東京都小平市では、令和8年度の「介護予防事業」を実施しています。運動機能の維持・向上や認知症予防、口腔機能の改善などを目的とした多様な講座・教室が用意されており、高齢者が自分に合った方法で介護予防に取り組める内容です。
目次
この記事でわかること
- 小平市が令和8年度に実施する介護予防講座・教室の種類と対象者
- 認知症予防や口腔機能向上など、目的別に選べるプログラムの内容
- 各講座への申込方法や参加時の注意点
多様なニーズに対応する介護予防プログラム
小平市の介護予防事業では、専門職による支援から住民主体の活動まで、幅広いプログラムが用意されています。目的や参加スタイルに応じて選べる点が特徴です。
出張介護予防教室(専門職が地域に出向く支援)
- 対象:5人以上の市民グループ(サークル・自治会など)
- 歯科衛生士、管理栄養士、リハビリ専門職などが対応
- 内容:お口の健康、低栄養予防、転倒予防の運動など
地域の集まりに専門職が出向き、実践的な介護予防を紹介する内容となっています。
筋力アップ介護予防講座(運動習慣の定着)
- 対象:65歳以上の市民
- 回数:週1回×約2か月(全6回)
- 内容:バランス力と筋力の向上
- 申込:申込制(応募多数の場合は抽選)
継続的に参加することで、運動習慣の定着を目的とした講座です。
フレトレ(住民主体の運動の通いの場)
- 対象:3人以上の市民グループ
- 頻度:週1回以上
- 内容:「小平いきらく筋力アップ体操」を実施
仲間と一緒に取り組むことで、継続的な運動の場づくりを支援しています。
認知症予防や口腔機能向上の取り組み
小平市では、認知症予防や口腔機能の維持・向上を目的とした講座も充実しています。講義と実践を組み合わせた内容が多く、日常生活に取り入れやすい点が特徴です。
認知症予防に関する講座
認知症予防に関する講座概要は以下のとおりです。
いきいき認知症予防教室
- 期間:10日間のコース
- 内容:認知症予防の基本、ウォーキングや脳トレなどの実践
- 対象:認知症の診断を受けていない65歳以上の市民
- 注意:初回に必ず参加できる方が対象
目から鍛える認知症予防講座
- 期間:8日間のコース
- 内容:目を動かすトレーニング、脳トレ、反応動作トレーニング
- 対象:認知症の診断を受けていない65歳以上の市民
体と頭を同時に使うことで、バランスよく機能の活性化を図る内容となっています。
口腔機能・栄養に関する講座
口腔機能や栄養に関する講座の概要は以下のとおりです。
にこにこ口トレ塾 ~しゃべって、噛んで、脳いきいき!~
- 期間:2日間のコース(年3回実施)
- 内容:口腔機能や栄養と認知症の関係、肺炎予防についての講話と口腔体操
- 対象:65歳以上の市民
口腔機能の維持は、全身の健康や認知症予防にもつながる取り組みです。
楽しみながら取り組める教室
楽しみながら取り組める教室は以下のようなものがあります。
高齢者健康音楽教室(小平ひばりバンド)
- 内容:キーボードやパーカッションなどの楽器演奏
- 特徴:楽しみながら継続できる健康づくり
- 対象:おおむね60歳以上の市民
無理なく続けられる活動を通じて、健康づくりの一環として実施されています。
介護予防・認知症予防に関する講演会
小平市では、介護予防に関する講演会(年3回)と認知症予防に関する講演会(年2回)も実施。日時・会場・内容等は、市報等で案内されます。
参加にあたってのポイント
各講座・教室は原則として事前申込が必要です。問い合わせが必要なものや、詳細な日程や会場は後日市報などで案内されるものもあります。詳しくは令和8年度 介護予防事業のご案内をご確認ください。
また、対象者については各講座で異なりますので、ご確認のうえ、お申し込みください。
継続的な参加が健康づくりの鍵
小平市の介護予防事業は、運動・認知症・口腔など多角的にアプローチできる点が特徴です。自分に合った講座を選び、継続して参加することがフレイル予防や健康維持につながります。
参照元:小平市 介護予防事業のご案内、令和8年度 介護予防事業のご案内

執筆者紹介
介護現場の「伴走者」。豊富な相談実績から、最適な選択肢を提案します。
介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)での相談援助職を経て、現在は多角的な視点から介護支援を行う。社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャーの3つの資格を保持し、制度の裏側から現場のリアルまでを熟知。これまで数多くの家族の悩みに向き合ってきた経験から、読者の「今、どうすればいい?」に対する的確な解決策を提示します。





