2025年5月2日、株式会社ヤマシタは4月4日、韓国企業SAM JUNG HUMAN SERVER,LTDの子会社「株式会社山下三井」の株式を取得し、韓国での介護用品卸販売事業を開始すると発表しました。世界の高齢化が急速に進む中、日本で蓄積された介護分野のノウハウと高品質な用品の海外展開は、アジア全体の高齢者福祉向上に大きく貢献するでしょう。
海外展開によるビジネス価値と社会貢献の両立

ヤマシタは1986年の創業以来、日本国内で介護用品レンタルサービスを展開してきた企業です。日本の介護保険制度のもとで培われた高品質な介護サービスと用品は、急速に高齢化が進むアジア諸国から注目を集めています。特に韓国では、2045年に日本を抜いてアジアで最も高齢化率が高くなると予測されており、介護用品レンタル市場の拡大が見込まれています。
韓国市場では介護用品の品質に課題があるとの声が多く、両社が実施した調査では、ユーザーから機能面やクオリティの向上が求められていることが判明しました。この需要に応えるため、「株式会社山下三井」は、現地レンタル事業者向けに日本を含む海外製の高品質介護用品の卸販売を実施。また、事業が軌道に乗った後は、レンタル事業や介護教育事業への参入も視野に入れています。
このように、日本企業が持つ専門知識と技術を海外に輸出することは、新たな市場開拓と国際的なプレゼンス確立にもつながる重要な一歩と言えるでしょう。
日本の介護技術が紡ぐアジアの福祉未来図
この取り組みは単なるビジネス拡大にとどまらず、ヤマシタが掲げる「高齢化するアジアの未来を支える」というビジョンの具現化です。今後、アジア地域における介護産業の発展を加速させる可能性を秘めていると言えるでしょう。
参照元:プレスリリース





