介護現場では、ケアプランやサービス提供票などの情報共有に多くの事務作業が発生しています。
特に居宅介護支援事業所と介護サービス事業所の間では、紙やFAXを使ったやり取りが続いているケースも見られ、事務作業の負担が大きくなりがちです。
こうした状況を受け、新宿区では「ケアプランデータ連携システム導入支援事業」を実施しています。
区内の介護保険サービス事業所を対象に、システム導入から活用までの伴走支援を実施し、介護現場の生産性向上や労働環境改善、人材確保・定着、介護サービスの質向上につなげることが目的です。
その一環として、令和8年6月と7月に「ケアプランデータ連携システム導入支援事業 地区別説明会」が開催されます。
「パソコンの操作が苦手」「初期設定が難しそう」「費用はどれくらいかかるのか分からない」といった不安を解消できる内容となっており、システム導入を検討している事業所にとって参加しやすい説明会です。
目次
この記事でわかること
- 新宿区が開催するケアプランデータ連携システム導入支援事業の地区別説明会の日程・会場・申込方法
- ケアプランデータ連携システムの概要と導入によるメリット
- 説明会で実施されるワークショップ・情報交換の内容
ケアプランデータ連携システムとは?
ケアプランデータ連携システムは、居宅介護支援事業所と居宅サービス事業所をデータでつなぐ仕組みです。
これまでFAXや紙で行われることの多かった情報共有をデータ化することで、転記作業や送受信業務の削減につながり、事務負担軽減や業務効率化が期待されています。
このシステムは、(公社)国民健康保険中央会が運営しているシステムです。 なお、厚生労働省の社会保障審議会介護保険部会でも取り上げられており、今後、介護情報基盤への統合が予定されています。
詳細は、「ケアプランデータ連携システムについて」のページをご確認ください。
地区別説明会の概要
説明会の概要は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 第1回 | 令和8年6月22日(月)14:00~16:00(開場13:45) |
| 第2回 | 令和8年7月17日(金)18:00~20:00(開場17:45) |
| 対象 | 区内の居宅介護支援事業所、介護サービス事業所 |
| 参加費 | 無料 |
| 開催形式 | 会場参加のみ |
| 内容 | 事業概要説明、個別相談支援の申込方法案内、ケアプランデータ連携システムの基本操作・活用事例紹介、ワークショップ・情報交換 |
| 会場(第1回) | 戸塚地域センター(新宿区高田馬場2丁目18番1号) |
| 会場(第2回) | 牛込箪笥地域センター(新宿区箪笥町15番地) |
| 定員 | 先着順(100事業所まで) |
なお、両日とも説明内容は同じです。
ワークショップで導入の悩みや疑問を共有
今回の説明会では、システムの概要や基本操作の説明に加え、参加者同士が情報交換できるワークショップも予定されています。
ワークショップでは、次のようなテーマについて意見交換が行われます。
- システム導入への不安や疑問
- 導入時の課題や対応方法
- システム導入後の連携先開拓
- 地域内のネットワークづくり
「他の事業所はどのように導入しているのか知りたい」「連携先をどう増やせばよいのか分からない」といった悩みを持つ事業所にとって、実践的な情報を得られる機会となりそうです。
申し込み方法
参加申し込みは、チラシ掲載の二次元コード、または申し込みフォームから受け付けています。
- チラシ:地区別説明会チラシ
- 申し込みフォーム:地区別説明会お申し込み
申込期限は、第1回が6月19日(金)13:00、第2回が7月15日(水)13:00です。
参加を検討している場合は、早めの申し込みをおすすめします。
問い合わせ先
説明会に関する問い合わせ先は以下のとおりです。
【受託事業者】株式会社善光総合研究所
- 担当:鳥丸(とりまる)
- TEL:090-1904-0675(平日9:30〜17:30)
介護DXを進める第一歩として注目
今回の地区別説明会では、システムの説明だけでなく、参加者同士が情報交換できるワークショップも予定されています。
システム導入への不安や課題を共有しながら、地域の事業所とのつながりを深められる点も特徴です。ケアプランデータ連携システムの活用を通じて、より円滑な事業所間連携を目指すきっかけになりそうです。
参照元:新宿区 【事業所向け】ケアプランデータ連携システム導入支援事業 地区別説明会について、ケアプランデータ連携システムについて、地区別説明会チラシ

「福祉現場の架け橋」として、20年の経験から心に寄り添うヒントを。
介護福祉士および保育士として、高齢者介護から障がい福祉、保育まで、世代を問わず20年以上福祉の最前線に携わる。現場での豊富な実践経験を活かし、単なる制度解説に留まらない「介護する側・受ける側」双方の気持ちに寄り添った発信が持ち味。複雑な介護保険制度も、家族の視点に立って分かりやすく紐解きます。
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