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東京都練馬区のグループホーム(認知症対応型共同生活介護)とは|公式ページに基づき料金や施設一覧などを解説

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グループホーム(認知症対応型共同生活介護)は、認知症の診断を受けた高齢者が1ユニット5〜9名の少人数で暮らしながら、介護スタッフの支援のもとで家庭に近い環境で日常生活を営む、介護保険制度上の地域密着型サービスです。

練馬区内のグループホームに入居するためには、「医師による認知症の診断」「要支援2または要介護1〜5の認定」「練馬区に住民票があること」の3要件をすべて満たすことが必要です。

1日あたりの自己負担額(1割負担・1ユニットの事業所)は要支援2で830円〜要介護5で936円で、これに家賃・食費・光熱水費・日用品費などの実費が上乗せされ、月額総額の目安は15万〜24万円程度となります。

本記事では、練馬区の公的資料にもとづき、グループホームの仕組みと提供されるケア、費用の内訳と負担軽減制度、入居の条件、施設を比較する際の着眼点、入居までの手順、そして相談窓口までを網羅的にまとめています。

目次

高齢者向けのグループホーム(認知症対応型共同生活介護)とは?

スタッフに見守られながら、利用者が笑顔で食事を楽しんでいる様子を表す画像

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)は、認知症のある方が住み慣れた練馬区内で穏やかに生活を続けるための”もう1つの自宅“として位置づけられる地域密着型サービスです。

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)の基本的な仕組み

1ユニットあたり最大9名の少人数制で運営される介護保険サービスです。入居者は介護スタッフの声かけや見守りのもと、炊事・洗濯・掃除などの家事を役割分担しながら、家庭に近い雰囲気のなかで暮らします。

すべての世話を職員が代行するのではなく、本人が「できること」を引き続き担ってもらう点が大きな特徴です。暮らしのなかで自然に身体を動かし、役割を持つことが認知機能の維持や自尊心の回復につながるとされています。

少人数の顔なじみの環境には、環境変化によるストレスが軽減されやすい、個々の生活リズムに応じた柔軟な対応が可能、職員の目が行き届きやすく安心感があるといった利点があります。

入居するための3つの条件

練馬区のグループホームに入居するには、以下の3つの要件をすべて満たすことが必要です。

1.練馬区に住民票があること

グループホームは地域密着型サービスに分類されるため、原則として練馬区に住民票がある方のみが利用対象です。石神井台、大泉学園、光が丘、桜台、豊玉北など、区内に長年住み続けている方がそのまま同じ生活圏でケアを受けられるよう設計されています。

本人の住民票が他の自治体にある場合、家族が練馬区在住であっても原則として申し込みは認められません。

2.医師による認知症の診断を受けていること

認知症ケアに特化した施設であるため、医師から認知症であるという診断を受けていることが入居の前提です。診断を通じて原因疾患や現在の症状の程度が明らかになり、スタッフは一人ひとりに適した支援方法を組み立てることが可能になります。

3.要支援2以上の介護認定を受けていること

介護保険制度における要支援2、または要介護1〜5のいずれかの認定が必要です。要支援1の方は認知症対応型共同生活介護の対象外となるため、原則として利用できません。認定を受けていない場合は、最寄りの地域包括支援センター(医療と介護の相談窓口)で申請の代行を依頼できます。

練馬区のグループホームで受けられるケア・サービス内容

グループホームは医療機関ではなく「生活の場」であり、入居者本人らしい暮らしのリズムを維持しながら、認知症の特性を踏まえた個別性の高い支援を受けられることが特徴です。

1.暮らしそのものをリハビリとする「生活リハビリ」

食事の支度、配膳、洗濯物たたみ、居室の整頓など、日常の家事に声かけや見守りを通じて無理のない範囲で関わることが、認知機能の維持や意欲の向上につながるとされています。

2.身体介護(食事・入浴・排せつ支援)

食事の介助や見守り、入浴時の安全確保、排せつの誘導・介助、着替えの支援などを個別の状態に応じて提供します。本人ができる動作は見守りに留め、過度な介助を避けることで残存能力を活かす姿勢が基本です。

3.医療機関との連携と健康管理

かかりつけ医や訪問診療・訪問看護との連携により、服薬管理・体調観察・通院支援などの健康管理体制を整えています。体調の急変時には医療機関への連絡と家族への報告を含む緊急対応フローにもとづき迅速に対応されます。

4.レクリエーションと地域交流

季節行事、体操、趣味活動、近隣の公園への散歩、地域住民やボランティアとの交流など、生活に楽しみと刺激をもたらす活動も重要な要素です。

5.ケアプランにもとづく個別支援

支援内容はケアマネジャーが作成するケアプランに沿い、身体機能・認知症の進行度・生活歴・本人と家族の希望を踏まえたオーダーメイドの対応が行われます。

有料老人ホームなど他の高齢者向け施設との違い

グループホームは「認知症対応型共同生活介護」として認知症のある方に特化した少人数制のサービスです。有料老人ホームや特別養護老人ホームなど、ほかの施設とはいくつかの点で性質が異なります

有料老人ホームとの違い

有料老人ホームは介護付き・住宅型・健康型などタイプが多様で、サービス内容や費用に幅がある民間運営の施設です。居室の広さや設備が充実している反面、入居一時金が数百万円に及ぶケースもあり、費用が高額になりやすい傾向があります。

グループホームは介護保険を軸に運営されるため費用体系がある程度統一されており、入居一時金が不要もしくは少額の施設が多い点が特徴です。費用を抑えつつ認知症ケアを重視したい場合はグループホーム、居住空間の快適性や設備を優先する場合は有料老人ホームが向いています。

特別養護老人ホーム(特養)との違い

特別養護老人ホームは要介護3以上の高齢者を主な対象とした公的施設で、認知症の有無にかかわらず受け入れを実施。数十名から100名を超える規模の施設も多く、重度の介護や医療ニーズが高い方の長期入所に適しています。

費用面では特養のほうが抑えられる傾向にある一方、待機者が多く入所までに長い期間を要するケースも少なくありません。

グループホームは認知症ケアに特化し、少人数環境できめ細かな個別対応を受けられるのが強みです。「まだ比較的軽度の段階から認知症の専門ケアを受けたい」という方に適した選択肢といえます。

東京都練馬区のグループホーム一覧情報

解説キャラクターのススメちゃんが施設情報を案内する画像

練馬内には、39か所のグループホームがあることをご存知でしょうか。以下では、区内のグループホーム情報を一部ご紹介します。(2026年2月時点の情報です)

大泉学園高齢者グループホームまささんの家

所在地東京都練馬区大泉学園町2丁目20番22号
電話番号03-5933-3317

ヒューマンライフケア大泉学園グループホーム

所在地東京都練馬区大泉学園町3丁目5番28号
電話番号03-3923-7100

優っくりグループホーム石神井台沼辺

所在地東京都練馬区石神井台2丁目7番5号
電話番号03-5923-7100

愛の家グループホーム練馬早宮

所在地東京都練馬区早宮4丁目14番7号
電話番号03-5999-5221

せらび光が丘

所在地東京都練馬区土支田3丁目1番22号
電話番号03-5935-9718

ハイムガーデン南大泉

所在地東京都練馬区南大泉2丁目1番46号
電話番号03-5933-3612

花物語ねりま

所在地東京都練馬区豊玉北5丁目11番4号
電話番号03-6915-8704

SOMPOケアそんぽの家GH桜台

所在地東京都練馬区桜台2丁目29番11号
電話番号03-5912-6751

愛の家グループホーム練馬西大泉

所在地東京都練馬区西大泉2丁目17番20号
電話番号03-5947-5270

ヒューマンライフケア中村橋グループホーム

所在地東京都練馬区貫井5丁目10番14号
電話番号03-5971-2025

その他のグループホームについては、練馬区公式サイトにてご確認ください。

費用の目安|練馬区のグループホーム利用料金と負担軽減制度

練馬区は介護保険の地域区分が1級地(上乗せ割合20%)に該当し、グループホーム(認知症対応型共同生活介護)の人件費割合は45%です。これにより、練馬区における1単位あたりの単価は10.90円となります。

月額費用の目安(介護保険自己負担分)

介護保険サービス費の1日あたりの自己負担(1割)の目安は以下のとおりです(1ユニットの事業所の場合/令和6年4月改定後)。

介護度1日あたりの自己負担額(1割負担)
要支援2830円
要介護1834円
要介護2873円
要介護3898円
要介護4917円
要介護5936円

※2ユニット以上の事業所では単位数が異なるため、上記より若干低い金額となります。
※所得に応じて負担割合は1割〜3割に変動します。
※夜間ケア加算やサービス提供体制強化加算など、施設の体制に応じた加算が上乗せされる場合があります。

実費負担(家賃・食費・日用品費)

上記の介護保険サービス費に加え、家賃・食材費・光熱水費・日常生活費(おむつ代、理美容代、レクリエーション費等)が毎月かかります。これらは介護保険の対象外であり、各施設が独自に設定。練馬区内では、サービス費と実費を合わせた月額総額が15万〜24万円程度となるケースが多く見られます。

初期費用

多くのグループホームでは、有料老人ホームのような高額な入居一時金は不要です。退去時の原状回復費用に充てる「預かり金(保証金)」として数万〜数十万円程度の設定にとどまる施設が多くみられます。

高額介護サービス費制度

1か月の介護保険自己負担額が所得区分ごとの上限を超えた場合、超過分が払い戻しされる制度です。

所得区分月額上限
住民税課税世帯(一般)44,400円
住民税非課税世帯24,600円
生活保護受給者等15,000円

※上記は代表的な区分です。年収や世帯構成によって細かく区分が異なるため、詳細は練馬区介護保険課(03-3993-1111)へお問い合わせください。

高額医療・高額介護合算制度

医療保険と介護保険の自己負担額を年間で合算し、限度額を超えた分が払い戻される制度です。通院頻度が高い方や慢性疾患のある方にとって、家計の負担を緩和する有効な仕組みです。

グループホームには適用されない制度

介護保険施設(特養など)で利用できる食費・居住費の軽減制度(負担限度額認定=補足給付)は、グループホームでは適用対象外です。実費はすべて自己負担となる前提で費用計画を立ててください。

施設選びのチェックポイント|練馬区ならではの視点

解説キャラクターのススメちゃんがポイントを紹介する画像

練馬区は東京23区のなかでも面積が広く、石神井、大泉、光が丘、練馬駅周辺など生活圏が多様です。地域密着型サービスの特性を活かし、入居後も「地域の一員として暮らし続けられる」環境を選ぶことが大切になります。

家族が無理なく通えるエリアから検討する

大泉学園、石神井台、田柄、南大泉など、家族の自宅や最寄り駅から通いやすい圏内で候補を探すのが現実的です。家族の面会頻度が高いほど入居者の精神的な安定につながり、施設スタッフとの情報共有もスムーズになります。

医療連携体制を確認する

持病がある方は、訪問看護ステーションとの契約の有無や、協力医療機関との連携体制を確認しましょう。夜間の急変時の対応マニュアルが整備されているか、「看取り」に対応しているかどうかも、施設によって方針が異なります。

食事・レクリエーションの内容を具体的に聞く

提供される食事の栄養バランスや個別対応(きざみ食・アレルギー対応など)、日中のレクリエーションの種類と頻度は、見学時に必ず確認したいポイントです。手先を使う作業や歌、近隣への買い物など生活に密着した活動がある施設は、入居者の表情にも活気が感じられます。

入居までの手順|相談から契約までの流れ

練馬区でグループホームへの入居を進めるには、相談・見学・申し込みの3つのステップを踏むのが一般的な流れです。自分たちだけで探すのは負担が大きいため、専門職の力を借りながら効率よく進めましょう。

ステップ1:地域包括支援センターへ相談

練馬区には地域包括支援センター(医療と介護の相談窓口)が区内27か所に設置されています。豊玉、練馬、桜台、中村橋、北町、田柄、光が丘、石神井、大泉、関町など各エリアに配置されており、保健師・社会福祉士・主任ケアマネジャーなどの専門職が常駐しています。

最新の空室状況や各施設の特徴について無料で相談でき、要介護認定の申請代行も依頼できます。

ステップ2:複数施設の見学・比較

気になる施設には必ず予約のうえ見学を行い、入居者の表情、スタッフの対応、施設内の清潔さ、食事の雰囲気などを自分の目で確認してください。

「夜間の職員配置」「レクリエーションの頻度」「医療連携の具体策」など、気になる点は積極的に質問しましょう。可能であれば本人と一緒に訪問し、本人がその場所に安心感を覚えるかどうかの反応を確かめることも大切です。

ステップ3:申し込み・契約

施設を決定したら、申し込み手続きに入ります。入居判定会議を経て受け入れが可能と判断された場合に契約へ進みます。人気の施設や駅近のエリアでは待機が発生する場合もあるため、複数施設に並行して申し込むのが現実的です。

グループホームを探している方から寄せられるよくある質問

グループホーム探しの過程で多くの方が抱く疑問について、練馬区の制度に照らして要点を整理しました。

看護師は常駐しているか

多くのグループホームでは看護師の常駐は義務付けられておらず、介護スタッフによる生活支援が中心です。

ただし、提携する訪問看護ステーションや協力医療機関との連携により、24時間の相談体制を確保している施設がほとんどです。医療的ケア(たんの吸引、胃ろう管理など)の必要度が高い場合は、対応可能な範囲を事前に施設へ直接確認してください。

入居待ちの期間はどのくらいか

石神井や大泉学園、光が丘など人気のエリアでは数か月〜1年以上の待機が生じることもあります。待機期間を短縮するためには、1つの施設に絞らず複数の候補に登録しておくことが有効です。

入居の優先順位は申込順だけでなく、介護の緊急度や在宅生活の限界度なども総合的に考慮されます。

生活保護を受給していても入居できるか

生活保護受給中の方でも利用は可能ですが、施設の家賃が住宅扶助の上限額以内であること、食費や共益費を生活扶助の範囲で賄えることが条件となります。まずは担当ケースワーカーに相談のうえ、地域包括支援センターで条件に合う施設を紹介してもらうのが最もスムーズな流れです。

まとめ|練馬区で安心のグループホームを見つけるために

テラスで外の景色を眺めながら交流する利用者とスタッフの様子を表す画像

練馬区でグループホームを探す第一歩は、最寄りの地域包括支援センター(医療と介護の相談窓口)への相談です。

区内27か所に設置された窓口では、要介護認定の申請代行から空室情報の提供、施設ごとの特色の紹介まで、一貫したサポートを無料で受けられます。公式のサービスガイドや見学を活用し、本人に合った環境をじっくり見極めてください。

参照元:厚生労働省 認知症対応型共同生活介護(認知症グループホーム)令和6年度介護報酬改定における改定事項について7. 認知症高齢者グループホーム(認知症対応型共同生活介護、東京都福祉局 介護保険制度パンフレット、練馬区 すぐわかる介護保険認知症対応型共同生活介護 サービスガイド

「介護のススメ」公式キャラクター・ススメちゃんによるグループホーム検索案内イラスト。
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