2026年1月15日、株式会社LIFULL seniorは、老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」において、「介護施設選び経験者の実態調査2026-入居に際して編-」を実施し、その結果を公表しました。
本調査では、介護施設への入居理由や入居前の生活状況、生前整理の実態などが明らかになっており、在宅介護を経ずに施設入居に至るケースが増えている点が特徴的な結果となっているようです。
入居のきっかけは「歩行・運動機能の低下」が最多

調査結果によると、介護施設へ入居するきっかけとして最も多かったのは「歩行・運動機能の低下」で、全体の約4割を占めていました。転倒や骨折を機に移動が難しくなり、日常生活の継続が困難になるケースが多いと考えられます。次いで「認知機能の低下」が続いており、身体機能と認知機能の両面が入居判断に影響している状況がうかがえます。
在宅介護を経ない入居が増加

注目されるのが、施設入居前に「自宅で介護していた期間はない」と回答した人が23.5%に達し、前年調査の2倍以上となっている点です。単身高齢者の増加や、地域による在宅介護サービスの担い手不足などが背景にあるとされており、急な入院後に自宅復帰ができず、そのまま施設入居に至るケースも増えているようです。
生前整理では「物」と「お金」「デジタル」が課題に

生前整理で難しかったものとしては、「衣類・生活必需品」や「金融資産」が上位を占めています。また、デジタル資産やアカウント整理に苦慮したという回答も2割を超えており、近年ならではの課題が浮き彫りになりました。
早めの備えが家族負担を軽減
今回の調査結果からは、介護施設入居が必ずしも段階的に検討されるものではなく、突発的に判断を迫られるケースが増えている状況が読み取れます。介護予防や住環境の見直しに加え、元気なうちから生前整理や情報整理を進めておくことが、本人と家族双方の安心につながるといえそうです。
参照元:プレリリース





