【4/11追記】最新情報を反映しました。
荒川区では、歩行や入浴など日常生活に不安を感じる高齢者が、住み慣れた地域で自立した生活を続けられるよう、様々な支援制度を設けています。令和8年4月1日から、各用具それぞれ2種類の製品から選べるようになりました。
この記事では、代表的な「日常生活支援」の内容を紹介します。
目次
この記事でわかること
- 荒川区が提供するシルバーカー・手すり・シャワーベンチなど自立支援用具の給付内容と自己負担額
- 交通安全杖の支給や車いすの貸し出しなど、高齢者の外出・移動を支える制度の詳細
- 各制度の申請方法と相談窓口の連絡先
自立支援用具の給付
荒川区では歩行や入浴に支障のある方に、生活の自立を支える用具の給付を実施しています。
対象者
荒川区在住の65歳以上で在宅生活をしており、歩行や入浴に支障がある方です。(品目ごとに対象条件が異なります)
| 給付品目 | 対象者要件 | 給付限度 | 本人負担額 |
|---|---|---|---|
| シルバーカーA | 要介護1〜5は対象外 | 3年に1台(3種類から選択) | 2,720円 |
| シルバーカーB | 要介護1〜5は対象外 | 3年に1台(3種類から選択) | 3,080円 |
| シルバーカーC | 要介護1〜5は対象外 | 3年に1台(3種類から選択) | 3,080円 |
| 手すり(センタータイプ・工事不要) | 要介護1〜5は対象外 | 1人1台(2種類から選択) | 4,670円 |
| 手すり(サイドタイプ・工事不要) | 要介護1〜5は対象外 | 1人1台(2種類から選択) | 5,410円 |
| シャワーベンチ | 要支援・要介護認定を受けていない方が対象です | 5年に1台 | 1,960円 |
| 浴室内すべり止めマット(M) | 要介護1〜5は対象外 | 3年に1枚 | 480円 |
| 浴室内すべり止めマット(L) | 要介護1〜5は対象外 | 3年に1枚 | 510円 |
費用負担
原則1割自己負担(上記の金額どおり)。ただし、生活保護受給者・中国残留邦人等支援給付受給者は無料。
申請方法
申請方法は以下のとおりです。
①相談
一覧の事業者から希望先を選び、まずは電話等で利用したい用具について相談
②申請手続き
相談後、本人確認書類(介護保険被保険者証など)を持参し、事業者または地域包括支援センターで申請手続きを行う
交通安全杖の支給
杖なしで歩行が難しい65歳以上の方に支給されます。令和6年4月から所得要件がなくなり、より利用しやすくなりました。3年経過後は再申請も可能です。
車いすの貸し出し
- 短期利用(約2週間)は通院などで一時的に必要な方に、荒川区の高齢者福祉課高齢者福祉係(電話03-3802-3111 内線:2675)が対応。
- 長期利用(最長3か月)は区内在住で車いすが必要な方に、荒川区社会福祉協議会(電話:03-3802-2794)が対応します。
老人性白内障特殊眼鏡等費用の助成
白内障の手術を受けた方のうち、人工水晶体の装着が難しい場合に特殊眼鏡やコンタクトレンズの費用を助成。対象は65歳以上で、所得制限があります。
高齢者入浴カード「ふろわり200」
満65歳以上の区民が、公衆浴場を1回200円で利用できるカードです。区役所2階高齢者福祉課の窓口で申請できます。
各区民事務所・各地域包括支援センターでも申請可能ですが、区役所以外は受付のみで後日郵送となります。また、年度内最大52回まで利用可能です。満65歳になる誕生月の初日から利用できます。
まとめ|地域の支援で安心の暮らしを
荒川区では、高齢者が安心して在宅生活を続けられるよう、多面的な支援を行っています。困りごとがあるときは、地域包括支援センターや高齢者福祉課へ相談してみましょう。
制度を活用することで、より安心で快適な暮らしを送ることができます。
参照元:荒川区 日常生活の支援、自立支援用具給付事業チラシ(A4表裏)

執筆者紹介
介護現場の「伴走者」。豊富な相談実績から、最適な選択肢を提案します。
介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)での相談援助職を経て、現在は多角的な視点から介護支援を行う。社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャーの3つの資格を保持し、制度の裏側から現場のリアルまでを熟知。これまで数多くの家族の悩みに向き合ってきた経験から、読者の「今、どうすればいい?」に対する的確な解決策を提示します。





