東京都葛飾区では、地域密着型介護サービス事業所を運営する法人を対象に「葛飾区地域密着型介護事業所職員宿舎借上支援事業」を実施しています。
職員の宿舎借上げ費用を助成することで、働きやすい職場環境の整備を進め、介護人材の確保・定着と事業所の災害対応力の強化を目指す制度となっています。
目次
この記事でわかること
- 葛飾区が地域密着型介護事業所を対象に実施している宿舎借上げ費用の助成制度の概要
- 会員・非会員ごとの補助率や上限額など具体的な助成内容
- 申請についての相談方法と問い合わせ先
地域密着型介護サービス事業所を運営する法人を支援
本事業は、葛飾区内の地域密着型介護サービス事業所・施設を運営する法人が対象です。
助成対象となるのは、当該年度に法人が対象宿舎に対して支出した賃料や共益費(管理費)、礼金、更新料などの費用です。
対象宿舎は、法人が職員を居住させるために借り上げた宿舎で、事業所から半径10km以内に所在するものに限られます。
なお、入居者が法人の役員でないこと、また職員から宿舎使用料を徴収している場合はその金額を経費から差し引いた額が助成対象となります。
助成内容と申請方法
助成額は、葛飾区介護サービス事業者協議会会員の事業所が補助率7/8・上限71,000円(月額1戸あたり)、非会員の事業所が補助率1/2・上限41,000円(月額1戸あたり)です。
対象戸数は1事業所につき4戸までで、条件を満たす外国人従事者については別途算定。また、申請により最長10年間助成を受けることが可能です。
申請を検討している場合は、まずメールで相談を受け付けています。
件名に「【宿舎借上支援事業】」と記載のうえ、区の公式ページに掲載されている担当部署のメールアドレス(073000@city.katsushika.lg.jp)へ連絡する流れです。
介護人材の確保と安心して働ける環境づくりへ
介護現場では人材不足が課題となる中、住居面の支援は職員の負担軽減や定着促進につながる取り組みとして期待されています。
また、事業所近隣に職員が居住することで、災害時などの緊急対応力向上にもつながるでしょう。
葛飾区地域密着型介護事業所職員宿舎借上支援事業は、介護人材が安心して働ける環境整備を支援するとともに、地域の介護サービス提供体制の維持・充実を目指す制度です。
対象となる法人は、制度の詳細を確認のうえ活用を検討してみてはいかがでしょうか。
参照元:葛飾区 葛飾区地域密着型介護事業所職員宿舎借上支援事業

執筆者紹介
介護現場の「伴走者」。豊富な相談実績から、最適な選択肢を提案します。
介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)での相談援助職を経て、現在は多角的な視点から介護支援を行う。社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャーの3つの資格を保持し、制度の裏側から現場のリアルまでを熟知。これまで数多くの家族の悩みに向き合ってきた経験から、読者の「今、どうすればいい?」に対する的確な解決策を提示します。
お気に入り
閲覧履歴
施設を検索する





