近年は猛暑日が続き、熱中症による救急搬送者数の増加が社会的な課題となっています。特に屋外での活動が多い時期は、気付かないうちに熱中症のリスクが高まることがあります。
東京都葛飾区では、こうした熱中症対策の一環として、公共施設や民間事業所の協力のもと「一時涼み所(いっときすずみどころ)」を開設。外出中の休憩や暑さを避ける場所として無料で利用できる取り組みです。
目次
この記事でわかること
- 葛飾区の「一時涼み所」の開設期間・利用条件と対象施設の一覧
- 公共施設・民間事業所を活用した無料の熱中症対策の仕組み
- 外出時の暑さ対策として一時涼み所を活用するポイント
一時涼み所の概要
一時涼み所(いっときすずみどころ)は、冷房設備のある施設を一時的な避難・休憩場所として開放する事業です。開設期間は令和8年5月1日から9月30日までで、利用料は無料となっています。
ただし、利用スペースには限りがあるため、多くの方が利用できるよう長時間の滞在は控えるよう案内されています。また、施設によって利用条件や利用可能時間が異なるため、事前の確認が必要です。
※利用できる日時に変更がある場合があります。なお、祝日が開設日となっている場合でも、定休曜日にあたる場合はお休みです。また、夏季休業日については一部を除き掲載されていないため、利用前にご確認ください。
利用できる主な施設
公共施設では、区役所総合庁舎(2階区民ホール)、ウィメンズパル、地区センター、憩い交流館、学び交流館、にこわ新小岩、えきにこわ、シニア活動支援センター、ウェルピアかつしか、健康プラザかつしか、総合スポーツセンター、図書館(お花茶屋図書館を除く)などが対象となっています。
また、民間事業所も協力しており、アリオ亀有、嬉泉病院、柴又観光案内所、各薬局、整骨院、美容室など地域の身近な施設が一時涼み所として開放されています。
協力施設にはのぼり旗やポスターが掲示されているため、利用時の目印としてください。
地域全体で進める熱中症対策
葛飾区では、新たに一時涼み所として協力いただける民間事業所を募集しています。営業時間中に冷房設備のある場所を無料で開放することなどが主な要件です。詳細や申請方法は葛飾区の公式ページをご確認ください。
暑さを避ける行動が熱中症予防につながる
熱中症は屋外だけでなく室内でも発生するとして、葛飾区でも注意を呼びかけています。こまめな水分補給やエアコンの適切な利用に加え、外出時には無理をせず涼しい場所で休憩することが大切です。
葛飾区の一時涼み所は、誰でも気軽に利用できる身近な熱中症対策の1つです。暑さが厳しい時期を安全に過ごすためにも、地域の施設を上手に活用して熱中症予防に努めましょう。
参照元:葛飾区 一時涼み所(いっときすずみどころ)を開設しています

執筆者紹介
介護現場の「伴走者」。豊富な相談実績から、最適な選択肢を提案します。
介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)での相談援助職を経て、現在は多角的な視点から介護支援を行う。社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャーの3つの資格を保持し、制度の裏側から現場のリアルまでを熟知。これまで数多くの家族の悩みに向き合ってきた経験から、読者の「今、どうすればいい?」に対する的確な解決策を提示します。
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