」または「領収書」が必要です。申請受付が始まるまで紛失しないよう大切に保管しておきましょう。
申請方法の詳細は、今後「広報かつしか」や葛飾区公式ホームページで案内される予定です。
申請受付開始予定日
申請受付は令和8年10月1日(木)から開始される予定です。
令和8年10月からシルバーパスはPASMOへ移行
令和8年10月の更新から、東京都シルバーパスは交通系ICカード「PASMO」を利用する仕組みに変わります。
更新方法は、記名PASMOの有無に応じた内容です。
記名PASMOを持っていない方
記名PASMOを持っていない方には、シルバーパス情報を登録した新しいPASMOが発行されます。
PASMOの新規発行には1,000円(預り金500円・チャージ500円)が必要です。
発行されたPASMOは、シルバーパスの有効期間終了後も通常のPASMOとして利用できます。
記名PASMOを持っている方
すでに記名PASMOを持っている方は、更新手続き時に、お手持ちのPASMOへシルバーパス情報を登録できます。
新たなPASMOを発行する必要はありません。
更新手続きの方法と期限
現在シルバーパスを利用している方には、令和8年6月中に東京バス協会から「東京都シルバーパス更新手続きのご案内」が郵送されます。
更新手続きは、郵送申請またはマイナポータルからの電子申請で行います。
12,000円パスを更新する方
| 対象 | 手続き内容 |
|---|---|
| 登録情報に変更がある方、お手持ちの記名PASMOを利用する方 | 令和8年7月31日(金)までに郵送または電子申請 |
| 登録情報に変更がなく、新しいPASMOの発行を希望する方 | 案内に同封された払込票で入金手続きを実施 |
新しくPASMOが発行される方は、入金手続き完了後、おおむね2~3週間でPASMOが届く予定です。
1,000円パスを更新する方
1,000円パス(住民税非課税の方など)を更新する場合は、令和8年8月16日(日)までに更新申請を行う必要があります。
郵送で更新する場合は、「介護保険料決定通知書」や「住民税非課税・課税証明書」の写し、または「生活保護受給証明書」の提出が必要です。
また、1,000円パスの方は、郵送または電子申請で更新申請を行った後、払込票が別途郵送されます。その払込票を使って利用者負担額を支払う仕組みです。
助成を受ける場合の自己負担額
葛飾区の助成を受けると、12,000円のシルバーパスに対して11,000円が助成されるため、シルバーパス代の自己負担額は1,000円になります。
ただし、記名PASMOを新たに発行する方は、これとは別にPASMO発行費用1,000円(デポジット500円・チャージ500円)が必要です。
そのため、新たにPASMOを発行して助成を受ける場合は、当初の自己負担額は合計2,000円となります。
一方、すでに記名PASMOを持っている方は、そのPASMOを利用できるため、新規発行費用はかかりません。
問い合わせ先
助成制度とシルバーパスの更新・PASMOへの移行では、問い合わせ先が異なります。
シルバーパス購入費助成について
葛飾区シルバーパスコールセンター
- 電話:03-6632-1981
- 設置期間:令和8年7月1日~令和8年12月28日
- 受付時間:午前8時30分~午後5時(土・日・祝日を除く)
シルバーパスの更新・PASMOへの移行について
東京バス協会 シルバーパス専用電話
- 電話:03-5308-6950
- 受付時間:午前8時30分~午後5時(10月以降は平日午前9時~午後5時)
助成制度を活用してお得にシルバーパスを更新しよう
令和8年10月からは、東京都シルバーパスがPASMOへ移行するとともに、葛飾区では購入費助成制度が始まります。
対象となる方は、シルバーパス代の負担を大幅に軽減できますが、更新期限や助成申請の手続き、PASMO発行の有無による費用の違いなど、事前に確認しておきたいポイントも少なくありません。
更新案内が届いたら内容を確認し、期限までに更新手続きを済ませるとともに、購入時の払込受領書や領収書を保管し、忘れずに助成申請を行いましょう。
参照元:葛飾区:シルバーパス購入費助成、東京都シルバーパス

「福祉現場の架け橋」として、20年の経験から心に寄り添うヒントを。
介護福祉士および保育士として、高齢者介護から障がい福祉、保育まで、世代を問わず20年以上福祉の最前線に携わる。現場での豊富な実践経験を活かし、単なる制度解説に留まらない「介護する側・受ける側」双方の気持ちに寄り添った発信が持ち味。複雑な介護保険制度も、家族の視点に立って分かりやすく紐解きます。
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