東京都武蔵野市では、75歳以上のひとり暮らし高齢者を対象に、「デジタル技術を活用した高齢者見守り事業」を実施しています。
通信機能付きLED電球「ハローライト」を活用し、日常生活の状況を緩やかに見守るサービスで、設置から12カ月間は無料で利用できます。
目次
この記事でわかること
- 武蔵野市の「高齢者見守りライト事業」の仕組みと、LED電球を活用した見守りサービスの内容
- 対象者の条件(75歳以上・ひとり暮らし・非課税世帯等)と12カ月間無料の利用料
- 申し込み方法(電子申請・申請書提出)と利用時の注意点
LED電球を活用した見守りサービス
本事業は、ヤマト運輸株式会社が提供する「クロネコ見守りサービス ハローライト訪問プラン」を活用した見守りサービスです。
自宅のトイレや廊下、洗面所など毎日利用する場所の電球を「ハローライト」に交換するだけで利用でき、Wi-Fi工事や通信機器の設置は不要です。
ライトの点灯または消灯の動きが24時間確認できない場合、あらかじめ登録した家族など(最大4人)へメールで通知されます。
家族がすぐに確認できない場合には、依頼に応じて委託事業者のスタッフが屋外からインターホンや呼びかけによる状況確認を行います。
対象者と利用方法
対象となるのは、武蔵野市在住の75歳以上でひとり暮らし(ひとり暮らし相当を含む)の方で、市民税非課税世帯または生活保護世帯に属する方です。
利用料は設置月から12カ月間無料で、13カ月目以降も継続を希望する場合は、委託事業者との直接契約により月額1,738円(税込み・令和8年4月現在)の自己負担で利用できます。
申し込みは電子申請または申請書の提出で受け付けており、家族からの申し込みも可能です。
問い合わせ先
武蔵野市 高齢者支援課(0422-60-1846)
利用時の注意点
本サービスは、26口径の口金電球を設置できる場所に「ハローライト」を取り付けて利用します。
Wi-Fi工事やコンセント、通信機器の設置は不要ですが、設置場所の通信状況によっては利用できない場合があります。また、ご利用者の身体・生命の安全を保証するものではありません。
代理訪問は、インターホンや呼びかけなど家の外から状況確認を行うもので、住宅内に入って安否確認を行うものではない点にも注意が必要です。
高齢者の安心な暮らしを支える取り組み
ひとり暮らし高齢者の増加に伴い、日常生活を見守る仕組みの重要性は高まっています。
「デジタル技術を活用した高齢者見守り事業」は、普段使う照明を利用して異変を知らせるため、利用者の負担が少なく導入しやすいことが特徴です。
地域や家族による見守りを補完する仕組みとして、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるための支援策として期待されています。
参照元:武蔵野市 高齢者見守りライト(デジタル技術を活用した高齢者見守り事業)

執筆者紹介
介護現場の「伴走者」。豊富な相談実績から、最適な選択肢を提案します。
介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)での相談援助職を経て、現在は多角的な視点から介護支援を行う。社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャーの3つの資格を保持し、制度の裏側から現場のリアルまでを熟知。これまで数多くの家族の悩みに向き合ってきた経験から、読者の「今、どうすればいい?」に対する的確な解決策を提示します。
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