大阪・関西万博で高齢者300名を支援|介護旅行が浮き彫りにした“外出の壁”とは

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2026年4月16日、株式会社ふるさぽーとは、同社の介護旅行サービス「ふるさぽーとトラベル」を通じて、2025年5月からの約半年間で延べ300名の高齢者の大阪・関西万博来場を支援した取り組みを公表しました。

今回の実績からは、高齢者の外出には「情報」「移動」「身体的負担」といった複数のハードルが存在することが示唆されています。外出機会の確保が健康や社会参加に影響する中、支援の在り方を考えさせる内容です。

外出を阻む“複合的なハードル”

同社によると、「行きたいけど、電車で行くのは大変」「会場が広くて歩けるか不安」「チケットや予約の仕組みが難しい」といった声が寄せられたとのことです。

これらは身体面・デジタル面・人的支援の不足が重なり、外出を断念する要因となっているようです。

大規模イベントではキャッシュレス決済や事前予約が前提となる場合も多く、デジタル対応のハードルが顕在化しています。また、付き添いの確保が難しいことも、家族のみでの外出を困難にしている背景といえます。

介護旅行が担う役割と支援内容

今回の支援では、自宅から会場までの送迎、車椅子対応、排泄・食事介助、予約手続き、会場内の付き添いなどを一体的に提供。工程をまとめて担うことで、外出の実現につなげたとされています。

利用者には「誰かのサポートがあれば行きたい」というニーズが多く、家族との外出や再来場につながるケースもあったとのことです。社会参加の機会を広げる役割も見られます。

編集部より

今回の取り組みは、高齢者の外出に複数のハードルがあることを具体的に示した点に意義があります。一方で、費用や対応エリアなどの制約により、誰もが利用できるわけではありません。

今後は民間サービスに加え、自治体や地域との連携による外出支援の仕組みづくりも求められます。外出を日常的な選択肢として実現できる環境整備が重要といえます。

参照元:プレスリリース

ススメちゃん右

執筆者紹介

介護の不安を「安心」に変える情報サイト 介護のススメ編集部
ケアマネジャーや社会福祉士など、介護現場の最前線を知る専門家チームが監修・執筆しています。40代から始まる親の介護や、仕事との両立、介護保険制度の複雑な仕組みを、どこよりも分かりやすく、正確に解説。介護に携わるすべての方の「今、知りたい」に寄り添った解決策をお届けします。

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