高齢化が進む中、家族による介護を担う方の負担や孤立が社会的な課題となっています。介護は長期間にわたることも多く、悩みや不安を1人で抱え込んでしまうケースも少なくありません。
こうした中、足立区では「あだち1万人の介護者家族会」が活動を続けています。同会は、介護経験者や要介護者の家族などが中心となり、介護者同士の交流や情報共有、学習活動を行っている区民活動組織です。
本記事では、あだち1万人の介護者家族会の活動内容や会員募集、第25回総会・講演会の開催情報についてご紹介します。
目次
この記事でわかること
- あだち1万人の介護者家族会の設立目的や活動内容(総会・講演会、お楽しみ会、家族会新聞の発行など)
- 令和8年7月3日開催の第25回総会・講演会の詳細(テーマ「介護者の防災」、申込方法、参加費無料など)
- 介護者同士が悩みや経験を共有し支え合える場としての同会の役割と、会員登録の案内
あだち1万人の介護者家族会とは
あだち1万人の介護者家族会は、「だれもが良い介護を受けられること」を目標として、平成13年5月に設立された区民活動組織です。
介護経験者や要介護者とその家族が中心となって活動しており、介護に関する悩みや経験を共有しながら、互いに支え合う場として運営されています。
介護者家族の交流や学びを支える活動を実施
あだち1万人の介護者家族会では、介護者同士の交流や情報交換、学習活動に取り組んでいます。
主な活動内容は以下のとおりです。
| 活動内容 | 概要 |
|---|---|
| 総会・講演会 | 介護や福祉、防災などに関する学習機会を提供 |
| お楽しみ会 | 会員同士の交流や親睦を深めるイベント |
| 家族会新聞の発行(年3回) | 介護・福祉に関する情報や活動報告を掲載 |
あだち1万人の介護者家族会では、介護者同士の交流や情報交換、学習活動に取り組んでいます。介護の悩みを抱えている方の相談相手となることも活動の趣旨の1つです。
「第25回あだち1万人の介護者家族会総会・講演会」を開催
あだち1万人の介護者家族会では、第25回総会・講演会を開催します。
今回の講演会では、「介護者の防災について一緒に考える」をテーマに、災害時に介護が必要な方を支えるための備えや対応について学ぶことができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日時 | 令和8年7月3日(金)13時30分~16時00分(開場13時00分) |
| 会場 | 足立区役所 別館3階301会議室(足立区梅島2-2-2) |
| テーマ | 介護者の防災について一緒に考える |
| 講師 | 足立区介護サービス事業者連絡協議会 災害対策委員長 岩田有佳乃氏 ※岩田氏は、DWAT(災害派遣福祉チーム)の一員として令和6年能登半島地震の被災地支援に従事した経験を持ち、現在は地域包括支援センターあだちのセンター長を務めています。 |
| 定員 | 40名 |
| 申込方法 | 電話、FAX、メール、WEB申込(令和8年5月26日から受付開始・事前申込制・先着順) |
| 参加費 | 無料 |
| 対象 | どなたでも参加可能 |
近年は地震や風水害などの自然災害が全国各地で発生しており、高齢者や要介護者を支える家庭では、平時からの防災意識が重要です。
介護が必要な方と避難する際の備えや地域との連携など、介護者ならではの視点で防災について学べる貴重な機会となるでしょう。
なお、開催概要や申し込み方法の詳細については、「あだち1万人の介護者家族会総会・講演会チラシ」もご確認ください。
介護者同士のつながりが安心につながる
介護は身体的・精神的な負担が大きく、長期間にわたることも少なくありません。そのため、悩みや不安を相談できる相手や、経験を共有できる仲間の存在は大きな支えになります。
あだち1万人の介護者家族会は、介護者同士の交流や学びを通じて、地域で支え合う環境づくりに取り組んでいます。
介護について相談できる場を探している方や、同じ立場の人と交流したい方は、総会・講演会への参加や会員登録を検討してみてはいかがでしょうか。なお、会費は無料です。
参照元:足立区 あだち1万人の介護者家族会、あだち1万人の介護者家族会総会・講演会チラシ

執筆者紹介
「福祉現場の架け橋」として、20年の経験から心に寄り添うヒントを。
介護福祉士および保育士として、高齢者介護から障がい福祉、保育まで、世代を問わず20年以上福祉の最前線に携わる。現場での豊富な実践経験を活かし、単なる制度解説に留まらない「介護する側・受ける側」双方の気持ちに寄り添った発信が持ち味。複雑な介護保険制度も、家族の視点に立って分かりやすく紐解きます。
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