2026年3月12日、老人ホーム検索サイト「LIFULL 介護」を運営するLIFULL seniorは、親世代と子世代を対象にした「同居介護に関する意識調査」の結果を公表しました。調査では、介護を理由とした同居について「したくない」と考える人が子世代で約6割、親世代では約8割となったとされています。家族による介護の負担や、仕事・育児との両立の難しさなどが背景にあるようです。
親世代は「子に負担をかけたくない」

同社の調査では、介護のための同居について「同居したくない」「できれば同居したくない」と回答した割合は、親世代で約8割、子世代では約6割となりました。特に親世代のほうが同居に否定的な傾向が強い結果となっています。


同居を望まない理由として、親世代では「子に介護の負担をかけたくない」が84.1%で最多でした。一方、子世代では「介護によるストレスが増えそう」が52.8%で最も多く、「仕事や育児と介護の両立ができない」も37.8%にのぼりました。共働き世帯の増加や、子育てと介護を同時に担う「ダブルケア」の問題など、生活環境の変化も影響しているといえるでしょう。
編集部より
同居による介護は、家族が近くにいることで安心感がある一方、介護や家事の負担が家族に集中しやすい側面もあります。特に、働きながら介護を担う「ワーキングケアラー」の問題は、近年社会的な課題として指摘されています。
今回の調査では、同居による介護について親世代・子世代ともに慎重な姿勢が見られました。同居か別居かという二択に限らず、介護サービスの活用や施設入居なども含め、家族の生活を守りながら続けられる介護の形を検討する視点も重要といえるでしょう。
参照元:プレスリリース





