「最近、歩くのがつらくなってきた」
「外出や家事が少しずつ大変になってきた」
こうした変化を感じている方に向けて、小平市では、短期間で集中的に心身機能の改善を目指す「はつらつ健幸教室(短期集中通所型サービス)」を実施しています。
本記事では、教室の特徴や対象者、具体的な内容、申し込み方法まで、初めての方にもわかりやすく解説します。
目次
この記事でわかること
- はつらつ健幸教室の対象者や利用条件、費用(1回150円)などの基本情報
- 運動・面談・家庭訪問を組み合わせた4か月間のプログラム内容
- 地域包括支援センターへの相談から教室終了後までの利用の流れ
はつらつ健幸教室とは?|自信と生活機能を取り戻す4か月プログラム
はつらつ健幸教室は、心身機能の低下や生活のしづらさを感じ始めた方が、再び自分らしい生活を送れるよう支援する介護予防プログラムです。
リハビリ専門職とともに、週1回・約4か月(全15回)の短期集中で取り組みます。
どんな方におすすめ?|生活の変化を感じ始めた方へ
以下のようなお悩みがある方に適したサービスです。
- 長時間歩くのが難しくなってきた
- ゴミ出しや買い物、家事が負担に感じる
- 外出や趣味の機会が減ってきた
- 「また以前のように動きたい」と感じている
実際の参加者からは、「以前よりも家事が楽にできるようになった」「友人との集まりにまた参加できるようになった」といった声もあります。
対象者|利用できる方の条件と注意点
以下のすべてに該当する方が対象です。
- 要支援1・2と認定された方もしくは65歳以上で基本チェックリストに該当した方
- 現在デイサービスやデイケアを利用していない方
- 原則、この教室に初めて参加される方
利用時の注意点
- 原則として、会場までご自身で通える方(自転車や公共交通機関の利用可)が対象です。なお、通所手段に不安がある場合は、教室開始前の家庭訪問時に事業担当者と相談できます。
- 続けての参加や、同じ年度内での参加はできません。過去に参加されたことがある方が再度利用を希望する場合は、担当の地域包括支援センターへご相談ください。
基本チェックリストとは?|対象判定の目安
「基本チェックリスト」とは、生活機能の状態を確認するための25項目の質問票です。
主に以下の分野で構成されています。
- 日常生活動作
- 運動機能
- 栄養状態
- 口腔機能
- 閉じこもり傾向
- もの忘れ
- 心の状態
これらの回答結果に応じて、一定基準を満たした場合に対象となります。
基本チェックリストについての詳細は、「令和8年度 はつらつ健幸教室のご案内」のページをご確認ください。
プログラム内容|運動+生活支援の実践型プログラム
教室では、生活改善に直結する内容が実施されます。
主な内容
- リハビリ専門職との面談(日常生活での取り組みや運動の振り返り・助言)
- 運動の実技
- 口腔・栄養・認知症予防などの講話など
家庭訪問のサポート|開始前後でしっかりフォロー
教室の大きな特徴の1つが「家庭訪問」です。
訪問のポイント
- 訪問者:リハビリ専門職および地域包括支援センター職員
- 内容:生活状況を踏まえた目標設定や、教室終了後の方針共有
単なる通所サービスではなく、「生活全体を支える支援」が受けられる点が特徴です。
実施場所|市内4つの医療・介護施設で実施
令和8年度は、以下の施設で実施されています。
- 介護老人保健施設けやきの郷
- 小平中央リハビリテーション病院
- 緑成会病院
- プラチナ・ヴィラ小平
曜日や時間帯ごとにコースが分かれており、先着順で選択となります。
スケジュールの詳細は、「令和8年度 はつらつ健幸教室のご案内」のページをご確認ください。
定員・費用|少人数でしっかり支援
- 定員:各コース5〜6名(少人数制)
- 費用:1コース2,250円(1回あたり150円)
少人数のため、1人ひとりに対して丁寧なサポートが受けられます。
利用の流れ|申し込みから参加まで
- お住まいの地域を担当する地域包括支援センターに相談
- 地域包括支援センターにて、申し込み書類の記入・提出をして申し込み
- 地域包括支援センター職員、リハビリ専門職(教室担当者)がご自宅に訪問
- 教室開始(週1回通所)
- 終了後は地域活動などへ移行
教室終了後も、運動や社会参加を継続できるよう支援されます。
相談・申し込み先|地域包括支援センター一覧
お住まいの地域によって担当窓口が異なりますので、以下の一覧をご確認ください。
| 名称 | 電話番号 | 担当地域 |
|---|---|---|
| けやきの郷 | 042-349-2321 | 中島町、栄町、たかの台、上水新町、小川町1丁目、上水本町1丁目、津田町1丁目 |
| 小川ホーム | 042-347-6033 | 小川西町、小川東町1~5丁目、学園西町、津田町2~3丁目、上水本町2~6丁目 |
| 中央センター | 042-345-0691 | 小川東町、小川町2丁目、学園東町1丁目 |
| 多摩済生ケアセンター | 042-349-2123 | 上水南町、喜平町、学園東町2~3丁目、学園東町、仲町、美園町、大沼町 |
| 小平健成苑 | 042-451-8813 | 回田町、御幸町、鈴木町、花小金井南町、花小金井、天神町 |
「まだ大丈夫」と思っている今こそチャンス
はつらつ健幸教室は、体力や生活機能の低下を感じ始めた段階の方にとって、無理なく改善に取り組める貴重な機会です。
「少し不安があるけれど、まだ大丈夫」と感じている今こそ、早めに行動することで、これからの生活の選択肢を広げることにつながります。実際に、家事や外出がしやすくなったり、人との交流が再び楽しめるようになったりと、前向きな変化を実感している方も多くいます。
無理なく続けられる形で生活を見直し、自分らしい毎日を取り戻すための1歩として、まずは地域包括支援センターへ相談してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
参照元:小平市 はつらつ健幸教室(短期集中通所型サービス)、令和8年度 はつらつ健幸教室のご案内

執筆者紹介
「福祉現場の架け橋」として、20年の経験から心に寄り添うヒントを。
介護福祉士および保育士として、高齢者介護から障がい福祉、保育まで、世代を問わず20年以上福祉の最前線に携わる。現場での豊富な実践経験を活かし、単なる制度解説に留まらない「介護する側・受ける側」双方の気持ちに寄り添った発信が持ち味。複雑な介護保険制度も、家族の視点に立って分かりやすく紐解きます。





